渋谷凛「何してるの?」
- 3 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 21:01:22.63 ID:TvOaOW1R0
- ――――
前川みく「よしよしハナコチャン、今日もいい天気だにゃ~」ナデナデ
ワンッワンッ
渋谷凛「何してるの、みく?」
みく「おおっ、凛チャン!おっはにゃあ☆」
凛「うん。おはよう、みく。それで、何してるの?」
みく「ハナコチャンと遊んでるんだにゃ!」
凛「見たら分かるよ。どうしたの?」
みく「いやぁ~、今日はお気に入りの猫カフェに行こうと思ったんだけどね?」
みく「なんと!今日はお休みだったのにゃぁ……」
みく「それで、凛チャンの家に遊びに来たのにゃ!はぁ~、ハナコチャンは癒されるにゃぁ~」ギュッ
凛「そうだったんだ」
- 5 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 21:03:27.36 ID:TvOaOW1R0
- 凛「じゃあ、これ持って」
みく「ん?リード、かにゃ?」
凛「うん。今から行こうと思ってたけど……ハナコの散歩、みくに任せるよ」
みく「にゃにゃぁ~っ!?」
凛「ほら、私も行くから。ね?」
みく「うにゃぁ~……みくは猫派なのに……」
凛「ハナコは特別なの?」
みく「もちろん!こんなに懐いてくれるのはハナコチャンだけにゃあ!」
凛「ならなおさらだよ。ほら、犬の散歩なんて初めてでしょ?」
みく「そ、それは……そうだけど」
凛「はい、決まり。ほらほら」
みく「にゃぁ~っ!今日の凛チャンはゴーインにゃあ~!!」
- 6 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 21:05:01.65 ID:TvOaOW1R0
- 凛「なら、ハナコに聞こっか」
凛「ねぇハナコ、今日は私とみく、どっちがいいの?」
ワンッワンッ
凛「ほら、ハナコもみくがいいって言ってるよ?」
みく「にゃ、にゃんと……!」
凛「猫カフェに行こうとしてたんだし、この後暇でしょ?」
みく「うぅ……わ、わかったにゃ!ハナコチャン、一緒に行くにゃ!」
ワンッワンッ
みく「にゃぁっ?!は、ハナコチャン!早すぎるにゃあ!!」グイグイッ
凛「ふふっ……待ってよハナコ」
みく「凛チャンっ、みくのことも心配してにゃあ~っ!!」
- 7 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 21:06:10.81 ID:TvOaOW1R0
- ――――
高垣楓「あっ……上手くできました……♪」
ガチャッ
凛「おはようございます」
凛「……何してるの、楓さん?」
楓「あら、凛ちゃんおはよう。お茶でもいかがですか?」
凛「うん、ありがとう……あ、茶柱だ」
楓「やっと茶柱、出たんですよ」
凛「そうなんだ……よかったの?」
楓「?」
凛「せっかくの茶柱なのに」
楓「いいんですよ。気にしないでください」
- 8 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 21:07:43.97 ID:TvOaOW1R0
- 楓「せっかくの茶柱だから、です」
楓「だって、めったに出ることがないんだから、茶柱が立ったら幸せでしょう?」
楓「ですから、幸せのおすそ分けです」
凛「……そっか。ありがとう、楓さん」
楓「それでなんですけど、凛ちゃん。今とーっても喉が渇いてたりしませんか?」
凛「?」
楓「茶柱を立てるのに夢中になりすぎちゃいまして……ほら」
凛「わっ、こんなにお茶淹れてたの?」
楓「はい、やり過ぎちゃいました。私ってば、おっちょこちょいですね……ふふっ」
- 9 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 21:09:25.17 ID:TvOaOW1R0
- 楓「でも大変だったんですよ?私左利きですから、急須が逆になっちゃいますし」
凛「そうだね……って、どうするの、このお茶?」
楓「……事務所に来たみんなに配っちゃいましょうか」
楓「あ、茶柱のお茶はみんなには内緒ですよ?凛ちゃんだけ、特別です」
凛「うん……じゃあ、いただきます」
凛「なんだか、ほっとするね」
楓「暖かいお茶ですから、ホットしますよ……ふふふ」
凛「……ふふっ」クスッ
楓「あっ、今の凛ちゃんとっても可愛かったです!もう一回、もう一回!」
凛「……嫌です」フイッ
楓「むー……」
- 10 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 21:10:54.43 ID:TvOaOW1R0
- ――――
多田李衣菜「♪~♪~~」ブンブン
ガチャッ
凛「お疲れ様……」
凛「何してるの、李衣菜?」
李衣菜「おおっ、凛ちゃんいいところに!」
李衣菜「この曲すっごく格好いいんだけど……ほら、凛ちゃんも聞いてみてよ!」
凛「うん、ヘッドホン借りるね」
凛「へぇ……凄く格好いいね。なんてアーティストなの?」
李衣菜「……えっと、なんだっけ……」
李衣菜「あ、忘れた訳じゃないよ?ちょっと思い出せないだけ……」
凛「それって、忘れてない?」
- 11 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 21:12:32.91 ID:TvOaOW1R0
- 凛「曲のデータから、アーティストの名前見れなかったっけ?」
李衣菜「はっ!そうだったね。えーっと……そうそう、これだよ」ポチポチ
凛「あ、このアーティスト聞いたことある。確かCMの曲とかやってたはず」
李衣菜「でしょ?私もそれで知ったから、いくつかストアからダウンロードしてみたんだ!」
凛「へぇー……いいね、このギターソロが好きだな」
李衣菜「うんうん、分かってるね凛ちゃん!」
凛「……そういえば、李衣菜はギター、弾けるようになったの?」
李衣菜「へっ?あ、うん、弾けるように、なったよ?」ポリポリ
凛「そうなんだ。私もベース、最近練習しててさ」
- 12 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 21:13:26.54 ID:TvOaOW1R0
- 李衣菜「それって、CDデビューの時の?」
凛「うん。あの時は持ってるだけだったけど、ちょっとずつ練習してるんだ」
凛「元々楽器にも興味があったし、弾けたら格好いいなって思ってさ」
李衣菜「そ、そうだねー……」
凛「いつかライブでセッションとかもあるかなって思ったんだけど……今度プロデューサーに聞いてみよっか」
凛「あ、こんな時間だ。またね、李衣菜」
李衣菜「うん。またね、凛ちゃん」
バタンッ
李衣菜「……あれ、一人で練習してるの、誰も知らないはず……だよね?」
李衣菜「なつきちにも秘密にしてたんだけど……うーん、凛ちゃんは鋭いなぁ」
李衣菜「……負けてられないね、帰ったらまた練習しようっと!」
- 13 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 21:14:33.80 ID:TvOaOW1R0
- ――――
パシャッ
高森藍子「……♪」
凛「何してるの、藍子?」
藍子「あ、凛ちゃん!一枚撮ってもいいですか?」
凛「う、うん……いいけど」
藍子「では……はい、チーズ♪」
パシャッ
凛「えっと、それで……何してるの?」
藍子「これですか?事務所の写真を撮ってるんです!」
藍子「見慣れた風景ですけど、今日の事務所は今日しか撮れませんからね」
- 14 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 21:16:30.67 ID:TvOaOW1R0
- 凛「そんなに、すぐ変わっちゃうの?」
藍子「みんなが持ってきたものが置いてあったり、机が整理されてたりしてるんですよ」
藍子「だからいつ撮っても、同じ写真はないんです」
凛「あ、確かに……みんな、何でもかんでも持ってくるもんね」
凛「ねえ藍子、事務所の写真見てもいい?」
藍子「もちろんです♪はい、どうぞっ!」
凛「へぇ……アルバムにまとめてるんだね」
藍子「ええ、見たいって思った時に、すぐに見れますから」
藍子「それに……データで見るよりも温かみがあるような気がしませんか?」
凛「……うん。なんだか、分かるかも」
- 15 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 21:17:43.70 ID:TvOaOW1R0
- 凛「へぇ……いっぱい撮ってるんだね」ペラッ
藍子「あ、凛ちゃんが写ってる写真もありますよ?確かこの辺りに……ありました」ペラッ
凛「えっ……い、いつ撮ったの、これ?」
藍子「私が事務所に来てすぐかな……ふふっ、凛ちゃんはまだ表情が固いですね」
凛「そ、そうかな?」
藍子「だって、最近の凛ちゃんはもっといい笑顔してますよ?」
藍子「昔はちょっとだけ、怖い人かなって思いましたけど……ほら、さっきの写真見てください」
藍子「ねっ?」
凛「うぅ……は、恥ずかしいからやめてよ」
藍子「それだけ、凛ちゃんも変わったんですよ」
- 16 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 21:19:21.99 ID:TvOaOW1R0
- ――――
神崎蘭子「ククク……これぞ我が力を開放せし呪具か……!」
凛「何してるの、蘭子?」
蘭子「む、蒼き歌姫か!フッ……魂の共鳴を感じる……」
凛「え、どうしたの?」
蘭子「我を生みせし火の国より捧げられた、禁断の呪具よ!」
凛「へぇ、格好いいアクセサリーだね。蘭子のお母さんから?」
蘭子「如何にも!然れば我が友、歌姫にも力を授けん!」
凛「貰っていいの?」
蘭子「これほどの呪具、我が手中に持て余すは愚策よ」
蘭子「我が手には、この漆黒の十字さえあれば良し」
凛「うん、やっぱり蘭子には黒が似合うよ」
- 17 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 21:22:21.51 ID:TvOaOW1R0
- 凛「でも、こんなにいっぱい……あ、これとか私に似合いそうかな」
蘭子「ククク……それは其方が手にすると、火の国からの文に予言されていたわ」
凛「もしかして、蘭子のお母さんがこれを選んでくれたの?」
蘭子「母なる大地の予言は絶対なり」
凛「そうなんだ……これは卯月に似合いそう。こっちは未央かな?」
蘭子「ほう……流石は歌姫ね」
凛「蘭子のお母さん、私達の事も見てくれてるんだね」
蘭子「……最近、家に帰っても凛ちゃんや他のみんなのことばっかりで、ちょっと淋しいですけどね」
凛「……そんなことないよ。ちゃんと蘭子のこと、見ててくれてるんじゃない?」
凛「多分、蘭子がみんなと仲良くしてるのが嬉しいんじゃないかな」
- 18 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/08(土) 21:24:14.52 ID:TvOaOW1R0
- 凛「お母さんからの手紙、持ってる?」
蘭子「……よ、予言はどこに……あ、あった」
凛「コメント一覧
-
- 2014年03月08日 23:17
- 花道オンステージ
-
- 2014年03月08日 23:17
- そ→の↑ひ↓ま→で↓ー
-
- 2014年03月08日 23:23
- 蘭子は母さんまでそうなのか…
-
- 2014年03月08日 23:26
- ほっこりした
-
- 2014年03月08日 23:40
- 良かった
この雰囲気すごいいい
-
- 2014年03月08日 23:43
- 嫌な予感がしたがそんなことはなかった
-
- 2014年03月08日 23:47
- たぶんモバマス世界ではあれがガチで熊本弁なんだろう
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- 2014年03月08日 23:53
- 流石は凛さんですね。私ももっとタブレットとかで勉強しなくては
-
- 2014年03月08日 23:58
- タブレットより目の前の広い世界にもっと目を向けろ橘ァ!
-
- 2014年03月09日 00:00
- コイツはグレートっすよォ…雰囲気がすごくいい
メイドさんが戦うでメイドガイが出てくる世代の私です
※8
橘ァ! おやすみなさいィ!
-
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