工工エエェェ(゚Д゚;ノ)ノェェエエ工工
なんすか、マジそれ困るんだけど
ビッグデータ、ハンパないな・・・10年間で130万人の電子健康記録(EHR)をデータマイニングした米国のミシガン大学とバージニア工科大学の研究チームが「猫に噛まれた患者」と「うつ病」との間に異常なリンクを発見したと科学雑誌「PLOS」に発表
猫に噛まれて病院で診察を受けた人々のうち、なんと41%がうつ病の診察を受けていたという。米国の感情障害の年間患者数は成人の9.5%ということからも、圧倒的な差が見られています
さらに、咬傷かつ、うつ病の条件を満たす人の86%が女性であり、あなたがネコに噛まれた女性であれば、うつ病と診断される可能性がほぼ50%と研究者は示唆している
その原因はまだわかっていないが、3つの要因が考えられると研究チームは推測
1. 落ち込んでいる人はそもそも猫を飼っている可能性が高い
ペットとの暮らしは、抗高血圧薬よりも優れた、精神的ストレスによる血圧上昇を低減する効果があることが示されていて、スイスの研究によると、一人で生活する人々の気分をネコが改善すると報告されています
そのため、一人で暮らす女性は猫を所有する確率が高く、そのことによって噛まれる確率が上昇しているということ
そのため、一人で暮らす女性は猫を所有する確率が高く、そのことによって噛まれる確率が上昇しているということ
2. うつ病になると、アイコンタクトが少なくなる
イヌ、ウマ、ブタなどの動物はアイコンタクトやジェスチャーで社会的なサインを人間に対して送ると知られていますが、飼い主の精神状態や応答レベルの変化によって「噛む」という行動に出ることがあります
猫も同じく、飼い主の視線がその行動に大きな影響を与えるという研究報告があり、うつ病の人はそうでない人に比べてアイコンタクトが減少することから、ネコに噛まれる可能性が上昇したとも考えられます
猫も同じく、飼い主の視線がその行動に大きな影響を与えるという研究報告があり、うつ病の人はそうでない人に比べてアイコンタクトが減少することから、ネコに噛まれる可能性が上昇したとも考えられます
3. 寄生虫「トキソプラズマ」によるもの
もっとも興味深い可能性は、猫の飼い主がトキソプラズマに感染する可能性が高いということ。この原生生物は猫によって運ばれ、その糞から人間に感染、脳の変化を引き起こすことで知られています
トキソプラズマ症は自傷行為や暴力、自殺率と関連していて、感染者の脳に見られる炎症性サイトカインは、うつ病の原因のひとつである得ると考えられています
トキソプラズマ症は自傷行為や暴力、自殺率と関連していて、感染者の脳に見られる炎症性サイトカインは、うつ病の原因のひとつである得ると考えられています
※補足「ただし感染ネコがオーシストを排出するのは初感染の際の数週間に限られており、オーシストを排出しているのはネコの1~2%程度に過ぎない。ネコと触れるだけで感染するわけではなく、またネコの糞便中のオーシストも成熟するのに数日を要することから、通常の飼い猫であれば感染源としてはそれほど重要ではない。 トキソプラズマ症 - Wikipedia」猫のトイレはいつも清潔に。
どの推測もはっきりとした原因とはまだ言えない段階だが、研究チームは
「いずれにせよ、猫に噛まれた女性患者から、うつ病を発見し、いち早く治療へ繋げることができるという意味があるだろう」
と述べている
猫に噛まれた患者のうち、3分の1の患者は3日間入院しなければならないほどのケガを負っていて、想像以上に深刻。ネコたちが普段どれだけ僕らに手加減してくれているのか、彼らの潜在的なハンターとしての能力にも愕然とします
論文: PLOS ONE