タイトルの通り、何度もくりかえし読んでいる本を書き込むスレです。
太宰の晩年の作品群は何度も読んだな。
芥川龍之介の「河童」おもしろい
澁澤龍彦の高丘親王航海記
好きな作品を繰り返し読んで、筆写すれば尚更良い
嵐が丘
何度も荒野をさまようという場面がでてきて印象的だった。
その印象があったから、ほかの英国の作品や詩でも同じく
荒野をさまようという場面がでてくるのに気付いた。
どうやら英国人は荒野をさまようのが好きらしい。
筒井康隆「大いなる助走」
小林信彦「大統領の晩餐」
平井和正「狼の紋章」
追伸
稲垣足穂「一千一秒物語」
人間失格
11 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/19(土) 01:28:57.11再読って滅多にしないけど、谷崎の「刺青」は特別
12 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/19(土) 07:16:58.42
14 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/19(土) 10:50:54.542001年宇宙の旅
16 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/19(土) 21:04:55.21良スレの予感！
変身フランツ・カフカ,Franz Kafka,高橋 義孝
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17 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/19(土) 21:25:40.33「坊っちゃん」かなあ。
ノンフィクション以上に真実が描かれていると思う。
19 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/19(土) 23:20:58.77おれも『坊っちゃん』かな
疲れて本読めない時でも読める
18 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/19(土) 21:59:29.31中学のとき『人間失格』を何回も読んだな
この本のセリフや描写をけっこう暗記してる
部活やテレビ視聴で他に読んだ本が少なすぎる中学時代だったが
20 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/20(日) 08:36:34.12ワイルドの『サロメ』
ビアズリーの挿絵も好きで定期的に読みたくなる
21 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/20(日) 11:13:34.54ヘルマンヘッセのデミアン
中学のとき何度も読み返したな。だけど大人になって読み返してみると
かなり読み落としている場面があったｗ。
22 名前: ソルダード 2013/10/20(日) 11:48:35.90
23 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/20(日) 14:09:49.75森鴎外の作品全般
24 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/22(火) 04:37:42.65ベタだけどサリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』
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25 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/22(火) 18:13:07.31村上春樹のノルウェイの森
26 名前: MOJO ◆wonaVoLdpg 2013/10/22(火) 19:01:10.79『田紳有楽』 藤枝静男
27 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/22(火) 19:13:18.97「長い長いお医者さんの話」
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28 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/22(火) 21:00:06.96J・K・ジェローム『ボートの三人男』
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30 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/24(木) 23:58:34.58>>28
>J・K・ジェローム『ボートの三人男』
おお！ 同志よ！！
i Books で原著が無料ダウンロードできるので、試しに下ろしてみたら、
英文がサクサク理解できるんだよ。
いかに読み返してきたか判った。
何しろ、バンジョーを弾くハリスに憧れてバンジョーを買ったくらい好きだ。
29 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/24(木) 12:04:04.34
32 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/26(土) 14:57:58.60『指輪物語』
33 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/27(日) 00:33:10.55かつて、わかるまで繰り返し読んだのは
朗読者
34 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/27(日) 09:24:16.41ソローの『森の生活』
読むたびにすぐ影響されて食事を質素にしてみるんだけど暫くすると元に戻る森の生活〈上〉ウォールデン (岩波文庫)posted with AZlink at 2014.2.9H.D. ソロー,Henry David Thoreau,飯田 実
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35 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/29(火) 18:23:43.83
36 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/29(火) 23:31:28.24ヴォネガット「タイムクエイク」
37 名前: 吾輩は名無しである 2013/10/31(木) 11:21:18.15吾輩は猫である
38 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/04(月) 15:34:38.56
68 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/14(木) 17:41:50.49>>38
これ
39 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/04(月) 16:58:11.46久生十蘭全集
40 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/04(月) 17:40:34.29ドストエフスキーの『罪と罰』
41 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/04(月) 18:12:32.73小泉八雲の怪談のなかの雪女。何回読んでもどきどきする。
訳が機械翻訳みたいでおかしいけど妙な緊張感がある。
42 名前: a 2013/11/05(火) 00:08:22.31
43 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/05(火) 15:12:54.77藤枝静男の空気頭
44 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/06(水) 06:13:37.67井上靖 蒼き狼
絵画や小説の西域ものにはロマンがある
45 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/06(水) 08:45:14.32西域ものにはロマンがある？
ロマン？
なんか、テレビコマーシャルに弱そうな人だね（笑
46 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/06(水) 08:57:23.95>>45
独特な自然環境があるでしょう？町が砂に埋もれるとか楼蘭のコーカソイドの
女性のミイラとか。摩訶不思議な感覚が浪漫に通じるのかと。
53 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/09(土) 03:36:24.51小川洋子『妊娠カレンダー』
武田泰淳『ひかりごけ』
村上春樹『かえるくん、東京を救う』
54 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/09(土) 05:20:06.81ノルウェイの森を再読したけど
緑の 「たくさん食べていっぱい精液を作るのよ」は文学史に残るフレーズだと思う
55 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/09(土) 13:12:41.09>>54
気持ち悪いw
56 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/09(土) 14:48:55.06精液は亜鉛を取るといいらしい
量が多くなるかは知らん
57 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/09(土) 14:57:03.91「不思議の国のアリス」
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58 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/09(土) 16:10:06.02江國香織『ウエハースの椅子』
59 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/09(土) 18:22:55.78繰り返し読むって、みんなやっぱり最初から最後まで通して読むの？
それとも一部だけ読む感じ？
60 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/09(土) 18:29:44.00その時によるけど
読み始めたら止まらず最後まで読んじゃう
61 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/10(日) 03:12:42.88フレーズだけで好きになったパターンかな
「あの人を手に入れられぬ自分の人生を本当のこととして受け入れることは出来なかった」
桜庭一樹（笑）と言われてもこの一文だけは自分の人生に一生ついて回る
醜い者には恋をする資格すら与えられてないというのがよく分かった
62 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/10(日) 08:43:19.28京極夏彦『鉄鼠の檻』
64 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/10(日) 16:23:57.92小野不由美『屍鬼』
65 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/11(月) 12:30:01.78オースター「幽霊たち」
71 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/14(木) 21:45:19.17>>65
俺はもうこれを16年読みつづけてる
何も起きないのに素晴らしくスリリングだ
普通の人間が社会の狭間に落ちて行くのを描かせたらオースターの右に出るものはいない
66 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/12(火) 08:03:35.69サガンの悲しみよ こんにちは
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67 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/13(水) 12:26:40.41まだ見ぬ書き手へ
69 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/14(木) 18:20:34.90聖書
70 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/14(木) 21:37:51.87「夜の果ての旅」
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72 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/15(金) 00:40:23.62ミステリーとか、ああいう鮮やかなオチがあるものは読み返し困難。
それでも読み返せるミステリーって、なんだか文学的なんだよな。
裏を返せば、オチにこだわらない文芸すなわち文学なのかな。
74 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/17(日) 11:06:12.07ランボーの「地獄の季節」
76 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/21(木) 17:32:17.46
78 名前: 吾輩は名無しである 2013/12/01(日) 00:39:47.11中島らも「バンドオブザナイト」
81 名前: 吾輩は名無しである 2013/12/19(木) 15:50:06.15「アウトサイダー」
85 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/10(金) 20:41:45.47私も「坊ちゃん」
坊ちゃんの単純さと、清の「随分ごきげんよう」という別れのことばが大好きだ
90 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/13(月) 01:18:01.31「坊ちゃん」多いな
かくいう私も夏の風物として毎夏さらっと楽しむ
92 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/13(月) 21:35:45.32夏目漱石全般を繰り返し読み続けてるが、
やはり「坊ちゃん」と「こころ」の再読率は高い
94 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/15(水) 09:36:32.79坊ちゃん実は読んだことない
「坊ちゃん」という文字を見るたびに、
昔、母が童謡「サッちゃん」のメロディで
「坊ちゃんはね、ボツオって言うんだほんとはね」
とか歌ってたのを思い出してしまう
95 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/15(水) 12:36:45.97「坊っちゃん」は面白いというよりドロドロした人間関係がリアルに
描かれており興味深い。
106 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/26(日) 16:05:37.04>>95
あれをドロドロというのは不正解
109 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/27(月) 22:41:34.27>>106
同意。
96 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/16(木) 01:03:28.49「坊っちゃん」の根底には、西日本の官軍勢力に敗れた江戸っ子のルサンチマンがある。
会津の山嵐と江戸っ子の坊っちゃんがタッグで赤シャツ・野だいこを成敗するのは、リベンジだね。
97 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/18(土) 09:10:50.92かなりマイナーだけど田宮虎彦の「霧の中」
戊辰戦争の時、ここに書かれているような事が
本当にあったのならと読む度に心が痛む部分がある・・・
98 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/22(水) 20:31:53.57ジェフリー・アーチャー
「ケインとアベル」
「ロスノフスキーの娘」
99 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/22(水) 23:41:51.75『夕べの雲』 庄野潤三
100 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/24(金) 19:18:01.75夏目漱石 「明暗」
高校時代以来の数十年で幾度となく読み返してるが
そのたびに新しい発見や感動を与えてくれる。
103 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/24(金) 23:24:06.49罪と罰
中学生の時に初めて読んでかれこれ40回くらい読んでると思う
104 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/25(土) 08:13:26.23注文の多い料理店 宮沢賢治・・・何度か読んでるが，そのたびに印象が変わる
111 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/28(火) 07:45:07.84井伏鱒二 シグレ島叙景
井伏の短編で最も好きな小説。
毎度この孤島の船アパートに住む男と熟女が夜の生活含め
どんなふうに接して暮らしていくのか想像して楽しむ
112 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/28(火) 09:55:56.53太宰のお師匠さんだっけ
113 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/29(水) 21:52:33.05中原中也詩集
特に「春日狂想」
114 名前: 吾輩は名無しである 2014/02/04(火) 17:37:21.56「どうして世の中にはこうも馬鹿が多いのか」清水隆
115 名前: 吾輩は名無しである 2014/02/05(水) 08:24:23.79鴻上尚史「ロンドン・デイズ」
たて続けに三回 読み返した本は人生でこれだけ。
上手く言えんが、演技を学ぶってことは「人間とは何か」を考えることなんだな。
93 名前: 吾輩は名無しである 2014/01/14(火) 18:51:46.87森敦の『意味の変容』。
何つーか、他に例を見ない小説なのでついつい再読してまう。
73 名前: 吾輩は名無しである 2013/11/15(金) 17:48:29.23何度も読み返す。読む人によって驚くほどとり方が違う。こういう本には
興味ひかれますね。
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