戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://japanese.engadget.com/2014/02/26/ar-one-sony-web-smartwatch-cookpad/


ソニーストアでスパイダーマンAR。One SonyなWeb会議や SmartWatch 版 COOKPADなどオープン開発支援も - Engadget Japanese


Xperia Z2が発表されたソニーのプレスカンファレンスでは、ソニーモバイルの鈴木国正社長がARアプリを介してスパイダーマンに扮するデモがありました。ソニーのスパイダーマンコラボ企画は、MWC 2014 の会場だけでなく、映画公開のタイミングに合わせて日本を含めた世界中のソニーストアで楽しめるようになります。

このほかブースでは、ソニーのオープンなアプリ開発関連の取り組みも披露していました。  



ソニーのブースでは、Androidアプリで指定のポスターを読み取ると、画面上にスパイダーマンが登場してXperiaをアピールする、そんなデモが楽しめます。これはスパイダーマンの最新作『アメイジング スパイダーマン2』とのコラボレーション企画。映画は国内では4月公開予定です。

世界中のソニーストアにおいて、スマートフォンを使ってスパイダーマンのARが楽しめるイベントを展開する計画で、アプリは現時点でAndroidアプリのみ。今後iPhone向けアプリも提供予定です。

スパイダーマンとXperiaシリーズのプロモーションを兼ねたものですが、アプリはスパイダーマンの動きが細やかで、ちょっとしたコメディ的な演出が非常によくできている印象。足は踏まれていますがスパイダーマンとの記念撮影も可能で、国内での詳細は後日あらためて発表する予定です。






One Sonyを標榜するソニーですが、少なくともアプリケーション周辺については、外の開発者との協力関係を密にした戦略をとっています。エンジニアのアプリ開発を促進するためAPIを公開し、ユニークなアプリの開発を支援。MWC 2014 のソニーブースでは、優秀なアプリ開発者に一等地にあるソニーブースの一画を提供し、海外への橋渡しを行っています。



参考展示されたアプリは、Xperiaシリーズのアクセサリーとして販売中のスマートイメージングスタンドと、ゲーム用のDUALSHOCKコントローラーを組み合わせて、簡易テレビ会議システムを構築するためのもの。

スマートイメージングスタンドは、パーティなどでみんなで撮影するためのツールですが、DUALSHOCKコントローラーで操作可能。写真のユニットが2つあれば、Xperiaのカメラを動かして簡易的なテレビ会議システムが構築できます。スタンドとコントローラー、Xperia間はBluetooth接続。Xperia間の通信はWiFiやLTEなどで一般的なテレビ会議システムのソリューションを活用します。



カメラ関連の機能としては、Xperiaのカメラアプリからすぐに呼び出せるアプリランチャーなども紹介しており、アプリ開発者のアプリが並んでいました。



また、クックパッド(COOKPAD)ではプロトタイプとして、SmartWatch向けのレシピアプリを紹介。画面を覆い隠すことでレシピページが切り替わるというもので、SmartWatchなどのウェアラブル機器が普及するタイミングでこうしたアプリの投入を検討していく計画です。

なお、クックパッドでは昨年8月より英語版を提供しており、2014年1月にはallthecooksという米国のレシピアプリを、スペインでは投稿型レシピサイト Mis Recetas を買収。英語圏とスペイン語圏でもレシピ展開を進めています。このほか、インドネシアの投稿型レシピサービスにも出資しています。



クックパッドの担当者によると、レシピ利用者の多くは主婦で、依然としてレシピを印刷して利用するユーザーが多いとのこと(クックパッドの投稿者はレシピ印刷数などが確認できます)。これは、ぬれた手でスマートフォンを扱うことに抵抗感があるためで、SmartWatchのような端末で使いやすいレシピサービスを模索中といったところです。