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http://japanese.engadget.com/2014/02/27/samsung-gear-fit-galaxy/


サムスン Gear Fit 使用感:スマートなスマートウォッチ、高級感ある活動量計。ただし、Galaxyに限る - Engadget Japanese


サムスンはプレスカンファレンスにおいて、フィットネスバンド Gear Fit を発表しました。MWC 2014 の会期中、スマートウォッチ Gear 2 やカメラ無しのGear 2 Neoといったリストバンド型デバイスをすでに発表済みですが、3つ目のデバイスは曲面ディスプレイを備えたよりアクティブな印象のもの。動画を交えて使用感を紹介します。  



まずは主な仕様から。大きさは23.4 x 57.4 x 11.95mm。重さは27gで、ベルトはグレー、オレンジ、ブラックの3種類。ベルトはGalaxy Gear のような少しかための樹脂製です。防水防塵。OSは非公表。

ディスプレイは横長の1.84インチ SUPER AMOLED(有機EL)を搭載。Bluetooth 4.0 LEに対応し、スマートフォンと連携します。ただし、残念ながらサポートしているのはGalaxy シリーズのスマートフォンのみ。

バッテリーは容量210mAhで、バッテリーライフは説明員いわく「使い方によって異なるものの数日」とのこと。なお、充電台を同梱しており、ディスプレイのちょうど裏側、肌の当たる部分にある端子で充電します。

歩数や心拍数、消費カロリー、睡眠計測といった活動量計としての機能のほか、スマートウォッチとしても使えます。つまり、1つのリストバンド型デバイスで双方を兼ねるので、リストバンドを2つ装着するといった馬鹿らしいことにならずに済みます。カレンダーの確認やメールや通話は着信通知のほか、腕にあると実は便利なアラーム機能も用意。

Samsung Gear Fit

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横長のディスプレイとしたことで、スクウェアな画面を搭載する場合の多いスマートウォッチよりも、存在感は控えめ。思い切って言ってしまえば、表示領域のない樹脂製バンドを中心に、活動量計は安っぽさやオモチャっぽさが目立ちます。

その点、Gear Fit には安っぽさはなく、スマートウォッチほど存在を主張しないスマートなディスプレイを搭載。素直に使ってみたいな、と感じました。SUPER AMOLEDの表示も鮮やかで精細、ここまできれいな必要があるのか? といった話もないわけではありませんが高級感があります。

活動量計とスマートウォッチが1つになり、カラーディスプレイを搭載していることを考えると、もしかしたら実利用では頻繁に充電が必要になるかもしれません。スマートフォンとはBluetoothで接続するので、是非Galaxy シリーズ以外でも使えるようにして欲しいところです。