マイクロソフトがクラウドストレージサービス OneDrive の提供を世界で開始しました。OneDrive はマイクロソフトのクラウドストレージとして長く親しまれた
SkyDrive が色々あって改称した新サービス。
名称が変わった (変えさせられた) タイミングにあわせて、先着10万人に一年間有効の追加容量100GBプレゼント(総容量10ペタバイト!)や、お友達紹介で追加容量500MB、Android 版アプリでのカメラバックアップ対応、カメラバックアップ機能を有効にすると追加3GBプレゼントなど、新機能やキャンペーンもあわせて発表しています。
追加容量系のキャンペーンとして告知されたのは、まず先着10万人に追加容量100GBをプレゼント。ただし永遠ではなく最初の一年分のみ有効です。また紹介キャンペーンは、ひとりを紹介するたびに追加で500MB、計5GBまで。また新たに Androidアプリでも有効になったカメラバックアップ機能を使うと、それだけで最大容量が3GB増えます。
OneDriveの無料で使える初期容量は7GB。2012年にSkyDriveがリニューアルする前は「使いにくいけど初期で25GBもらえる」サービスだったので、昔からのSkyDriveユーザーは容量を維持したまま OneDrive を利用できます。
先着10万人に100GBのほうは、本日中のいつかのタイミングで提供が始まる予定。詳細についてはTwitter の @OneDriveを見て待てとされていますが、執筆時点ではまだ告知がありません。(が、気になるならば各自いまご確認ください)。
この先着10万名に100GBプレゼントは、総容量でいえば10ペタバイト。マイクロソフトでは、「全人類が一枚ずつ写真を保存できる容量」と、多いのか少ないのか分からない例えで表現しています。10ペタバイトは約107億メガバイトなので、一枚で1MBの写真ならば107億枚の計算です。
英 Sky との商標争いに負けて改名を強いられた結果ではありますが、One Microsoft の掛け声で再編を進めるマイクロソフトにとっては、この機会にデバイス横断でワンストップなサービス展開を改めてアピールしたい構えです。