NEWSポストセブン|日本の家庭の男尊女卑イメージは誤解 女性支配が更に強まる
“一家の主である夫を立てる”なんていう美風は、もはや日本には存在しないようだ。それにしても、家計を支える大黒柱であるはずの夫を、なぜ妻はこうも邪険に扱えるのか。
「日本はもともと恐妻家だらけだった」と話すのは、高崎経済大学教授の八木秀次氏である。
「日本は男尊女卑というイメージがあるようですが、それは誤解です。昔から日本は女性の地位が高かった。江戸時代の古典落語にも、しっかり者の女房が主導権を握る一般庶民の生活が多く示されています。
また、日露戦争時に日本を訪れた英国人写真家は、日本の家庭の様子を“日本では婦人たちが大きな力を持っていて、家庭における優雅な支配力を感じる”と感想を述べている。これは、女性は利口な独裁者で、夫に“自分が手綱を握っている”と思わせておきながら自分が巧妙に支配しているということです」
しかし、日本における恐妻家のありようは、以前とはかなり違ってきているという。八木氏が続ける。
「もともと女性の地位が高かったところに、戦後、欧米から男女平等やフェミニズムなどの思想が入ってきたことで女性の地位はますます高くなった。“優雅な支配”から『優雅』が消え、文字通り、“支配”“独裁”になっているのです」
その流れに拍車をかけたのは、サラリーマンの給与が銀行振り込みになったことだと、ファイナンシャルプランナーの花輪陽子氏はいう。
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