「東京都知事選」投票結果が発表され、元厚生労働相で無所属の舛添要一(ますぞえ

よういち 65才)が当選しました。

画像:【舛添要一】
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http://news.livedoor.com/article/image_detail/8520392/?img_id=6033644

9日に投開票が行われた東京都知事選。

10日、同選挙の最終結果が発表されました。

当選者は元厚生労働相の舛添要一氏で得票率は43%。

主な候補者の投票結果は次の通りです。

(候補者 得票数)
舛添要一 2,112,979
宇都宮けんじ 982,594
細川護熙 956,063
田母神としお 610,865
家入かずま 88,936
マック赤坂 15,070
(以下略)

当選確実となった9日の夜、舛添氏は東京・西新宿の事務所で記者会見を開き、支援者の拍手の中、

「ありがとう、皆さんのおかげです。心から感謝します」
「東京を世界一の街にする。福祉、防災、経済、2020年の東京五輪・パラリンピックを成功させる。これを着実にやっていきたい。世界中から来た人々からこの街はすばらしい、こんなおもてなしがあるなど、あらゆる面で東京の魅力を全力で発信したい」

福祉に関して

「ゆりかごから墓場まで、出産、介護、年金などすべてにおいて、大臣経験を生かしながら前に進みたい」

エネルギーに関して

「原発に依存する体制を少しずつ減らしていくのは重要だが、東京は電力の最大の消費地であり、供給地のことも考えないといけない。国全体との調整も必要だ。都民にできることは自らの手でエネルギーをつくり出すこと。現在の東京は自然エネルギーによる発電がわずか6%。これを20%にあげたい」

と語っています。

舛添氏の当選の要因として、厚生労働相の経験、バランス感覚、消去法、自民党などが挙げられています。

舛添要一

東京大学法学部卒。
政治学者として東京大学教養学部助教授などをつとめた後、同大の体質を批判し、退官。
フリーとなった後は討論番組などにも頻繁に出演し、タレントのような知名度と人気に。

1999年には都知事選に無所属で立候補し、約84万票を獲得するも石原慎太郎元都知事の前に敗れました。

2001年7月、自民党から第19回参議院議員通常選挙に比例区から立候補し、約158万票を獲得し、トップ当選。
その後、参議院議員を2期、第8代~10代の厚生労働大臣、新党改革代表などを歴任しました。

現在、舛添政治経済研究所所長。

動画:【舛添要一氏、当選確実で会見】

女性スキャンダルなども報じられていましたが、総合的な政治力で舛添要一氏が当選を果たしました。

手腕に期待したいところです。