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http://japanese.engadget.com/2014/02/12/e-6000-0-06-af-nex-6-7/


ソニー、Eマウントのミラーレス一眼 α6000を海外発表。公称0.06秒AF搭載、NEX-6と7の中間的モデル - Engadget Japanese


ソニーがミラーレス一眼カメラの新製品 α6000を発表しました。αシリーズの名を冠しますが、従来はNEXシリーズとして販売されてきた APS-CサイズCMOSセンサー搭載・Eマウント系の製品です。位置づけとしては、NEX-6と7の中間に位置する新モデルとなります。

発売は2014年4月、本体色はブラックとシルバー。価格はレンズキット(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS付き)が約800ドルで、本体が650ドルの予定です。

最大の特徴は、NEX-6で採用された「ファストハイブリッドAF」が公称0.06秒にまで高速化された点。この数値はリリース中には明記されていませんが、NEX-6で公称0.02秒だった「シャッターボタンを押しこんでから、実際に露光を開始するまでの時間」の数値と思われます。

ファストハイブリッドAFはコントラスト検出方式と位相差検出方式AFの両方を使うため、被写体が静止しているか動いているかと問わないというメリットもあります。本機はそうした強みを活かし、動体を追尾しながらの連写時でも、公称11コマ/秒の連写が可能という点もアピールしています。




CMOSセンサーはシリーズでも定評あるExmor APS HDタイプで、画素数は2400万画素。こちらはNEX-6、7と(少なくとも数値上は)同一仕様ですが、画像処理エンジンは BIONZ X へと強化されました。

また電子ビューファインダーも搭載しますが、画素数は約140万ドット。NEX-6と7では約235万ドットなので、画素数自体は少なくなっています。なお、液晶ディスプレイは3インチ92.1万ドットで、チルト可能なタイプです。




もうひとつ目を惹くのは操作系。撮影時に主に操作するモード切替ダイアルとコントロールダイアルがグリップ背面側に並べられていますが、NEX-7では2個ともコントロールダイアルで、NEX-6はモードダイヤルとコントロールダイヤルが同軸上に配置されていました。

本機は両者の中間的な操作体系となっており、このあたりからも位置づけが探れそうです(上の写真は米国Engadetでの本機(右)とNEX-6との比較です)。



一方で、本体の大きさは幅120×高さ66.9×奥行き45.1mmで、本体のみの重さは285g。NEX-6が119.9×66.9×42.6mm・287gでしたので、ほぼ同サイズ・重量です(上の写真は背面側がNEX-6です)。



さらにWi-Fi+NFC搭載、PlayMemories Mobileによるリモートコントロール、カメラ側の拡張拡張が可能なPlayMemories Camera Appsへの対応など、NEXシリーズで定評ある機能も一通り搭載。動画撮影機能も、フルHD・60pと24pに対応し、クリーンHDMI出力(メニュー表示などを消した状態での出力が可能)も備えます。

気になるのは日本での展開。本日は海外でも同時発表されたサイバーショットの新製品群がこそ発表されましたが、本機はまだ。加えて、Eマウント低価格モデルの「α3000」が日本ではラインナップされていない点などを考えると、日本独自仕様モデルとしての登場なども考えられます。CP+ 2014でのプチサプライズ発表という可能性も十分ありますから、いろいろと予想が楽しそうです。