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http://japanese.engadget.com/2014/02/26/lifelog-camera/


ソニーがライフログカメラをコンセプト展示、幹部「商品化に向かう」 - Engadget Japanese


MWC 2014 のソニーブースでは、小型のライフログカメラをコンセプト展示しています。展示ではあくまでもコンセプトモデルとして紹介されていますが、ソニーモバイルの幹部はインタビューの中で「我々はあれをコンセプトに終わらせるつもりはありません。商品化に向かいます」と話しています。

ソニーはCES 2014 において、リストバンド型のNFC対応活動量計 SmartBand を発表しまいた。それから3カ月弱の MWC 2014 では、SmartBand の詳細を発表。いわゆる活動量計というより、ライフログツールとして歩いた、走った、出かけた、電話した、写真を撮った、音楽を聴いた、寝た、といった生活の中のあらゆるログをアプリに集約して記録するそんなツールであることがわかりました。発売は3月。

なお、ソニーモバイルで商品企画部門とUX商品企画部の統括する黒住吉郎部長は、SmartBandについて、「言葉でなかなか説明できませんが、使ってみると、メールをチェックするのと同じぐらいチェックしているんです。ここからここまで移動した跡が出ている、それ自体が楽しい。生活をビジュアライズするのが楽しくなってきます。Facebookではみんなの周りで起きていることをチェックしますが、SmartBand は自分のことをチェックするためのエモーショナルなものです」と話しています。



このSmartBandの肝となるのが、内蔵するCoreと呼ばれる防水のセンサーモジュールです。サードパーティー各社は、Coreの外側となるモノを開発することで、リストバンド型、ペンダント型などさまざまな使い方ができるとしています。

コンセプトのライフログカメラ は、こうしたCoreの機能にカメラを搭載したもの。どういった製品になるか、また製品になるかもこれからですが、ライフログカメラというと周期的に自動撮影をするツールといった意味が強いでしょう。展示ブースでは、説明員がコンセプトモデルであると話すのみでした。





ただし、黒住部長はインタビューの中で、「カメラを使ったコンセプトモデルを発表しました。SmartBandは3カ月前のCESで概要を発表し、今回発売の詳細が決まりました。ライフログカメラでも我々は、あれをコンセプトに終わらせるつもりはありません。商品化に向かいます。日常をスライスするには技術が必要ですし、プライバシーの問題もありますが、カメラがついたCoreを手につけたり、ぶらさげたり、いろいろ提案できると思っています」と語りました。