戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://elephant.2chblog.jp/archives/52071455.html


賢者「できました、オークを去勢する魔法です」女騎士「」|エレファント速報:SSまとめブログ

TOP

賢者「できました、オークを去勢する魔法です」女騎士「」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/12(水) 20:45:15.89 ID:84MB1Yt+P

賢者「昨今の戦場で多大な被害をもたらしているオークの強姦事件」

賢者「その対策のため、比較的簡単かつ短時間の詠唱で」

賢者「戦闘開始時にオークを去勢できる術式を組み上げました」

女騎士「ちょ、ちょっと待て賢者!」

女騎士「それは流石に酷過ぎではないのか!?」

女騎士「彼らにも人権はあるだろう!」

女騎士「そんな非人道的な魔法など実用化できるか!!」

賢者「教会は魔族に人権など認めてなどおらぬよ」

賢者「他種族を姦淫するオークどもに正義の鉄槌を下すことの何が悪いのですか」

賢者「それとも女騎士、貴女はオークを去勢されて何か困ることでも?」

女騎士「くっ…!」



4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/12(水) 20:47:54.37 ID:84MB1Yt+P

女騎士「オーク!オークはいるか!?」

オーク「誰だよこんな夜遅く……」ガチャリ

オーク「ああ、お前か」

女騎士「至急、この村の酋長に会わせてくれ!」

オーク「おいおい、俺のじゃ満足できなくなったからって……」

女騎士「そうじゃないんだ、オーク族全体の危機なんだ!」

オーク「……まず俺に事情を説明して貰おうか」



5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/12(水) 20:50:00.07 ID:84MB1Yt+P

オーク「ど、どうしてそんな話に……?」

オーク「俺たちはそんな謂れを受けることはしていないつもりだぞ!?」

女騎士「ああ、まず人間の価値観としては異種族を孕ませること自体がアウトだ」

オーク「仕方ないだろ!」

オーク「俺たちオークは雄しかいない種族」

オーク「繁殖のためには他種族の雌に協力してもらわねばならん」

女騎士「そんな種族など滅びればいい、というのが教会側の意見だとさ」

オーク「ふざけてやがる……人間はどうしてこうも身勝手なんだ!」

女騎士「……」

オーク「す、すまない……お前のことを貶めたつもりじゃなかったんだ」

女騎士「仕方ないさ、種族間の軋轢はより人間に近い亜人族にさえ発生するんだ」

女騎士「それに人間が身勝手だという意見には私も同意だ」



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/12(水) 20:51:59.50 ID:84MB1Yt+P

オーク「教えてくれて助かったぞ女騎士」

女騎士「いいさ、私もお前たちからいろいろと教わったからな」

女騎士「……教会が禁止してる体位とかプレイとか」

オーク「何か言ったか?」

女騎士「いや、なんでもない」

女騎士「それでは私は再び王都に戻って計画の見直しを提言しよう」

女騎士「一つの種族を滅ぼしかねない愚行を見過ごすわけにはいかないからな」

オーク「……なあ、女騎士」

オーク「お前はなんで俺たちオークにそこまれしてくれるんだ?」

女騎士「私が好きでやっていることだ、気にするな」

オーク「ありがとうよ、女騎士」



8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/12(水) 20:53:59.43 ID:84MB1Yt+P

女騎士「ですから、オークのものと断定できる強姦被害件数の統計を出せと!」

賢者「そこにあるではないですか」

女騎士「これは『戦場での強姦被害件数』の統計だろうが!」

女騎士「問題となっているオークに限った被害統計でなければ」

女騎士「計画の実用性の裏付けにはならんぞ!」

賢者「被害者からの証言に、その家族からの陳情書がこれだけ」

賢者「これを元に統計を起こしてもいいですが……」

賢者「そんなことをしなくても、結果は火を見るより明らかでしょう?」

女騎士「関係ないな、まずは必要な書類を全部揃えてもらおうか」

賢者「貴女がそれを指示するのは越権行為ですよ?」

女騎士「オーク討伐の先遣隊の隊長としての地位は既に確保してある」

女騎士「貴様がどう動こうが、私が納得するまで貴様の計画は動かさんよ」

賢者「剣を振り回すだけの野蛮人が賢しいことを……」

女騎士「先ほどの騎士全体への侮辱の言葉は聞き流してやろう」

女騎士「貴様は貴様の仕事を十全にやり遂げろ、話はそれからだ」



10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/12(水) 20:56:23.56 ID:84MB1Yt+P

女騎士「オーク、いるか?」

オーク「おっ来てくれたか女騎士」

オーク「例の件は酋長に話して村全体で犯人捜しをしたぞ」

オーク「そうしたら一匹のオークが浮かび上がってな」

女騎士「一人だけか?」

オーク「お前も疑うのか……」

女騎士「いやそうではない、含みのない単なる事実確認だよ」

女騎士「これを見てくれ」ザパッ

オーク「なんだこの紙束は?」

女騎士「強姦被害者の証言を魔族の文字へ翻訳・転写したものだよ」

女騎士「悪いが私もお前たちを全面的に信用する訳にはいかないからな」

女騎士「私独自の調査もさせてもらうぞ」

女騎士「お前たちにとっては不愉快な話かも知れないが……」



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/12(水) 20:58:16.02 ID:84MB1Yt+P

オーク「いいや、疑うってことは信じるために必要なステップだ」

オーク「全てを相手が言うままに盲信することは信頼とは言えないさ」

女騎士「オーク……」

オーク「さあ、くだんの容疑者と、あと酋長への直接の説明だな」

オーク「頼めるか?」

女騎士「時間はなんとか大丈夫だと思う」

オーク「ギリギリか……その後は時間ないよな?」

女騎士「私も我慢しているのだ、お前も頑張ってくれ」

オーク「さっさとこの件を終わらせてゆっくりしたいもんだな」



16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/12(水) 21:00:09.33 ID:84MB1Yt+P

女騎士「ふむ、この住所で合っているハズだが……」

女騎士「ここまで大きな屋敷だったとはな」チリーンチリーン

執事「どのようなご用件でしょうか?」ガチャリ

女騎士「被害に遭ったという女性に会わせてくれ」

執事「またその話ですか」

執事「何度もいいましたが、お嬢様はご傷心にて誰にもお会いにならないと」

女騎士「貴族の令嬢だかなんだか知らんが、これは必要なことなのだ」

執事「私めもご主人様より誰にも会わせないよう仰せつかっておりますので……」

ドンドンッ

ガシャーーーン


女騎士「何事だ!?」

執事「困ります騎士様!!」

女騎士「賊なら件の令嬢の身に危険が及ぶやも知れぬだろう!」

女騎士「貴重な証人を失うのは私とて困るのでなッ!」ダッ
ねばならん、騎士としてはな」

僧侶「女騎士さんは立派ですねえ」

女騎士「それにここだけの話、オーク族にも伝手があるのでな」

女騎士「彼らの戦力を得られれば芳しくない戦況を好転させられるやもしれぬ」

僧侶「国防の努めってやつですね、ご苦労様です」

女騎士「それでは書類に正式な調印を頂き次第、交渉に向かうとしよう」

僧侶「親善大使も任されて本当に忙しそうですね」

女騎士「この件が終われば一段落だよ、少しはゆっくりできるだろうさ」



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/12(水) 21:27:39.06 ID:84MB1Yt+P

女騎士「オーク、酋長殿はいるか?」

オーク「酋長なら今回の件で他の村のオーク達との会議に出てるぞ」

女騎士「そうか、とりあえずこの村からと思ったのだが……」

女騎士「では酋長殿が帰ってくるまでこの村に滞在しても構わんよな?」

オーク「ああ、いいとも」

女騎士「それで、酋長殿の帰還まで私も仕事が無くなったので……」

オーク「わかったわかった、やっと暇ができたんだな」

オーク「久しぶりにやろうか?」

女騎士「ああ、よろしく頼むよオーク」



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/12(水) 21:29:02.02 ID:84MB1Yt+P

女騎士「んほおおおおおおおおおっ!!」ビクンビクン

オーク1「ふんっ!」パンパン

女騎士「ぎんもぢいいいいいいいいいいいっ!!」プシャーーー

オーク2「おっ、お前の肉便器戻ってきてたのか」

オーク1「ああ、お前のと違って俺のはしっかり教育が行き届いてるからな」ズンズン

女騎士「オークのち○ぽしゅごいのおおおおお!!妊娠確実ッ!!」アヘアヘ

オーク1「もうこいつの価値観の基準は俺たちオークにしかない」パンパン

オーク1「なまじ有能なおかげで、狂ってることもバレずに色々と話が進んでいるようだ」どぴゅっ

女騎士「ひぎいいいいいいいいいいいいっ!!」ビクンッ

オーク2「こいつの見てる世界はどんな風に歪んでるんだろうな」

オーク1「さあな、まあ完全に壊れるまで適当に利用しきってやるまでさ」

オーク2「それじゃ俺にもその肉便器使わせてくれよ」

オーク1「いいぞ、なんなら他の奴も呼んで輪姦すか?」

女騎士「あひい……」トローン



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/12(水) 21:30:22.65 ID:84MB1Yt+P

お嬢様『やめて、あんなケダモノどものことなんか思い出したくない!』

女騎士『だがいづれ人間とオークは共闘する』

女騎士『その日の為に貴様はオークに強姦された事実を隠し通すのだ』


村娘『あいつら、オラのこと寄ってたかって……』

女騎士『他言無用だ、堕ろした仔も人間に孕まされたものだと言え』


女騎士『この医療ミスの資料を公表されたくなければ、堕胎したのは人間の胎児だったと証言しろ』

医者『くっ……なぜそのようなことを!』


賢者『まさか貴女もオークの魔の手に……』

女騎士『そうか、知られてしまっては仕方ない』

女騎士『これで貴様を生かしておくわけにはいかなくなった』


女騎士「くひっ……くひひひっ……」ビクンッ



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/12(水) 21:32:02.43 ID:84MB1Yt+P

―――こうしてオーク族の危険性に気づいた賢者は殺害され、

    女騎士による偽装・隠蔽工作によって賢者こそ魔族と通じた獅子身中の虫であったとされた。

    現場に残された呪力は無論女騎士自身が放ったものであったが、

    巧妙に辻褄合わせをされた資料を疑う者はおらず、事実は闇に葬られた。

    この事件を契機に、王国と魔王軍のパワーバランスは崩れ、

    人類は史上かつてない危機に晒されることとなるのだが……

    それはまた、別の物語。


    (完)



41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/02/12(水) 21:32:30.64 ID:4772JyW+0

週刊ストーリーランドみたいなオチだ



転載元
賢者「できました、オークを去勢する魔法です」女騎士「」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1392205515/

はじめに

コメント、はてブなどなど
ありがとうございます(`・ω・´)

カテゴリ別アーカイブ
月別アーカイブ
記事検索
スポンサードリンク
最新記事
新着コメント
QRコード
QRコード
解析タグ
ブログパーツ
ツヴァイ料金
スポンサードリンク

  • ライブドアブログ

ページトップへ

© 2011 エレファント速報:SSまとめブログ. Customize by yoshihira Powered by ライブドアブログ
多重債務