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一方、今回の開幕式に米国のオバマ大統領をはじめ、イギリス、フランス、ドイツなどヨーロッパの主要首脳らが出席しなかったことについて、多くの海外メディアは最近、ロシアの国会で通過した同性愛宣伝禁止法など人権弾圧の動きに対する反感を表現したものと報道したことがある。しかし、日本がロシアとの北方領土紛争にもかかわらず、首相が直接参加する積極的な姿勢を見せたことを考慮すると、次期オリンピック開催国である韓国の消極的な姿勢は理解するのが難しいという指摘が出ている。

ロシアのメディア関係者は、「米国でロシアと韓国が近くなることを嫌って、韓国側に圧力を加え、大統領や首相が開幕式に参加しないようにしたのではないかという話も出ている」と伝えた。

最近、ラッシュイスカヤガゼッタ（ロシア新聞）は「ロシアの関与なしに、朴槿恵外交政策の礎石となっている「ユーラシア案」の実現は不可能だ」とし、「中国と日本はより対談に積極的なのに対し、ソウルはまだ実際に主導権が不足した形だ」と批判した。現地の韓国人社会では、「大統領は分からないが、首相まで参加しなかったことがロシア人たちの自尊心に触れたようだ」とし、「次期オリンピック開催国であるという点でロシアの次に注目されるべき国なのに、私たち自らが広報効果を減らした」と残念がった。

ある韓国人は「立場を変えて考えてみてください。私たちが開催するオリンピックに主要国で大統領も首相も来ないならば、無視されたという感じがしませんか。このような問題が議論されるたびに本当に恥ずかしくきまりが悪かった」と話した。

韓国は当初閉幕式に文化部第2次官を送る予定だったが「次期開催国の格に似合わない」という批判が提起されチョン・ホンウォン首相が4泊5日の日程で出席し閉会式レセプションでプーチン大統領に会った。

http://joongang.joins.com/article/911/13990911.html