No.23,913 ::: Text ::: 2014-02-23 22:05:01 ::: 雷電21 様
剣豪伝説 武蔵の火鉢
それは、武蔵が黒田藩の剣術指南をしておった時のこと。
弟子たちから二刀流のメリットを尋ねられた武蔵、剣豪としての名声も高まっておったから、戦場でパニクって刀を無茶苦茶に振り回したとも言えず、「大小2本で交互に敵を斬り伏せれば、刀の寿命が2倍になるではないか」と答えてお茶を濁しておいた。
しばらくして、ある冬の寒い晩、手洗いに立った武蔵が不寝番の若侍に目をやると、その若侍、左手を懐に入れたまま、右手だけ伸ばして火鉢に当たっておった。
武蔵が、「お主、左手を怪我しておるな。気の抜けた稽古などするからじゃ」と叱りつけると、若侍、「怪我ではありませぬ」と答えて、おもむろに懐から左手を抜くと、今度は右手を懐に仕舞った。
ピンときた武蔵が、「両手を交互に使えば、わが身の寿命が2倍に増えるとでも思うたか、馬鹿者が」と再び叱りつけたところ、若侍、「そうではありませぬ。この命、殿のおん為、合戦で散らせる覚悟はできております」と男泣きに泣き出した。
「ではなぜじゃ、なぜ片手で火に当たったのじゃ」と武蔵が問うと、若侍、「両手交互に火に当たれば、交互に当たれば、炭火の寿命が2倍になりまする~」と答えたそうな。めでたしめでたし。
弟子たちから二刀流のメリットを尋ねられた武蔵、剣豪としての名声も高まっておったから、戦場でパニクって刀を無茶苦茶に振り回したとも言えず、「大小2本で交互に敵を斬り伏せれば、刀の寿命が2倍になるではないか」と答えてお茶を濁しておいた。
しばらくして、ある冬の寒い晩、手洗いに立った武蔵が不寝番の若侍に目をやると、その若侍、左手を懐に入れたまま、右手だけ伸ばして火鉢に当たっておった。
武蔵が、「お主、左手を怪我しておるな。気の抜けた稽古などするからじゃ」と叱りつけると、若侍、「怪我ではありませぬ」と答えて、おもむろに懐から左手を抜くと、今度は右手を懐に仕舞った。
ピンときた武蔵が、「両手を交互に使えば、わが身の寿命が2倍に増えるとでも思うたか、馬鹿者が」と再び叱りつけたところ、若侍、「そうではありませぬ。この命、殿のおん為、合戦で散らせる覚悟はできております」と男泣きに泣き出した。
「ではなぜじゃ、なぜ片手で火に当たったのじゃ」と武蔵が問うと、若侍、「両手交互に火に当たれば、交互に当たれば、炭火の寿命が2倍になりまする~」と答えたそうな。めでたしめでたし。
【寸感】
中身は覚えてても、ネタ元の記憶がないことってあるよねorz
中身は覚えてても、ネタ元の記憶がないことってあるよねorz
タグ:
2,071
バカボンの息子 2014-02-23 23:10:14
URL
女「ねえ、右のおっぱいと左のおっぱい、交互に吸ってくれない?」
男「そうすれば黒ずむのが遅くなるから?バカだな、気にするなよ」
女「そうじゃなくて、あなたが少しでも長持ちするようによ!」
男「そうすれば黒ずむのが遅くなるから?バカだな、気にするなよ」
女「そうじゃなくて、あなたが少しでも長持ちするようによ!」
コメント8件
コメントを書き込むにはログインしてください。
NEXT(次の作品)
No.23,914 | (18+)ちゃりんこ
No.23,914 | (18+)ちゃりんこ
BACK(前の作品)
No.23,912 | お友達になりたいハスキーと、考え中な子猫
No.23,912 | お友達になりたいハスキーと、考え中な子猫