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http://japanese.engadget.com/2014/03/06/1080p-60fps-hdmi-cv710-hdmi/


1080p 60fpsを非圧縮録画できるHDMI キャプチャCV710、ゲーム機や一眼カメラのクリーンHDMIに対応 - Engadget Japanese

PC 周辺機器などを取り扱うアスクが、台湾AVerMedia Technologies のHDMI ビデオキャプチャデバイスAVT-CV710 を販売します。発売は2014年3月上旬、価格は2万円代前半の予定です。

CV710 は1080p/60fps の動画を非圧縮で録画できるキャプチャデバイス。USB3.0 の転送速度によって、高画質なゲームなどをそのまま録画・配信できるほか、デジタルカメラと接続してリアルタイムキャプチャも可能です。



映像入力端子はHDMI と独自のAV IN 端子を各1つ搭載。AV IN 端子は付属のケーブルでコンポーネント端子に変換できるのでPS3、Xbox 360、Wii U などの家庭用ゲーム機にも接続できます。

USB 3.0 の高速転送によって、家庭用ゲームをPC の画面で遅延を気にせずプレイしながら高画質な録画や配信が可能としていますが、遅延の程度はPC の性能など使用環境によって異なることに注意が必要です。

またPS3 で録画や配信をする場合、PS3 のHDMI 出力はHDCP で保護されているため、CV710 に付属のPS3 専用ケーブルかコンポーネントAV 変換ケーブルを使用する必要があります。



サードパーティ製ソフトでは、Sony Vegas やAdobe Premiere Pro CS6 などのノンリニア動画編集ソフトに対応。デジタルカメラのHDMI クリーン出力に接続して、1080p/60fps YUV 4:2:2 サンプリングの非圧縮素材をリアルタイムでキャプチャできます。

またCV710 はアマレコTV やXSplit、NLE (Niconico Live Encoder) などのキャプチャソフトにも対応しているので、使い慣れたソフトで録画や配信が可能です。

なおCV710 はハードウェアエンコーダを搭載せず、録画した素材のエンコードや保存はすべてPC 側で行なうため、使用には相応の性能のPC が必要です。

具体的な動作環境は、デスクトップPC がIntel Core i5-3400 以上(Ivy Bridge 以降)、4GB RAM 以上、NVIDIA GeForce GT630 以上。

ノートの推奨環境は、i7-3537U (Ivy Bridge 以降)、4GB RAM 以上、NVIDIA GeForce GT735M。またはi7-4700HQ (Ivy Bridge 以降)、4GB RAM 以上、NVIDIA GeForce GT750M。

PC のUSB 3.0 ホストコントローラは、インテル製、ルネサスエレクトロニクス製、Fresco Logic 製で動作を確認しています。なおUSB 3.0 の帯域が不足し1080p/60fps ソースが転送できない場合は、付属のUSB 3.0 診断ツールでフレームレートの調整が可能です。

またCV710 をPC のUSB 2.0 端子に接続した場合は、標準画質映像のキャプチャと録画のみ可能になります。



CV710 の付属品は、USB 3.0 ケーブル、AV IN - コンポーネントAV 変換ケーブル、専用PlayStation3 ケーブル、クイックガイド。付属ソフトはRECentral 1.x、USB 3.0 診断ツール、映像編集ソフト用プラグイン。

付属ソフトのRECentral は、録画した素材のエンコードのほか、ニコニコ生放送、Ustream、Twitch TV などの動画配信サービスに対応。各サービスのアカウントを登録しておくことで素早く配信を開始できます。

CV710 の本体サイズは137.2 x 84.8 x 18.55 mm。重さ約182g。電源はUSB バスパワー駆動。対応OS は32bit/64bit のWindows 7/8/8.1。Mac は非対応です。