仮想通貨「ビットコイン」で最大の取引所マウントゴックス(東京)が経営破たんしたばかりですが、

新たにほかの取引所トラブルを報告しています。

画像:【ビットコイン(硬貨)】
ビットコイン
http://www.businessinsider.com/report-us-authorities-seize-2-bitcoin-accounts-linked-to-japans-mt-gox-exchange-2013-5

4日、「ビットコイン」の取引仲介業者フレックスコイン(カナダ)はハッカーの攻撃を受けて、顧客から預かっ

ていた896ビットコイン(約6100万円相当)が全て盗まれたため、サービスを停止したと発表。

フレックスコイン
http://www.flexcoin.com/

また別の業者「ポロニエックス」も同じくハッカーに保管していたビットコインの12.3%が盗まれたと発表

しました。

ビットコインをめぐってはマウントゴックスが2月下旬、ハッカーの不正アクセスにより、 約500億円相当の

ビットコインが盗まれたとして、会見を開き、経営破たんを発表。

画像:【会見に挑んだマウントゴックスのマルク・カルプレス最高経営責任者】
マウントゴックスのマルク・カルプレス最高経営責任者
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304227204579410633485090734.html

東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理されています。

立て続けに起きるビットコインのトラブルにシステムのぜい弱性が浮き彫りとなっています。

一方、一連の不祥事をチャンスとみる投資家が投機目的でビットコインを購入する現象も起きており、マ

ウントゴックスがサービス停止する前の水準まで回復しているとも伝えられています。

システムに大きな穴が存在するようです。

投機目的で一時的に「買い」が殺到しているようですが、盗まれても保証がない上にシステムもずさんでは

危険性が高いですね。