実話を元にした映画は数多くありますが、本当に起こった出来事として見ると、感情移入の度合いも変わってくるものです。
海外掲示板に、
「実話を元にした映画で、真実とかけ離れている作品があったら教えて」
と質問があり、興味深い回答が寄せられていました。
●「ビューティフル・マインド」
本の内容から判断すると、想像上の人物というのは全く出てこなかった。
(ビューティフル・マインド - Wikipedia)
↑その映画は、統合失調症がどんな症状であるかなど、大きな誤解を招く。
●ほとんどの、実話を元にしたホラー映画。
↑だいたいその手ものは真実なんだが、狂ったやつが語り手だったというオチが多い。
●「アルゴ」
(アルゴ (映画) - Wikipedia)
↑カナダ側を叩き売りしてる。
●「タイタニック」
まるで1900年代の貴族が、ならず者に恋に落ちるかのようだ。
(タイタニック (1997年の映画) - Wikipedia)
↑自分はその映画でいろんな人と話をしたが、ローズはビッチだという結論にたどりついた。
・レオナルド・ディカプリオ(ジャック)のために婚約者を裏切る。
・板を使わせないためにディカプリオを殺すことにした。
・みんなが捜している宝石を海に捨てた。
●「300 〈スリーハンドレッド〉」
(300 〈スリーハンドレッド〉 - Wikipedia)
●「ブレイブハート」
でも一番お気に入りの映画でもある。
(ブレイブハート - Wikipedia)
↑コスチュームだけでも、キルトを着るには時期が早い。
●「ファーゴ」
実話を元にしていると言うが、他の実話を元にした作品が激しく不正確なので、面白い演出として実話と伝えているだけである。実際は完全なフィクションである。
(ファーゴ (映画) - Wikipedia)
●「ポカホンタス」
誰もまだ言ってないのが信じられない。
(ポカホンタス (映画) - Wikipedia)
↑ポカホンタス2でさらにひどくなる。
●「パッション」
(パッション (2004年の映画) - Wikipedia)
●「リトルフットの大冒険」
肉食恐竜が一瞬でみんなを殺しただろうよ。
(リトルフットの大冒険)
●「しあわせの隠れ場所」
サンドラ・ブロックの家族が、子供にアメフトのルールを教える場面があるが、実際のマイケルは裕福な白人夫婦に会う何年も前に知っていた。
(しあわせの隠れ場所 - Wikipedia)
●「幸せのちから」
ガードナーについてかなり楽観的な表現がなされていたが、実際はたいしたことなかった。
(幸せのちから - Wikipedia)
●「サウンド・オブ・ミュージック」
一番小さな子供はステージで舞台を見ただけだった。基本的に彼らの人生とは全然違う。
(サウンド・オブ・ミュージック - Wikipedia)
●「大統領の執事の涙」
全く真実ではないが、大勢の人が真実だと思って映画館を出る。
(大統領の執事の涙 - Wikipedia)
●「シンドラーのリスト」
(シンドラーのリスト - Wikipedia)
●「スター・ウォーズ」
まず、どうやって真実かどうかチェックしたらいいんだ?
(スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 - Wikipedia)
●「パーフェクト・ストーム」
ベースは海に出て帰ってこなかった。残りの部分は全て作られた。映画を見ていて、どいつが生き残ってこの話を伝えたんだと思って見ていたら、最後の男が死んだ。え?じゃあ誰が伝えたんだよ。
(パーフェクト ストーム - Wikipedia)
他にも実話ベースの映画はたくさんあるようですが、脚色どころか、ほとんど真実が残っていないケースも少なくないようです。
商業的な成功のためにはしかたのない面もあるのでしょうが、なかなか映画作りも大変です。
What movies claim to be based on a true story or an actual event, but are wildly inaccurate?
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