「現代のベートーベン」と評されていた両耳の聞こえない作曲家・佐村河内守(さむらごうち・まもる
50才)氏ですが、長年、彼のゴーストライターをつとめていたとされる桐朋学園大非常勤講師・新垣隆
(にいがきたかし 43才)氏が記者会見で「耳が聞こえないという感じはしない」と明言
したことから、”詐病”疑惑が浮上しています。
画像:【佐村河内守】
http://www.daily.co.jp/gossip/2014/02/05/p1_0006687539.shtml
6日に行われた新垣氏による記者会見。
画像:【新垣隆】
http://news.livedoor.com/article/image_detail/8510459/?img_id=6015089
新垣氏はマスコミとの質疑応答の中、
「耳に関しては、私の認識では、初めて彼と会ったときから今まで、特に耳が聞こえないということを感じたことは一度もありません」
――ということは、通常通り会話が出来たということか
「ありました」
――佐村河内さんの障害者手帳を見たことはありますか?
一度だけ見たことがあります。それは彼が世間に「自分は耳が聞こえないんだ」というスタンスを取った直後です。
――佐村河内さんがどこまで作曲に関わっていたのかを教えてください
ピアノの鎮魂曲の場合ですと、まず私がいくつかの音のモチーフを・・音楽の断片のような物をいくつか提示し、それを譜面に書き録音して、彼が聞き、その中から彼がいくつか選んだものを、私が作曲するというプロセスでした。
――そうすると譜面上でのやり取りではなく、音を聞いたやりとりだったと?
はい。
――音楽を聴きながらやり取りをできるということは、耳が聞こえるということでいいんでしょうか?
私は彼と普通のやり取りができるということです。
――障害者ではないと?
それは違うんではないかと思います。
――なぜそうしてるのかというのは本人から説明はなかったんでしょうか?
雑誌の中で触れてあったと思います。最初は私に対しても「耳が悪い状況である」ということを示していたのですけど、でもやりとりしているうちに、段々戻ってきて、最後はそれもなくなりました。
――隠そうとしていた理由は?
耳が聞こえないんだということを示すための行為だったと思います。
――そういうふうにすることで売れるんだというそぶりは?
これからは「そういう形で」ということを聞いたことがあります。それは、芸能音楽が発表されたあとであります。
と回答し、”佐村河内氏の耳が聞こえない”ということについて、疑いを持っていると告白しました。
そんな中、佐村河内氏の代理人をつとめる折本和司弁護士は
「耳が聞こえないのは本当だろうと思っています」
「聴覚障害2級の障害者手帳も確認しています。彼の場合は唇の動きがひじょうにゆっくりしているので、彼との間での会話は、手話なんか使わなくても成り立つ」
と真っ向から反論。
この騒動に耳鼻咽喉科のある開業医は匿名で次のように語っています。
「全ろう(※ 両耳の聴力レベルがそれぞれ100dB以上)の疑いがあるということなら、普通の医療機関であれば聴性脳幹反応検査(ABR)など、自己申告に拠らないで聴力の不具合を見極められる検査をすることになるはず」ただ、交通事故などの損害賠償や保険金詐欺、有利な労災認定などを目的として怪我や病気を装う人は今も変わらずおり、一方で、これに“手を貸す”医師がいるのも事実です……。
あくまでも仮定の話ですが、今回の佐村河内氏のケースでも、ABRで多少の反応が出たとしても、頑なに『聞こえません』と言い続ければ、医師の側が勝手に慮って患者の意向に沿った診断書を書く可能性もあるのではないか。彼の場合、10代で聞こえづらくなり、35才で全ろうと認定されており、このように段階的に進行しているのであれば、医師の立場からは診断を下しやすいということもあるはず」(引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/8515033/)
作曲がウソだったことで、”詐病”も疑われている佐村河内守氏。
信用のおける医療機関での診断書を提出したほうがよいかもしれません。