老舗のステーキ店「銀座4丁目スエヒロ」破産したことがわかりました。

画像:【銀座4丁目スエヒロ】
銀座4丁目スエヒロ

1935年に創業されたスエヒロ商事は2月7日付けで東京地裁から破産手続きの開始決定を受けた

とのこと。

負債総額は約9億7200万円。

「スエヒロ」ブランドはレストラン事業のほかに百貨店や通販などでも惣菜・食品販売事業を手がけまし

たが、

レストラン「スエヒロ」
http://www.mono-log.jp/archives/2013/11/ginza_suehiro.php

2009年12月期には16億1000万円あった売り上げが、2012年12月期には11億8900円にまで

落ち込んでいました。

破産の背景には、東日本大震災によるレストラン事業の低迷、ステーキ用の牛を育てる飼育用藁(わら)

への放射能汚染による影響や食肉への風評などで業績が悪化したことやデフレでの消費低迷、ライ

バル店との競争激化などが挙げられています。

なお、「スエヒロ」は”のれん分け”のシステムを取っており、運営会社が異なる別の「スエヒロ」店は破産

していません。

公式動画:【銀座4丁目スエヒロ】

「銀座4丁目スエヒロ」のCMを聞いたことがありますが、約80年の歴史を持つ老舗ステーキ店が潰れる

のは残念ですね。

「銀座」という場所柄も関係したのかもしれません。

会社更生して欲しいところですが、最近、原発事故による放射能漏洩で食肉自体があまり売れない状態

でもあります。