飲食店の口コミ情報が集まるサイト「食べログ」に「隠れ家」という営業方針にもかかわらず、
勝手に掲載されたとして、飲食店側が同サイト運営の「カカクコム」社(東京)を裁判に訴えました。
画像:【「食べログ」】
http://tabelog.com/
19日、原告側の大阪市の飲食店経営会社が「カカクコム」社に「食べログ」からの情報削除と330万円
の損害賠償を求めて第1回口頭弁論が大阪地裁で行われました。
訴状によると、原告側は大阪市内のビル2階で「隠れ家」的バーを経営。
表にあえて看板を出さず、2階出入り口にも「開けるな」との札を多数置いてありますが、店内は華やかな
バーラウンジとなっているなどのギャップで客を驚かせ、楽しませるというコンセプト。
しかし、「食べログ」に掲載されたことに怒り、
「食べログで確認して来店した人には店のサービスは意味がない。隠れ家の演出が台無しだ」
と主張。
カカクコム社に情報の削除を求めましたが、カカクコム側は「表現の自由」を理由として、応じなかったため、
今回の提訴に至ったとのことです。
被告側のカカクコム社は
「個別の訴訟案件については回答を控える」
とコメントしています。
今回の件に【ネットの声】は・・
- そんなに見つかりたくなかったのかw
- 店側にも載せられたくない自由はあるんだろう
- 食べログに掲載すると営業電話かけてくる悪徳会社もあるから気をつけろ
- ある意味徹底してるが・・
- この「隠れ家」の店ってほかには公開してないの?
- 隠れ家「ネタバレすんな(激怒)」
- 演出を台無しにされたってことか
- 結構あることないこと書かれるのが「食べログ」
- もう客が店にたどり着けないようにしとけ
- 口コミだけで集めたい店が口コミサイトを訴えるとは皮肉だな
などがあるようです。
「隠れ家」が大々的に公開されてしまうと営業にも多少影響がありそうですが、裁判所はどう判断するので
しょうね・・?
ただ「表現の自由」や「言論の自由」もありますので、なかなか判断が難しいところです。