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晶葉「出来たぞP、女子がメロメロになるスイッチだ!」モバP「?」


恒一「いないものになってから逆セクハラが凄い」
P「どうやら響に嫌われたみたいなんだが……」
一夏「性欲を持て余す」




2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:51:46.18 ID:No5Gc9kY0




P「出来たって……俺、そんなもの頼んでいたっけか?」



晶葉「いいや、私が勝手に作っていた」



P「よ、よかった……俺が正気を失って、晶葉にヘンな注文を付けていたのかと」



晶葉「ともかく、これを使えば女子がメロメロでPはモテモテだ。スカウトの成功率も急上昇だろうな」



P「スカウトの相手には、俺じゃなくて仕事自体に興味を持ってもらいたいんだがな。まあ、成功率があがるならモテるに越したことはない、かな?」



晶葉「なんだなんだ、案外消極的だな……百以上もアイドルをプロデュースしている男の言葉とは思えん」



P「……で、いつも通り、俺が発明のテストしてくるってことでいいのか?」



晶葉「ああ、くれぐれも悪用するんじゃないぞ」



P「悪用って……まあ、いくらでも悪用できそうな代物ではあるが」



晶葉「ああ、気にするな。お約束みたいなものだから」



P「お約束なら仕方ないか……じゃあ、ありがたく」








4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:54:54.32 ID:No5Gc9kY0




P「とりあえず事務所の人間でテストしてみろって言ってたな……じゃあ、最初に来た人に試してみよう」



P「スイッチ、ねぇ……さて、どうなることやら」



――ガチャッ



泉「おはようございます――あ、あれっ、P、いたんだー」



P「おはよう。学校帰りか。アイドルに学業に、大変だな」



泉「ふふっ、Pよりはずっと忙しくないと思うけれど」



P(泉か…普段はメロメロなんて言葉から縁遠いよな。ニューウェーブのまとめ役で、一歩引いたような立場を自分に課している)



泉「それに同じ立場のアイドルも多いし、負けてなんかいられない……Pも、支えてくれてるしね」モジモジ



P(んー、イチャイチャしてくれるというのは嬉しいんだが、何かこう……全部晶葉の思い通りというのも)



泉「P? どうしたの? 難しい顔して」ソワソワ



P「いや、なんでもない」



泉「そう……Pもコーヒー、飲む?」ソワソワ



P「ありがとう、もらうよ」








5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:57:04.07 ID:No5Gc9kY0




注釈 泉は「○○P」呼びが公式かとは思われますが、都合により「P」としています。

ご了承ください








6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 22:59:07.18 ID:No5Gc9kY0




P(さて、どうしたものか……)



P(……)ティン







――もしもし? ああ、休みの日に申し訳ないが……









ごそごそ



泉「お茶うけは……うーん、冷蔵庫の中、もう少し整理しないと……また桃が入ってるし。さくらったら」



泉(晶葉、ちゃんと実験の話、してくれたのかしら? そろそろPさんが切り出してくれていいんだけれど。いつまでも居座る訳にはいかないし……)



泉「私だけ抜け駆けしたって、怒られるよね」



泉(さくら……亜子、ごめん。いつも三人一緒って思ってたけど、でも……)



泉「でもそれだけじゃ、Coのみんなには勝てない……」グッ








7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 23:03:24.64 ID:No5Gc9kY0




かちゃかちゃ……



泉「お待たせ、P。お菓子は羊羹でいい?」



P「ああ。ありがとう、泉」



泉(Pさんはいつもどおりだけれど、私の方は……落ち着け、私……クールになるのよ)ソワソワ



P(やっぱり泉は嫁力高いなあ)



P「ところで泉、ちょっとお願いがあるんだけど」



泉「どど、どうしたの?」ファサッ



泉(……来たっ!)



P「実は晶葉に、新しい発明のテストを頼まれていてさ。泉にも協力してほしいんだが」



泉「え? ほ、ほんとー? あ、わ、私が関わったやつかしら? プログラムで、晶葉に意見を聞かれたのがいくつかあったのよね。完成したんだー、へー」ドキドキ



P「で、その発明がこのスイッチだ」スッ



泉「こ、これが、完成品……」



泉(ふふ……これで私は、『スイッチのせいで』Pさんにメロメロになっちゃって、事務所という場所にも拘らずPさんにすりすりできるんだ……スイッチのせいで!!)



泉(スイッチの!!)



泉(おかげで!!)








8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 23:07:25.41 ID:No5Gc9kY0




泉「ふーん、そ、それで、これを押すと?」ファサッ



P「これを押すとだな……」



泉「うん」ソワソワ





P「押した人がワンちゃんになってしまう」





泉「ふーん、メロメロになる……え? え?」



泉「…………」



泉「え?」



泉(あれ? 晶葉との打ち合わせじゃ、『メロメロ』という設定のスイッチだったはず……晶葉、もしかして間違えた?!)



P「晶葉いわく、『犬』じゃなくて『ワンちゃん』というのがポイントらしい」



泉「そこ大事なんだ……」



P「で――どうだ? テストに付き合ってくれるか?」



泉「え、えと、その……」








11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 23:10:34.22 ID:No5Gc9kY0




泉(どうしよう……Pさんに仕掛けるいちゃいちゃパターンは指数関数的に増大して数えるのをやめたけれども、ワンちゃんなんて……想像もしていなかった)



???(まさにわんだふる……ふふっ)



泉(誰だ今の)





P「乗り気じゃないならやめとこう。『ワンちゃん』なんて勇気がいるし、そうそうなれるものじゃないしな」



泉「…………」



泉(そうそうなれない……つまり、みんなと差をつけるチャンス!!)



泉「ま、待って……P、実験なら、私、やるわ!!」



P「……本当にいいのか?」



泉「あっ、う、うん……わ、ワンちゃんなんて発明に使われるとは想定していなかったから、ビックリはしてる……」



泉(メロメロでお願いしてたからね)








12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 23:12:24.38 ID:OIaURnIX0




幸子かわいいよ幸子









13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 23:14:41.43 ID:No5Gc9kY0




泉「でも、やっぱり結果を見るまでが、責任かなって……その」モジモジ



P「ありがとう、さすが泉だな。それじゃ、はい」



泉「…………」ゴクリ



泉(さくら、亜子……ごめん!! 私、先に行くね!!)ポチー



ーーーーーーービビビッ







泉(……)



泉(気持ちに変化は――ない。当り前よね)



泉(『晶葉が作ったなら何が起きても仕方ない』っていう口実があればいいと思って、スイッチの中身はすっからかんのはずだし)



泉(……つまり)



泉(シラフでワンちゃん……しなきゃいけないんだね?)








14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 23:18:42.42 ID:No5Gc9kY0




P「さて……どうだ、泉」



泉「あ、う、ぁ……」カァー



P「ええと……晶葉によると、とりあえず語尾が『わん』になるらしい」



泉「え、えと……効果は、わ、わからない……わからない、わん」プシュー



泉(思った以上に恥ずかしいっ!!)



P「おっ! 泉、効果は出てるぞっ?!」



泉「ほ、本当ですか?! ……わん!」



P「よ、よーしよしよしよし!!」ナデナデ



泉「きゃっ?! も、もう、Pったらいきなり撫でないで……」



P「……ん?」ピタッ



泉(あ……、あれ?)



P「おかしいな……ワンちゃーん?」



泉(もう完全にワンちゃん扱い?!)



P「ワンちゃん、返事は? あれれ、まだ完全じゃないのかな……」



泉「う、うぁ、あ……」ワタワタ








15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 23:23:45.87 ID:No5Gc9kY0




泉(ここで退いたら、私は変われない……っ!!)



泉「ぅあん! あんっ!!」ピョン



P「いよーしよしよしよしよしよし」ナデナデナデナデ



泉「はふっ、わんっ! わんっ!」ピョコピョコ



泉(やっぱり恥ずかしいけど……でも、なでなでされるの、いいかも……こういうのは、さくらが役目だったし)



P「可愛いワンちゃんだなー、よーし」ゴソゴソ



泉(それでさくらが、『子ども扱いしないで』って膨れて、それを見て私や亜子は笑っていたけれど……でも、本当は私、羨ましかったのかな……)



P「じゃあワンちゃんにはこれをプレゼントだ」スチャッ



泉「い……いぬみみ? な、なんでそんなものが……きゃぅっ?!」スポッ



P「おー、ますますワンちゃんになったな。丸っこい耳が可愛いぞ」



泉「あう、う……ね、ねぇ、P」



P「……ええと、あと晶葉が言うには……『忠犬らしく、ご主人様と言うようになる』らしいが……そっちの方はどうだ? 効果のほどは」



泉「え、え……えぇ?!」



泉(ご、ごしゅじんさまなんて……そんなこと言ったら私、本当にヘンタイみたいじゃない!!)








16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 23:28:26.76 ID:No5Gc9kY0




P「泉、どうだー?」サスサス



泉「ふぁあ、あぅ、う……」フルフル



泉(な、なに、これぇ……ノド、くりくり擦られてる……っ)



P「ワンちゃんはここを撫でられても気持ちいいらしいが……」スリスリ



泉「わふっ、う……ひぁゃっ! あ……っん」



泉(すごくくすぐったくて、変な感じなのに…………)ジュルッ



P「ふふ……口開いちゃってるぞ、だらしないなぁ、泉は」コスコス



泉「ふぁ、わぁう……」



泉(ちから、抜けて……理屈が、頭から、トんでく……)



さすさすさすさすさすさすさす……



泉「はぁっ、はっ、あ……くぅん、わふ、ん……」ズルッ



P「横になりたいのか? おっ……それはいわゆる、『服従のポーズ』だな……その領域まで達するには相当時間が掛かると聞いていたが……」



ふにふに、



泉「ご、ごしゅじんさま、も、もっとなでなで……わんっ」








18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 23:33:44.11 ID:No5Gc9kY0




P「どんどんワンちゃんの心になっていっているみたいだな……この発明は成功だな、すごいぞ、泉」ナデリコナデリコ



泉(や、やったぁ……Pさんに、褒められて……私、ワンちゃんになれば、Pさん、もっと、私を……)



泉「ご、ごしゅ、じん、さまぁ……」フリフリ













ガラッ―











泉「?!」ビクーン



泉(ごしゅじんさまの……って違う違うっ!! Pさんの指さばきで完全にワンちゃんにされてるところ、事務所の誰かに見られちゃった……?)



泉「う、うう、うぁ……」ブルブル








20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 23:39:36.29 ID:No5Gc9kY0




P「……来たか」



泉「……え?」



P「よし……泉、落ち着いて聞いてほしい。実はな、このテストは、発明品だけじゃなかったんだ」



泉「な、何がなんだか……」



P「――二人とも、泉はどうだった?」





パチパチパチパチ――――





千秋「合格ね。粗削りながら、光るものがあったわ」ピョコピョコ



ありす「ええ、この短時間で才能を開花させるなんて、私たちと同等の逸材かもしれませんね」フリフリ



千秋「おめでとう、泉。今の試験を以て」



ありす「新ユニット『わんわんわん』への加入を認めます」





泉()



泉(え?)



泉「…………」



泉「……え?」








22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 23:43:42.17 ID:No5Gc9kY0




P「よーし、泉にはこれから、『ニューウェーブ』と並行して『わんわんわん』デビューのためにも頑張ってもらうぞ」



泉「ちょ、ちょっとP、説明してよ!」



ありす「そこは『説明してわん!』ですよ!」ブンブン



泉(ダメ出し?!)



千秋「Pさんへの忠誠を示すなら『説明してほしいわん、ごしゅじんさまー』の方がより相応しいわね」フリフリ



泉(こっちはもっとディープ!!)



P「ああ、千秋は黒の似合う、凛々しいシェパードをイメージしている。ありすは垂れ耳で幼さを強調しているんだ。泉はその発育過程といったところかな」



泉「コンセプトの確認じゃないわん!!」ピョコーン



ありす(泉さん、出来るっ)



千秋(泉……恐ろしい子!)



P「コスチュームの尻尾と首輪もちゃんと準備してるからな、焦らない焦らない」



泉「装備の確認でもないわん!!」ニョキーン








23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 23:45:46.20 ID:No5Gc9kY0




レッスン わん 『服従のポーズ』基本編







ありす「Pさんがくつろいでいる時に行います。まずは畳などで行うとよいでしょう」



泉(いつのまにかポージングレッスンに……)



ありす「ごろんと転がり――」ゴロン



ありす「座っているPさんのカラダを、前足でつっつきます。甘えた声も交ぜると効果的です」サスサス



――なでなで



ありす「頭をなでなでしてもらえたら成功です。成功するまで、鼻をならしたり、上目づかいで誘ったり、色々してみましょう」クゥーン



――ぺちぺち



ありす「もし、着ている物を汚すような寝転がり方をしたらおしおきの時間です。甘んじて受けましょう……ひゃん!」ペチーン



泉(あのしっぽ、どういう構造なのかしら)








24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 23:51:00.70 ID:No5Gc9kY0




レッスン つー 『服従のポーズ』応用編

 





千秋「Pさんがお仕事などで疲れている時に行うわ。タイミングが難しく、だからこそ挑戦しがいのある題目よ」



千秋「椅子で事務仕事をしているPさん。連日の過労が祟って、気分転換が欲しい所ね」



千秋「進捗を見計らい、緊張と集中の隙を突き、思い切ってカラダに寄りかかるの。Pさんに乗る変則的なポージング……体重の乗せ加減が、業の見せ所ね」タプーン



――すりすり



千秋「お腹をなでなでしてもらえたら成功。成功するまで、ぺろぺろしたり、はぁはぁしたり、色々試してみるといいわ」ジュンジュン



――ぺちぺち



千秋「あん……っ、も、もしぃ……必要以上にPさんのお仕事を邪魔してしまったら、おしおき……んむっ……ぁ」レロッ



泉(首輪、ちゃんと鎖付けるトコロもあるんだ)








25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/16(土) 23:56:48.08 ID:No5Gc9kY0




レッスン すりー 『服従のポーズ』ハッテン編



ありす「まず服を脱ぎます」



千秋「まず服を脱ぎます」



泉「ちょっとP?! このユニット表に出す気あるわん?!」



P「いやー……正直、軌道修正がいるかなって」



泉「やっぱり……って二人とも今ここで?!」



千秋「心配しないで。ワンちゃん用のもふもふスーツに着替えるだけよ」ヌギヌギ



ありす「まったく泉さんはあわてんぼうですね」ヌギヌギ



泉「ああよかった……」



泉(いやよくはないけれど……もう突っ込まないでおこう)








26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 00:00:48.90 ID:pGGiCEgn0




ぱさっ、



すちゃっ、



ぎゅっ、



千秋「完成わん」キリッ



ありす「完成わん」キリッ



泉「もふもふって手足だけじゃないですか!! インナーのタイツに手足の肉球足しただけじゃないですか!!」



P「いやー……正直、表に出したくないよね」



泉「それでいいの?」



千秋「安心して、あなたの分もちゃんと用意してあるわ」ゴロン



ありす「まったく泉さんはあわてんぼうですね」ゴロン



泉(この格好で『服従のポーズ』……それは、表には出せないよね)



千秋「ところで……忘れないでほしいのは、この一連のレッスンは、あくまでも舞台上での、ワンちゃんとしての資質を高めるためのもの」キリッ



ありす「御主人さまからなでなでもふもふしてもらえるのは、その副産物に過ぎません」キリッ



泉(そんな格好でプロフェッショナルを説くなんて……なまじ理論的なのが余計に)ヒクヒク








27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 00:03:09.69 ID:E34nAFkB0




病院に連れて行かなきゃ(使命感)









28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 00:04:58.35 ID:pGGiCEgn0




なでなで、



もふもふ、



千秋「う、ふふっ……架空の御主人様への忠誠心と従順さを想起させるのが……んふっ、このユニットの、コンセプト」ニコニコ



ありす「だから、Pさんに褒めてもらいたいとか……えへへ、おほん、そんな邪念は、即刻……えへ、えへへへ」ニコニコ



泉「二人とも……全然説得力ないよ?」



千秋「違うわん、泉。ここにいるのは二匹の牝」キリッ



ありす「泉さんは、三匹目になる覚悟と勇気……ありますか?」キリッ



なでりこなでりこ、



もっふもふもふもふ、



千秋「くふー」テレテレ



ありす「ふにゅー」テレテレ








30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 00:09:48.29 ID:pGGiCEgn0




泉「…………」



泉(ここで普段の私なら、『ダメだこいつら……早く何とかしないと』と思っていたはず)



泉(でも、私は親友を裏切った身。Pさんへの……いいえ、ご主人様へのため、私は私を越える!!)



泉「その程度の覚悟はできているわんっ!!」ドーン













晶葉「泉の言うがままというのも癪だし、こんなこともあろうかと開発していた『ワンちゃんになるスイッチ』を渡したが」



晶葉「Pには『メロメロの効果』としか言ってないし、泉は効果なしと思い込んでいる。面白い結果になるだろうな。ククク、フハハ……ハーッハッハッハッハァ!!!








31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 00:14:41.29 ID:pGGiCEgn0




未央「た、大変だよアコ! イズミンが寝取られてるよっ!!」



亜子「な、なんやてミオーっ?!」ガバー



未央「ぐふっ……し、新ユニットで、ワンちゃんがどうとか言ってるみたいだけど……」



亜子「くっそー、Pちゃん、一番従順そうなイズミンに手を出すとは、良い度胸しとるやないか!! 戦争や戦争っ!!」



未央「分かる、分かるよアコ、私もしぶりんを寝取られたからねぇ、アンタの痛みはよーく分かる」



亜子「み、みお……みおぉぉぉおぉぉぉ!!」ダキッ



未央「アコオオオオオオオオオオオオオ!!」ダキッ







亜子未央((人気順、なんすかね))







亜子「いよーし、こーなったらアタシたちも動物ユニットで対抗や!!」



未央「んー、でも何の動物がいいかなぁ? ウサギはやった、猫は定番、そして今回のライバルはワンちゃん……」



亜子「むぅ……アタシたちのイメージに合うような動物……なんやろ?」








32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 00:18:50.61 ID:pGGiCEgn0




未央「パッション、パッション……」



亜子「サルとか?」



未央「悲しいからやめよ?」



亜子「あっ、はい」



未央「うむ、トラとか」



亜子「ネコと被る」



未央「ちっ」








33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 00:20:34.69 ID:pGGiCEgn0




未央「……タヌキ、とか」ボソッ



亜子「お? お? なかなかいい着眼点じゃ?! タヌキ娘に化かされて~、なんて!!」



未央「でしょでしょ?!」



亜子「ただ、ちょーっと聞きたいのが……」



未央「ん?」



亜子「アタシ見て思いついた?」



未央「ん」



亜子「正直でよろしっ!!」バシーン



未央「ありがとうございますっ!!」ズテー








34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 00:22:48.56 ID:pGGiCEgn0




さくら「た、たた大変だよぉウヅキン!!」ズドドドド



卯月「どどどどうしたの?! お、お、おお落ち着いてさくらちゃん!!」



さくら「イズミンが、イズミンが寝取られちゃったぁ!!!!」ブワッ



卯月「ね、ねとら……っ?! うそ、そんな……」



さくら「うえ、えぐっ、うぅ……」ドボー



卯月「あ、あのね? さくらちゃん、大変なのは分かったから、もう少し詳しく教えてくれる?」



さくら「だ、らからぁ、イズミンが寝取られたの……ワンちゃんに」グスッ



卯月「犬に?!」








35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 00:25:34.53 ID:pGGiCEgn0




卯月「やっとお話が分かりました……つまり、泉ちゃんが新しいユニットの候補になったんだね?」



さくら「うう……わたしやアコちゃんというものがありながらぁ……」



卯月「……そうだ! 私たちも、動物さんのユニットを作って、一緒に頑張らない?」



さくら「ひぐ、ふぇ……え?」



卯月「一生懸命頑張りますって、気持ちを伝えたら、プロデューサーさんならきっと応援してくれますよ!」



さくら「で、でもぉ……わたしなんかが、ウズキンといっしょに、ちゃんと出来るかなぁ……」



卯月「大丈夫だよ、さくらちゃん。だから頑張ろ?」



さくら「う……うんっ!! えへへー、それじゃあ、どんなどーぶつさんがいいのかなぁ?」ケロッ



卯月「ウサギさんや猫ちゃんはもうあったよね。うーん、私たちキュートの、ピンク色に似合った動物がいいなぁ」



さくら「わたしもぉ、桃色は大好きだからぁ……うーん」



卯月さくら「「うーん」」








36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 00:29:16.51 ID:pGGiCEgn0




卯月さくら「「!!」」ティン





卯月「ね、ねえさくらちゃん」



さくら「う、うん」



卯月「こぶたさん……とか、どうかな」



さくら「んぶー、もしかして、わたしのこと見て思いついたんですかぁ?」ブー



卯月「そ、そんなことないよっ!! ただ、こぶたさんも結構カワイイかなって……」



さくら「えへへ、実はわたしもぉ、おんなじこと思いついてたんですっ!! ぶーぶー!!」



卯月「さくらちゃん……!! えへへ、ぶーぶー!!」








37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 00:32:24.69 ID:pGGiCEgn0




ちひろ「ここに誕生した三つの新ユニット」



ちひろ「彼女達を生かすも殺すも、全てはプロデューサーさんの手に掛かっているのです」



ちひろ「だから……どうか、力を貸してください」ウルッ





ちひろ「よっしゃ宣伝おわりー」コーヒーグビー





おわりです。ありがとうございました。








40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 00:48:48.37 ID:pGGiCEgn0




おまけ もしスイッチを晶葉に使っていたら



P「……で、いつも通り、俺が発明のテストしてくるってことでいいのか?」



晶葉「ああ、くれぐれも悪用するんじゃないぞ」



P「悪用って……まあ、いくらでも悪用できそうな代物ではあるが」



晶葉「ああ、気にするな。お約束みたいなものだから」



P「お約束なら仕方ないか……じゃあ、ありがたく」



晶葉「……そうだ。おい、P」



P「ん?」



晶葉「その、だな……さっそく試してみたらどうだ?」チラッ



P「今ここで、ということか?」



晶葉「ああ……私だって女子なんだからな、実験体としての条件は満たしているだろう? 女子なんだし」



P「も、もちろんそうだが……」



晶葉「よし、助手よ……スイッチオンだ!!」バッチコーイ



P「お、おうっ!!」ポチー








42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 00:54:33.84 ID:pGGiCEgn0




ーーーーーーービビビッ





晶葉「!!!」



P「こんな音がするのか……ん?」



てくてく



晶葉「うわー、体が勝手にPの元へー」ピトー



P「お、お……効いてる、のか?」



晶葉「いやあ、我ながら恐ろしいものを作ってしまったー」スリスリ



P「うーむ……これはどういう仕組みなんだ?」



晶葉「なんか頭とか神経とかに働くようなニュアンスだなー。おかげでまったく抗えないなー」ベタベタ



P「……こ、これって効果の持続時間とかはあるのか?」



晶葉(……考えてなかったな)ボソッ



P「晶葉?」



晶葉「ん……っ。ご、ごふん、だ……っ」ギュー



P「五分か……」



晶葉「あ、ああ……だから、あと三分は、抱きついていないといけないな……仕方ない、な……はぁ……っ」キュンキュン








45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 01:00:02.58 ID:pGGiCEgn0




晶葉(温かくて、大きくて、優しくて……P、ずっと、こうしていたいんだが、な……)



P「……」ギュッ



晶葉「?!」カアッ



P「女の子に抱きつかれて、突っ立ってるだけってのもな……おいで、奥の方ならまだ、目立たないだろうし」



晶葉「あ、ああ……」ドキドキ





ちひろ「……はいはい、事務所でアイドルのご機嫌を取るのもお仕事のうちですよね、プロデューサーさん」ッターン



ちひろ「…………」



ちひろ「私にも効果が及んだことにすればよかったんじゃないかしら」



ちひろ「まあいいか……はぁー、それじゃ、場所を移しますかね。約束ですし」ガタッ





ぎしっ――



P「ほら、そんなに動いたら、椅子から落ちちゃうぞ……んっ」



晶葉「すき、P、しゅき……んっ、んふ、んっ」



P「……ところで、効果は切れたんじゃないのか? もう十分以上は経ってるぞ?」



晶葉「ん……んっ?! はわっ!」








46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 01:05:51.71 ID:pGGiCEgn0




P「ところでこれ、本当に効果あったのか?」



晶葉「うぅ、そ、その……」



P「晶葉、これは助手として聞くぞ……この発明、本当に効果はあったのか? もしくは――」ポチッ



ビビビッ、ビビビッ、



P「最初から効果のないものを渡した、なんてことはないよな?」



晶葉「…………」



P「んー、正直に言ってくれないならしょうがないな……俺はもう、晶葉の助手ではいられないかもなー」



晶葉「ば――バカな、何を言っているんだ?!」



P「だってそうだろう? 博士と信頼関係を築けていない助手なんて、足手まといになるだけだ。賢いお前なら分かるはずだろう」



晶葉「あ、う、あ……」



P「なあ、池袋博士」



晶葉「……!!」



ぽろっ、



晶葉「あ、あれ? なんだ、これ……」ポロポロ



P「?!」








47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 01:11:51.99 ID:pGGiCEgn0




ぽろ、ぼろぼろ



晶葉「お、おかしいぞ、う、ぐすっ、うう……っ」ポロポロ



P「ご、ごめん、でも泣くなんて……」オロオロ



晶葉「ふぁぅ、う、いや、わかってる、わかってるんだ、こんなの言葉の綾に過ぎないって、頭では……でも、ぐすっ、れも……ぉ」



ぎゅー、



晶葉「ごめん、ごめんなさい、ううっ……わ、私がわるかったから、たのむ、やめるなんてこと、いわないれぇ……!」ギュー



P「う、うそだって!! やめないって、やめないから!!」



晶葉「う、うう……」ギュー



P「晶葉……ごめんな……」ギュー



晶葉「んん……」ギュー








49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 01:17:55.88 ID:pGGiCEgn0




しゅる――



晶葉「あっ……P、制服めくっちゃ、あんっ」



P「でも、どうしてこんなことを?」



晶葉「ふはっ……じ、実は、然る人にたのまれて、しょ、その、Pに素直になりたいって、それで……」



ずりずりっ……ぷるんっ



晶葉「ひゃぅぁ?! む、むねぇ……ヒトの話を、遮るなぁ……わるい、わるい助手だ……ぢゅぱっ、んん~っ!」



P「晶葉が可愛いから、ガマンできない……それで?」



こりこり、



晶葉「仕方のない、オトコだ……っ。はぁっ、あっ……私にも、そんな機械は作れるか分からなかった。ロボが専門だしな。でも」



ちゅぱっ、ちゅっ、ちゅうっ、



晶葉「ぷはっ、『私が作った』というお墨付きがあれば……その、Pを誤魔化せるんじゃないかと……っうあっ?! や、あんっ!!!」



――ずぶぅっ



P「スイッチを口実にしようとした、か……でもこれ、実は本当に成功してるんじゃないのか? ほら……」



くちゅぐちゅっぐちょっ!!








50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 01:24:16.01 ID:pGGiCEgn0




晶葉「あやっ、あんっんっんっ!!」



P「いつもよりずっと気持ちよさそうだし」



晶葉「ふは、は……わ、私は天才だからなっ、それなりに理論は組み立てたしっ、うっかり完成させたとしても何の不思議も……ちょ、ちょっと待って?」



P「?」



晶葉「ちゅ、ちゅーのし過ぎで、眼鏡がずれた……Pの顔が、見えない」



P「……晶葉っ!!」



じゅぶゅっ!!



晶葉「んあっ?! 最奥まで、いっきになんて……やっ、あんっあっ!!」



晶葉(したぎ、履いたまま……ずらして挿入れるなんてぇ、まるで、強姦みたいにっ)ジュクッ



こちゅっこちゅっこちゅっこちゅっこちゅっ!!



晶葉(し、しきゅーの入り口、いっぱい叩かれてるぅっ!!)ギュー



P「ちっちゃいおまんこに押し込まれてるのに……大喜びしてるぞっ!!」



ごちゅんごちゅん!! ずっぷずっぷずっぷずっぷ!!



晶葉「ふあっ、あっあっあっあっ!! んむっ、ちゅ、れろっ、んんんん~っ!!!」



ぎゅむっ、ぐにぃ、ぎゅっぎゅっぎゅっぎゅっ、








51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 01:29:20.05 ID:pGGiCEgn0




じゅぷっ、れろれろれろれろぉ……ずゅぱっ!!



晶葉(どんどん制服が……脱がされて、ち、ちくびぃ……ねじられて、吸われてるぅ……)キュンキュン



じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷっ、こちゅんこちゅんこちゅんっ―――



晶葉「あえっ?! う、はぁっ、ぐあっ、あああああああ?!」



晶葉(な、なんだ……いまの、かんかくがゼンゼンちが……っ)



P「……ここが、晶葉の気持ち良い所だろ? ふふっ、理知的な顔が崩れて、えっちなおんなのこの顔になってるぞ、晶葉っ!!」



ぱちゅん! ぱちゅっぱちゅっぱちゅっぱちゅっ!!



晶葉「ふぐっ、あっ! あ゛!! ら、らめっ、つよすぎっ、い、イッてりゅ、イッてぃえりゅかりゃ、とめ……っかはぁっ!!」ビクンビクン



晶葉(だめ、だ、めぇ……こんなに、きもちよくされたら、きっとあかちゃん、作りやすくさせられてぇ……)



晶葉「こ、こんなに動いて、き、君はっ、また、わ、わたしのなかで射精するつもりなのかっ?! ちゅ、ちゅーがくせいに、中出し、しちゃうの……んはぁっ!!」



P「ああ……スイッチの所為で、晶葉もおさまりが付かないみたいだし……晶葉のちゅーがくせいまんこ、いつもどおり精液漬けにしてやるぞっ!!」



晶葉「あっ、ああ――そん、なぁ……あんっんんんっ!!」



晶葉(ガッシリ抑え付けられて、カラダの隙間、一ミリもなくなって……本当に、Pに種付け、されちゃう……!!)ゾクゾク








52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 01:32:03.41 ID:pGGiCEgn0




晶葉「だ、だめだ、あかちゃん、ぜったい……っ」ギュー



ごぷっ!!



晶葉「いやっ、あっあっあっ、ナカ、痙攣して、Pのが……」



どぶっ、ごぷぅ、ぐぷぐぷぐぷっ、



びゅー、びゅー、びゅー……



晶葉「あっ!! うあぁ、あっ!!! ふああっ!!」ビクンビクン



晶葉(Pのせーし!! わ、わたしのしきゅーのなかに、どんどん流し込まれてるっ!! 熱いので、おなかのナカ、溶かされてるっ!!)ゾクゾク



びゅくっ、びゅるっ、びゅっびゅっ、びゅ……くっ、



晶葉「ほあっ、あ、ぁ……まだ、まだ、だされてぇ……んっ」ビクゥ



P「天才少女も、コレを差し込まれたらえっちな女の子だな……可愛くてえっちな、只の女の子だ、晶葉」



晶葉(おちんちん、いちばん奥に押し付けられて、なまで、さいごまでっ、せーえき、そそがれてるぅ……)ゾクゾク



P「ふふっ、だめだめ言う割に、両手両足俺のカラダに巻き付いて離れないじゃないか。そんなにナカに出されたいのか」



こちゅっ!!



晶葉「や、やぁ、ちが……んんっ!!」ビクッ








54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 01:35:55.76 ID:pGGiCEgn0




晶葉(アタマではだめって分かってるのに……カラダが、Pのせーし、まだ、欲しがってる……っ)ジュクッ



P「よし、まだだ、まだ……晶葉のお腹がはち切れるまで、注いでやるからな」



晶葉「ふあっ、あ……あっあっあっ」



ちゅうっ、れろっ、ちゅぱちゅぱっ、じゅぷっじゅるるるんっ、じずゅぅぅぅぅ……



晶葉(ちゅーされながら、また、イクッ……)ビクンビクン



どびゅっ、びゅーびゅー、びゅー、びゅー、びゅー、びゅー……



晶葉「んれろっ……あ、あ…………」









泉「来ない」









56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/17(日) 01:43:13.85 ID:pGGiCEgn0




今度こそ終わりです。

読んで下さってありがとうございました。






鈴乃「ルシフェルが…バイトだと!?」
紬「御嬢様と呼びなさい」
タモリ「世にも奇妙なニートの物語」