ASUS が天板にも液晶ディスプレイを搭載したノート ASUS TAICHI 31 の新モデル TAICHI31-CX3217S を発表しました。「太極」から名付けられた TAICHI は、開くと前後2画面のノートとして、閉じればタブレットとして使用できるコンバーチブルノート製品。昨年発売のTAICHI 31 は法人向けでしたが、今回のモデルは一般向けに販売されます。

ディスプレイは両面共に1920 x 1080 解像度のIPS パネル。内側は反射を抑えたノングレアでタッチ操作非対応。タブレット側は光沢のあるグレアで10点マルチタッチに対応するほか、付属のスタイラスペンでの操作も可能です。

またタブレット側にはCorning の強化ガラス「Corning Fit Glass」を採用。サファイヤ並みの硬度9H を誇り、傷に強く持ち運びに最適としています。

なおコーニングジャパンによると、Fit Glass はCorning Concore Glass (コンコアガラス)へ名称変更したとのこと。Fit / Concore Glass 採用製品にはGoogle Nexus 7 (2012) やASUS PadFone 2、東芝KIRAbook などがあります。

画面の表示方法は、内側のディスプレイのみを使用する「ノートパソコンモード」、天板を閉じると自動的にタブレット側のディスプレイに表示する「タブレットモード」、2つのディスプレイに同じ画面を表示する「ミラーモード」と、異なる画面を表示する「デュアルスクリーンモード」の4種類から選択可能。各モードはキーボードの「TAICHI キー」を押すと表示されるTAICHI HOME 画面で切り替えできます。

TAICHI31-CX3217S の主な仕様は、13.3インチ 1920 x 1080 IPS 液晶 x 2、インテルCore i3-3217U プロセッサ(2コア4スレ、1.8GHz)、4GB RAM、128GB SSD、802.11 a/b/g/n　WiFi、Bluetooth 4.0、microHDMI、mini-VGA、USB 3.0 x 2、SDメモリーカードスロット(SDXC 対応)、マイク、バックライトつきキーボードなど。

OS はWindows 8 (64bit)。Microsoft Office Home and Business 2013 をプリインストールします。

本体はアルミ製。サイズは339.2 x 228 x 17.4mm、重さ約1.56kg。バッテリー駆動時間は約6.3時間。

発売予定日は2014年2月21日(金)。価格はオープン、予想実売価格は9万9800円。AC アダプタ、USB イーサネットアダプタ、mini-VGA アダプタ、専用スリーブ、スタイラスペンなどが付属します。