『月刊コンプエース』連載、「艦隊これくしょん -艦これ- 水雷戦隊クロニクル」の第4話
ここは北方のキス島近海。島に残された人を救出すべく金剛型4隻と赤城が向かうも、この海域は常に荒れており思うように進めません。更に深海棲艦の空母ヲ級と戦艦ル級の接近により やむなく帰投する金剛です。
はい、史実におけるキスカ島撤退作戦をアレンジした模様。映画では「太平洋奇跡の作戦 キスカ」が有名ですね。アニメ「決断」でも話になってます。検索したらYouTubeにあったので下記します。
　決断　第１６話　キスカ島撤退　Ｐａｒｔ１ .
　決断　第１６話　キスカ島撤退　Ｐａｒｔ２ .

五度も出撃しながら救出できないことに苛立つ司令部。どうやらここに重要人物が居るようです。軽巡以上は気象に阻まれて近付けないようで、とはいえこの海域の深海棲艦は重巡はおろか戦艦も精鋭揃い。駆逐艦だけで包囲網を突破するなど自殺行為だと。けれどあの子たちを失うわけにはいかない、海軍の未来のためにも試すべきだと提督らしき人物は告げるのでした。
「あの子たち」とするからには艦娘が居るってことなのかな？　ともかく今度は駆逐艦が任務に仕えるようです。ならばそれはいったい誰になるんでしょうね～？

その頃 駆逐艦の暁型4人は訓練の真っ最中。キツイけれどこれも龍田さんの愛のムチだと耐えて走る暁たちです。そこへ警報が鳴り響き緊急出撃の放送が。ついに4人に初出撃が下されました！

ドックに並ぶは天龍・龍田も含めて計6人。上の画像はサイズ都合で2人削りました。雷と電、ごめんよー(泣)。ふーん、この漫画での艤装はクレーンで取り付けるんだ。「side:金剛」では生えてくる設定でしたけど。複数の整備兵が声を掛けて仕事するなど裏方の演出がいいですね。その中で「チンタラしてっと海に叩っ込むぞ!!」というのがあり、これはパトレイバーの榊整備班長の口癖を意識したものだと思います。

いつものことだと天龍と龍田はリラックスしている一方で、4人は緊張を隠せません。何しろ初陣ですから！　天龍は勇ましいポーズをキメながらドックに響く声で叫ぶ。
天龍水雷戦隊　抜錨だ！
あぁそうか、タイトルの「水雷戦隊」も今回初登場になるんだな。

出撃した後、ちょっと寄り道をする天龍。そこに居たのは飛び跳ねるイルカの群れ。4人をリラックスさせるために見せたのか、いいとこあるじゃんと思ったら違いました。天龍の勘がここに来ることを告げていたのです。

出たのは駆逐艦イ級。こんなのがイキナリ海中から飛び出したので暁たちが白目をむくのも当然でしょうよ。こうして初陣が始まりました。果たしてその結果は!?　つづく
　
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