レンズの視野角185度は人間の視野角に近く、風景から自動車内のような狭い場所まで、幅広い場面での撮影に対応します。軽量コンパクトなうえ、あらゆる方向からの飛沫にも耐える IPX4 の防滴性能も備えるので、自動車やヘルメット、ラジコンなどに固定してアクションカメラ的な使い方にも向いています。なお、エルモ社では QBiC MS-1 を「普段使いの超広角ビデオカメラ」として、カジュアルな使い方を提案しています。
また、静止画撮影では185度、165度、135度の3種類の画角が選択できるほか、インターバル撮影機能、連続10枚のバースト撮影機能などをも搭載します。
185度の広角レンズは、そのままの画角を活かした撮影だけでなく、歪み補正機能を用いたより自然な映像を記録することもできます。F2.0 の明るいレンズは暗所でも撮影可能でシーンを選ばず、手ぶれ補正機能も搭載します。また、接写は20mmまで寄ることができます。
撮影可能な動画形式は MP4(H.264+AAC)、録画モードは1080p で 60/30fps、720p では 120/60/30fps 、 800x480px では 240fps の6段階。本体には SDXC UHC-1 最大64GB まで対応の microSD カードスロットを搭載、内蔵バッテリーにより1080p/30fpsなら1時間45分の連続撮影が可能です。
インターフェースは USB2.0、HDMI 出力。本体には三脚用のマウント穴があり、普通のカメラと同様に三脚などに固定して使えるほか、各種マウントアダプターなどもオプションとして用意。スマートフォンに固定するストラップもあるようです。
発売日は2月25日。実売想定価格は2万5000円前後。