2：ケツすべりφ ★：2014/02/17(月) 14:35:48.47 ID:0
（>>1の続き）
1. 客のワガママをできる限り聞くのが店としてのプロ意識だ
何を甘ったれているのか、と。正当な要望には全力で応えようとするのが当然ですが、
客という立場をいいことにワガママを言ってくるようなヤツは、ほかのちゃんとした
お客さんに十分なサービスをするためにも、むしろ毅然と追っ払うのがプロ意識だと
言えるでしょう。

2. そもそも「店が客をバカにする」という発想に違和感がある
何を油断しているのか、と。客である自分は店を好き勝手に論評して時にはバカにしている
くせに、自分は店にバカにされないと思うのはおめでたすぎます。「店にそんな権限はない」
「そんな店は許せない」と本気で言いたいとしたら、さらに救いがありません。

3. 頼みもしないのに「お通し」が出てくるのは不合理だ
何をケチくさいことを言っているのか、と。「お通し」が嫌なら家で飲んでろ、と。
楽しく飲める環境を作ったり、おいしいお酒や料理を用意したりするために、お店だって
頑張ってくれているんです。気持ちよく払っておもてなしの心に応えるのが客としての
誠意であり、払う気持ちよさを味わうのが大人の心意気に他なりません。言うまでもなく、
ダメダメなお通しが出てくるとか不当に高いとかは、また別の話です。

. とにかく一円でも安く買うのが「賢い消費者」である
何をキリキリしているのか、と。もちろん、お金は大事です。ネットを駆使して「最安値」を
追求するのもいいでしょう。しかし、とにかく安く買えさえすればお店の側の事情は知ったことでは
ないという姿勢だったり、膨大なエネルギーを費やしてわずかな違いにこだわったりするのは、
はたして「賢い」ことなんでしょうか。買うものやお店との関係によっては、あえて安さ以外の
何かを得る選択ができるのも、大人の懐の深さです。

5. 店が客に愛想よくするのは、結局は儲けたいからだ
何をトホホなことを言っているのか、と。たしかに、そういう店もあるしそういう店員さんもいます。
しかし、商売とはこういうことだとしか思えないとしたら、どんな仕事をしても喜びは感じられない
だろうし、どこのお店に行っても単なる「サイフ」としか扱ってもらえないでしょう。

6. 「こっちは客だぞ」というセリフを口にしたことがある
何を勘違いしているのか、と。世の中には「恥ずかしいセリフ」がたくさんありますが、その中でも
このセリフの恥ずかしさは1、2を争います。乱発は論外ですが、たとえどんなに不愉快な対応をされても、
明らかに店側に非がある状況でも、いかにこのセリフを使わずに毅然と抗議するかが、大人としての
意地の見せ所と言えるでしょう。

7. コシがないうどんなんてうどんじゃない
何を狭い「常識」に縛られているのか、と。コシがある讃岐うどんや武蔵野うどんもおいしいし、
やわらかい伊勢うどんや博多うどんもおいしい。それがうどんという食べ物の豊かさであり、
いろんな価値を柔軟に認められるのが大人の余裕です。お店に対しても、今の自分がイメージできる
「いいお店」の範疇に入らないからといって、したり顔で批判したり否定したりするのは、あまりにも
浅はかで愚かだと言わざるを得ません。

以上です。また気が向いたら、今度はお店の側を対象に、勘違いしているお店や店員さんをあぶり出す
「じつはお客や世の中にバカにされている度チェック」を作ってみます。