淡田青の短編集 coyote 「居場所を求めて生きる」 ヒーロー・人造人間・殺し屋・娼婦
淡田青氏の初単行本・短編集「coyote」【AA】が5日に発売になった。
月刊ヒーローズに掲載された「≠kids」、「Lenny Worker」、「coyote」、描き下し作品「Lenny Worker[Alternative]」、「我輩は魔族である」の5編を収録し、オビの謳い文句は『足踏みの毎日を変えるのは、私たち自身。何があっても――大事なことは、自分で決める』、『月刊「ヒーローズ」第一回新人大賞を受賞した、期待の俊英、初の単行本化』になってた。
また、オビ裏面は『「呪縛から逃れられない"子どもたち"」「正義のために戦う"悪者"」「未来を知らない"夫婦"」「大いなる悪の力を失った"珍獣"」生きることに手を抜けない人たちが、ここにいる』で、とら秋葉原店AのPOPは『最大の敵は見えない明日。自分たちの居場所を求めて己と戦う主役たちのショートストーリー集』だった。
"外の世界"を夢見る娼婦・アリシア。彼女は、客としてやってきた殺し屋・エドに、ある"秘密"を握られてしまう。(表題作「coyote」) 死んだ父は、偉大なるヒーローだった。その呪縛に捕われ続ける兄と、ひきこもりの弟。崩壊寸前の家族。そして"何者でもない"あたしは―…。(「≠kids」) この街のどこかで、居場所を求めて生きる人々を描く、著者初の短編集。 裏表紙
「coyote」【AA】収録作の1つの「Lenny Worker」は、ONさんの雑誌掲載時の感想は『ヒーローたる資質の一つ"信念"を基軸に語られる物語か。描かれる線といい話の基調といい作者の名前を連想させる雰囲気が心地よい』を書かれていて、カバー折り返しの著者コメントで淡田青氏は『初めての単行本です。驚きです。いいのかしらん!?という心境です。楽しんでいただけたら嬉しいです』、あとがきでは『色々なことが初めてづくしの一冊となりました担当編集者様、デザイナー様、ヒーローズ編集部様、そして、この本を読んでくださった皆様に、深く深く感謝いたします』などを書かれている。
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【関連リンク】
小学館クリエイティブ / 月刊ヒーローズ
「coyote」コミックス情報
第1回ヒーローズ漫画大賞 大賞受賞作「Lenny Worker」
ヒーローたる資質の一つ"信念"を基軸に語られる物語(雑誌掲載時感想「Lenny Worker」)