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http://japanese.engadget.com/2014/02/25/nokia-x-android-ms/


Nokia Xシリーズ発表、Androidベースの独自OSを搭載した新興国向けスマートフォン - Engadget Japanese


マイクロソフトに買収されたノキアが、独自OS 「Nokia X software platform」搭載スマートフォンNokia X シリーズを発表しました。ノキアによれば、Nokia X シリーズは「急成長中の低価格スマートフォン市場に向けた製品」。

Nokia X software platform はオープンソースの Android Open Source Project (AOSP) を元に、ノキア独自のカスタマイズを施したOS。Windows Phone に似たインターフェイスが特徴です。また Skype や OneDrive など、マイクロソフトのアプリやサービスに対応します。

Nokia X and X+ Hands On

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Gmai などのGoogle アプリやGoogle Play サービスは利用できないため、ノキア独自のブラウザやメールアプリをプリインストールするほか、専用ストアのNokia Store で様々なアプリを配信しています。




Nokia X シリーズのラインナップは、4インチディスプレイ搭載のNokia X Dual SIM と X+ Dual SIM、5インチのNokia XL Dual SIM の3機種。製品名通り全モデルがマイクロSIM スロットを2つ搭載し、デュアルSIM スタンバイにも対応します。

X とX+ の仕様はほぼ共通で、4インチ 800 x 480 IPS ディスプレイ(2点タッチ対応)、Qualcomm Snapdragon S4 (2コア1.0GHz)プロセッサ、4GB ストレージ、背面3MP 固定フォーカスカメラ(前面カメラなし)、microUSB 端子、microSD カードスロット(最大32GB)、3.5mm オーディオ端子、802.11 b/g/n WiFi、Bluetooth 3.0 + HS など。

仕様が異なるのはRAM の量で、X は512MB、X+ は768MB。またX+ のみ4GB のmicroSD カードが標準で付属します。

バッテリー容量は1500mAh。ユーザーが取り外し可能です。駆動時間は3G 通話で最大10.5時間、音楽再生で26時間。

対応する通信規格と周波数帯は、WCDMA 900/2100MHz とGSM 850/900/1800/1900MHz。アプリはOpera、Facebook、Twitter、WeChat、Viber、Skype などをプリインストールします。

本体カラーはともにホワイト、ブラック、シアン、グリーン、レッド、イエローの6色を用意。本体サイズと重さも共通で、115.5 x 63 x 10.4 mm、128.7g。

価格と発売時期は、X が89ユーロ、1万2500円前後で近日中に発売。X+ は99ユーロ、1万4000円前後で2014年第2四半期前半に発売予定。なお発売予定地域に日本は含まれていない模様です。



5インチディスプレイを搭載するNokia XL は、X/X+ と共通する仕様も多くありますが細かい点が異なります。

主な仕様は、5インチ 800 x 480 IPS ディスプレイ(マルチタッチ対応)、Qualcomm Snapdragon S4 (2コア1.0GHz)プロセッサ、768MB RAM、4GB ストレージ、背面5MP オートフォーカスカメラ、前面2MP カメラ、microUSB 端子、microSD カードスロット(最大32GB)、3.5mm オーディオ端子、802.11 b/g/n WiFi、Bluetooth 3.0 + HS など。

バッテリー容量は2000mAh。こちらもユーザーが取り外し可能です。駆動時間は3G 通話で最大13時間、音楽再生で37時間。対応する通信規格やプリインストールアプリはX/X+ と同じです。

本体カラーはホワイト、ブラック、シアン、グリーン、オレンジ、イエローの6色。本体サイズと重さは、141.4 x 77.7 x 10.9 mm、190g。

Nokia XL は109ユーロ、1万5000円前後で2014年第2四半期前半に発売予定。こちらも発売予定地域に日本は含まれていない模様です。

Nokia XL Hands On

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