「現代のベートーベン」とも評されていた耳の聞こえない作曲家・佐村河内守(さむらごうち・まもる

50才)氏が長年、ゴーストライターに作曲を依頼したり、3年前から耳の機能が少し回復していたと告白

する騒動を受け、厚生労働省「聴覚障害認定」の見直しをする考えが浮上しました。

画像:【佐村河内守】
佐村河内守
http://www.daily.co.jp/gossip/2014/02/05/p1_0006687539.shtml

18日、田村憲久・厚生労働大臣は衆院予算委員会の答弁の中で

「聴覚を認定するための脳波を計る聴性脳幹反応(ABR)検査ができる機械が少ないし、診断書を書いてもらうのに1万円弱くらい余計に負担がかかるといった問題点はあるが、今回の事実関係をしっかり調査した上で、(認定見直しを)検討したい

と明言しました。

佐村河内氏は広島生まれの被爆2世で両耳が聞こえないとされており、リリースした「交響曲第1番 "HIRO

SHIMA"」は18万枚を超えるヒット。

各界から「現代のベートーベン」とも評されるほどの賞賛を浴びました。

画像:【CD18万枚を売り上げた交響曲第1番 ”HIROSHIMA”
「交響曲第1番

しかし、18年前から作曲をゴーストライターで桐朋学園大非常勤講師の新垣隆(にいがきたかし 43才)氏が

代わりに行っていたことが明らかとなり、大きな騒動に。

画像:【新垣隆】
新垣隆
http://news.livedoor.com/article/image_detail/8510459/?img_id=6015089

さらに佐村河内氏はマスコミに宛てた謝罪文で

「3年前から言葉が聞き取れることもある」

と告白したことから、医学界から、

「学会発表レベルの奇跡である。詳細を明かして欲しい」
「耳鼻科でそんな患者は診たことがなく、信じられない」

との声が多く挙がり、説明会見が待たれている状態です。

なお、佐村河内氏は同日、近いうちに障害者手帳を交付した神奈川県横浜市指定の 医療機関で再度、

「受診」することを約束しています。

動画:【佐村河内守の検証】

ついに国の「聴覚障害認定」のシステムを変える動きまで出てきました。

佐村河内守氏の騒動はまだまだ終わりそうにありません。