アムロ「僕が一番ISを上手く使えるんだ…」
関連記事:アムロ「このIS、動くぞ!!」- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 19:07:51.57 ID:o3yd9p2C0
アムロ「…泣くなよ」
アムロ「女の子ってずるいよ」
アムロ「泣いちゃったら勝ちだって思ってる」
アムロ「食事を作って、優しくしたら、それでいいと思ってる!」
ヒロインは生き残ることができるか?
前に原作三巻アニメ一期辺りまで書いた奴
- 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 19:10:02.03 ID:o3yd9p2C0
楽しいIS学園の夏休み
ナレーター「福音事件の後、アムロ・レイは英雄的扱いを一部から受け、その能力に注目した人々は彼=ニュータイプとは何かを問いただす」
ナレーター「しかし、彼の力は抽象的で難解なものであり、誰もがその存在を“人と人が分かり合うための力”ではなく“撃墜王としての素質”と解釈した」
ナレーター「アラスカ条約と国際IS委員会を盾に、アムロ・レイの所属を勝ち取った国連軍は、彼を大尉に昇進させ、アメリカ方面への配属を決める」
ナレーター「しかしこれには、ニュータイプを危険視する思惑がある。つまり、驚異的な力を持った彼を自由に行動させぬようにする為の、事実上の軟禁であった…」
- 4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 19:11:44.55 ID:o3yd9p2C0
国連軍本部ジャブロー
千冬(アムロの奴は何処だ? くどくどと問診を受けていたが…ん?)
千冬「アムロ、遅かったな」
アムロ「いや、まだこれから、精密検査があるって」
千冬「…なんだと?」
アムロ「別の病棟だってさ。精神病棟」
千冬「………」
- 5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 19:15:08.18 ID:o3yd9p2C0
ジャブロー深部・進化体研究機関
研究者A「考えられるのは、神経伝達物質の放出の仕方に、常人と違う何かがあるという事です」
研究者B「活動電位の速度の違いとかは?」
研究者C「まず一定だろう。調べてみるまでは分からないがね」
研究者A「一番いいのは、脳マシンインターフェイスを使い、思考を動作に置き換えてみることですが―――」
研究者B「まさか!」
研究者D「大事だよ。IS学園の英雄の脳味噌に、チップを埋め込んだりしたら」
研究者E「それに、第三世代ISのイメージインターフェースでは、ドイツ軍によるナノマシン併用でもアムロ・レイに追従できなかった。BMIでも大差があるとは…」
- 8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 19:17:49.10 ID:o3yd9p2C0
研究者C「しかし、認めたくないことだが…こんなレベルの話をしていること自体、如何にニュータイプ研究が遅れているか告発しているようなものだ」
研究者E「イギリスの研究機関が、BT兵器を応用したサイコミュ実用化に着手したと言うのは?」
研究者A「ガセネタでしょう。BT兵器試験搭載IS二号機開発は凍結。BT兵器適性を持つセシリア・オルコットはアムロ・レイに感応を示したとはいえ、その程度です」
研究者B「研究が遅れたのは―――」
研究者A「そう、政治家が悪い! 嫌と言うほど主張したのですよ、私は。これからの戦争にニュータイプの活用は欠かせないと!!」
研究者C「新型IS建造に莫大な金を使ってもね…」
研究者E「試験管ベビーもBT適応者も、ISやサイコミュ運用に関しては出来損ないも良い所だ」
研究者D「まあ、今更その話を蒸し返しても仕方ない。ようやく手に入った検体だ、やってもらおう…」
放送『検体が準備室に入りました』
アムロ「あの…すみませーん」
- 10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 19:21:12.28 ID:o3yd9p2C0
・・・
ゴップ「その、何だね。束博士がこの場に居たら…」
千冬「姉の話は、やめていただきたいのですが…」
ゴップ「その気持ちは分かるが、姉君の理想とやらを今一度思い出してみたまえ。確かに彼女なら世界を変化させる手段があるかもしれない」
ゴップ「しかし、彼女が消え、それが敵わなくなった以上、勝利と力で平和をもたらすのも、君の望むところであるのでもないかな?」
千冬「………」
ゴップ「彼女は幸いにISと言う力を残した…考えてくれたまえ。時間はたっぷりとある」
千冬「………はい」
- 12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 19:24:38.91 ID:o3yd9p2C0
・・・
医師A「心拍数やや上昇。後は異常なし」
研究者A「活動電位は活性化していますが、波形に大きな特徴はありませんねェ」
アムロ「………」スゥ…スゥ…
放送『対象は完全にレム睡眠状態。緩いチアノーゼ状態が認められます…βエンドルフィン増大が見られます。心拍百二十』
研究者B「エピネフリンを多めに投与しましたからね」
研究者C「もともと精神負荷の高そうなタイプだ…戦時下と学園でのストレス?」
研究者A「それもあるでしょう。当然」
研究者D「この年齢と性別で、IS搭乗者として戦ってきたのだからな…」
アムロ「………」ハァ…ハァ…
- 13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 19:30:46.17 ID:o3yd9p2C0
―――なんて情けない子だろう! お前は!!
―――母さん!?
―――せっかく会えた私を置いて、行ってしまうの!!?
―――放して!!
―――戦いなんかおやめ!! あれは悪い人間のすることだよ!!!
―――行かなきゃいけないんだあ!!
アムロ「………うっ!? うぅ…!!」ガチャガチャ
医師B「あっ!? いかん!!」
放送『超過負荷状態です』
研究者E「切れ! 回線を切れ!!」
医師A「エアーだ、エアー! 迅速に!!」
- 15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 19:35:14.28 ID:o3yd9p2C0
・・・
研究者D「結局何が分かったのか? 今の検査で…」
医師C「酸素濃度の低下に極めて過敏に反応しました。強い幻覚作用に見舞われています。これは、ある種の予知能力に関係するかも…」
研究者D「ふん…確認するぞ! 軍の上層部がニュータイプに期待していた要件は何か!」
研究者A「一つは常人とかけ離れた空間認識力。二つにサイコミュを可能にする強い脳波」
研究者D「それに加えて、今度は予知能力か…?」
研究者B「………何れにせよ、アムロ・レイを傷物にでもしたら、このプロジェクトはすぐに解散だぞ」
医師達「「「………」」」
アムロ「うぅ………」ハァハァ
- 16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 19:42:20.31 ID:o3yd9p2C0
・・・
千冬「お前のIS、搭乗者保護を強化するそうだな?」
アムロ「火力に回すエネルギーのせいで、防御が疎かになりやすいからって」
千冬「当然だな。貴重な搭乗者の命は何にも代えられん」
アムロ「繰り返し利用する気なんだ…あいつら…」
千冬「お前が死ぬよりはいい………ん?」
アムロ「姉さんは何も分かってないよ…」
アントロニシルプロミン錠剤:向精神薬
- 17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 19:47:41.00 ID:o3yd9p2C0
千冬「…アムロ、これは?」
アムロ「病院で、元気が無いからって」
千冬「精神病院では、主にカウンセリングか?」
アムロ「いや、眠らされて精密検査…脳波とかそういうのばっかり」
千冬(奴らめ、またか…)チッ
千冬「これは飲まなくていい」ザラザラ
アムロ「?」
千冬「これは問題のある薬だ。医師には飲んだと言っておけばいい。疲れるようなら検査だって受けずともいいんだぞ、アムロ」
- 18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 19:57:41.91 ID:o3yd9p2C0
・・・
放送『シミュレーター終了』
アムロ「………」
士官A「さすがに、呑み込みが良いねェ…実戦経験者は違うな」
アムロ「いえ、そういうのは関係ないかと…ただ、絶対防御って、スポーツ紛いの試合はともかく、実戦ではあんまり意味が無いような気が」
士官A「そりゃどういうこと―――」チラッ
階級章:大尉
士官A「―――ですか? アムロ大尉殿」
アムロ「撃たれたら、普通の防御の方が機体への損傷も消費も抑えられるし、高度が低ければ、落とされそうになっても、残ったエネルギーで軟着陸するなりすれば済むでしょ」
士官A(なんかやりにくいな…)
アムロ「だから多分、あのシミュレーターとかは、基礎データからして間違ってます。まあ宇宙空間でなら…それと、コクピット周りのメンテが手間になるし…」
士官A「と、とりあえずメモっときますよ。次期主力ISの仕様で色々揉めてるんで」
士官B「で、見ます? 例の改修中の大尉の乗機の実機」
アムロ「ええ。白式Mk.Ⅱでしたっけ?」
士官B「正式には白式弐型ね」
- 21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 20:07:55.12 ID:o3yd9p2C0
ナレーター「白式は束による脅威を撃退はした。しかし、白式の機能はすでにアムロの意思に反応しきれなくなっていた」
ナレーター「アムロの反射神経と戦闘力が拡大して、今までの白式の機能では不十分であることがわかったのだ」
ナレーター「ただちにジャブローでは白式の操縦系の整備が始められた。それでも、解決のつく問題とはいえなかったが…」
- 24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 20:11:36.19 ID:o3yd9p2C0
・・・
アムロ「白式…Mk.2…」
モスク「なんだ? 貴様は」
アムロ「IS搭乗者のアムロ・レイです」
モスク「貴様の報告を読んだから俺が来たんだ。ま、失敗したからって恨むなよ、なにしろ碌なテストもしないで使うんだからな」
アムロ「何をしようというんです?」
モスク「俺の理論を応用して白式の動きを早くしようっていうんだ」
アムロ「そんな事ができるんですか…?」
- 25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 20:12:17.09 ID:o3yd9p2C0
ブライト「保証の限りではないとさ。アムロ…今はもう大尉か」
アムロ「ブライト…中佐」
ブライト「モスク・ハン博士だ。電磁工学の新鋭だ。マグネットコーティングとかいってな、ISの駆動系を電磁気で包んで動きを早くするのだとさ」
アムロ「そんな事できるんですか?」
ブライト「俺にわかる訳ないだろ? 作戦会議があるんだ、後はいいな?」
アムロ「はい」
- 29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/09(日) 20:17:19.01 ID:o3yd9p2C0
ナターシャ「アムロ・レイ…ひょっとして、アムロ・レイ大尉では?」
アムロ「?…なんですか、貴女は」
ナターシャ「ナターシャ・ファイルス(CV:林原めぐみ)です。この“地図に無い基地(ジャブロー)”に配属されたと聞いて、一目会いたいと思っていたのですが、早速で感激です」
アムロ「僕はそんな大したものじゃありませんよ」
ナターシャ「士官学校主席の私を、数分の一のパワーでも振り回すほどの機体を用意される搭乗者がコメント一覧
-
- 2014年02月11日 12:15
- 姉…?
-
- 2014年02月11日 13:03
- 束さんは千冬さんの姉だったのか……
-
- 2014年02月11日 13:14
- これじゃ手も足も出ねえぜ!
-
- 2014年02月11日 13:28
- なんか一気に殺伐としてきて…
やっぱりISはブヒブヒ見るのが一番なんだな
-
- 2014年02月11日 14:07
- 殺伐としたけど…オリジンのやりとりやν白式(仮称)とかも出てきて嬉しかったwwww
…いいところで終わっちまったのが悔やまれるが…
なんかアムロがまともに話せる人がいないからからカミーユみたいに精神崩壊しないか心配だな…。
-
- 2014年02月11日 14:13
- 殺人マシーン再び
-
- 2014年02月11日 14:13
- ゴップとモップの掛け合いが、ミスしたまんまになってるな
-
- 2014年02月11日 14:18
- こりゃ不味いで
最後にオリジンのシャアみたいな台詞言いだしてるし、アムロの精神崩壊が見える
発売延期の9巻とアニメ3期次第ではBAD直行やで…
※4
見事にアニメと原作の戦闘部分のみがピックアップされててワロタ
-
- 2014年02月11日 14:26
- 楯無 形無
-
- 2014年02月11日 14:35
- このアムロ、カミーユ並にキレるな…
-
- 2014年02月11日 14:39
- 富野節多くてよかったなwww
「なんと!」が特に大好きなんでそれがIS ssでも読めて嬉しかったwww
山田先生、オリジンで乗りそびれたジムの兵士じゃないかww
-
- 2014年02月11日 14:39
- 舞台がIS世界ということを忘れそうになるぐらいギスギスしてるな
鈴の健気さに泣けるわww
-
- 2014年02月11日 14:40
- やっぱりブライト艦長の功績はでかかったんだな
宛にならない千冬よりブライト艦長の方がずっとアムロの精神衛生上役に立つだろうし
-
- 2014年02月11日 14:43
- 全裸空間に毎回笑う
-
- 2014年02月11日 15:15
- ブライトは当時19歳という、もう子供ではないけど大人にも成りきれていない年齢だったからな
アムロたち子供が感じてる理不尽さだって痛いほど分かってたさ
それでもああいう態度を取らないといけないのが艦長としてのツラいところ
-
- 2014年02月11日 15:16
- 続きはよ
-
- 2014年02月11日 15:43
- ISという作品にまともな大人がいないことがくわかるなw
-
- 2014年02月11日 15:54
- アムロがパイロットとして一流なのが良く分かるわ
-
- 2014年02月11日 16:02
- 追悼も兼ねてナレーションはぜひ波平声で脳内変換ください
-
- 2014年02月11日 16:07
- ※19
むしろソレ以外の誰で再生しろと?
-
- 2014年02月11日 16:58
- 殴り合い宇宙編にも期待
-
- 2014年02月11日 17:02
- 宇宙開発の産物なのに、宇宙が舞台にならないんだよな
しかし、このアムロはis呼び出せるから暗殺も出来ないw
-
- 2014年02月11日 17:18
- 相変わらずのキチっぷりだなこのアムロw
-
- 2014年02月11日 17:28
- まぁ、ルナツーとか大気圏突入辺りの戦闘でも既に化物(エース)になると予感させる行動取ってるしな
-
- 2014年02月11日 17:40
- サイド7が生んだ殺人マッシーン
何でも打ち落とします
-
- 2014年02月11日 17:53
- おいおい本編より面白いじゃないか
-
- 2014年02月11日 17:56
- アムロは死にたくないから、銃を向けてくる奴は迷わず仕止めるだけなんだが、キリングマシーンと言われてしまうのか…。
-
- 2014年02月11日 18:03
- 本編の束ってここまでのド畜生なの?
-
- 2014年02月11日 18:04
- フラウやブライトたちガンダム組も居るからまだアムロにも安らぐところがあるけど
これがアムロ以外ISキャラオンリーだったらとっくに精神が逝ってただろうな…
-
- 2014年02月11日 19:08
- ここまで来るとISいらない
ただ会長ぶちのめしたとこは良かった
-
- 2014年02月11日 19:24
- ※28
箒と千冬、一夏(後でクロエというペットが加わった)以外はほとんど虫けら扱いだからあんまり違わない。
-
- 2014年02月11日 19:39
- 鈴とアムロの関係が萌える
-
- 2014年02月11日 20:42
- IS未読の俺は、速く束死なねーかなぁという感想が全てだ。
-
- 2014年02月11日 20:56
- せめてアムロにもっと癒しを与えてやってくれ……
大人たちが悉く役立たずだから、やまやーあたりは身体使って慰めるくらいすべき、そうすべき
-
- 2014年02月11日 20:57
- なんで俺はVガンをBGMに読んだんだろ?
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- 2014年02月11日 22:09
- 白式がHi-νまでいきそうだな。
-
- 2014年02月11日 23:26
- 誰かカミーユが主人公で精神崩壊カミーユをのほほんさんが看病エンドを書けください
-
- 2014年02月11日 23:28
- 呪いがなくとも精神崩壊しかねない世界
-
- 2014年02月11日 23:43
- 所々にある中の人ネタがツボにはまった。
-
- 2014年02月11日 23:49
- シャアとギュネイをマドカが兼任しててワロタw
-
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