ボーイズラブ漫画好き女性「ユヅくんはBLを地でいっている」
いまや男子フィギュアスケートの羽生結弦(19)は「ユヅくん」と呼ばれ、女性たちからの人気が凄まじい。
女性の間には、若い男の子同士の同性愛を描くBL(ボーイズ・ラブ)漫画のファン(「腐女子」とも呼ぶ)もいるが、彼女たちにとっても、羽生はかっこうの“標的”になっている。
「ユヅくんと大輔くん(フィギュアの高橋大輔選手)を見ていると、ついいろんなことを想像しちゃって……。私たちの中ではユヅくんはまだ経験がなくて、本当はゲイだってことにも自分でも気づいていないんです。だから無垢で……。その透明感がいい」(20代女性)
「同じオーサーコーチの下で練習しているスペインのフェルナンデスと話していたり、元祖・王子様といわれるプルシェンコと一緒にいるユヅは本気でヤバイ。まさにBLを地でいっている感じ」(30代女性)
ここまでくるとオジサンには理解不能。
「彼はエヴァの碇シンジなんです!」
と叫ぶのは、アニメ大好きという30代女性。彼女のいう「エヴァ」とは、人気アニメ『新世紀 エヴァンゲリオン』のことで、羽生はその主人公にそっくりなのだとか。
「どことなくはかない感じも、まだ成長しきっていない少年ぽさも、まさに碇シンジそのもの。実写版を作るなら、主演はユヅくんしかいない!」
あなたは大丈夫?腐女子が内心嫌っている腐女子の特徴・4つ
腐女子といえどもひとりの女性。世間ではなりふり構わず腐の妄想をするイメージが強いですが、真の腐女子は社会のモラルをちゃんと意識し、人として、そして女性としてマイナスに見られる行動はできるだけ取らないのが暗黙のルールなのです。しかし、なかには人前でBLの話で盛り上がったり、人に趣味を強要する腐女子が
あとを絶ちません。今回は、腐女子が「同じ腐女子だけどこれはちょっと…!」と、内心嫌っている腐女子の行動を、筆者の腐女子仲間に独自取材してみました。さっそくご紹介しましょう。
1.学校の休み時間で同人誌を読む
「同じクラスに腐女子らしき子がいるんですけど、その子を見るたびに内心イラッとしています。同じ電車に乗っていても、BL小説をカバーもかけずに夢中で読んでいるし。休み時間でも、堂々と机のうえで同人誌を広げて読んでいるので、同じ腐女子としてちょっと恥ずかしい」(19歳/大学生)
ここまで気持ちを振り切れる、その度胸は買いたいところ。ですが周囲の目もあるので、同じ腐女子としてはせめて公共の場は控えて欲しいですよね。特に、著作権的な問題や、年齢制限的な問題でも、同人誌の扱いには注意して欲しいところ。ほかにもレストランや喫茶店など、オシャレな場所でのBL話も同様です。
2.オシャレに無頓着
「サークルの先輩がとんとオシャレに無頓着です。髪の毛も伸ばしっぱなしで野暮ったいし、メイクもしないでほぼスッピン。『髪の毛、切りに行かないんですか…?』 と聞いても、『コミケの〆切り直前だから』『欲しい同人誌あるし、お金がもったいない』と言うだけで、女子力はほとんど無し。せっかく顔立ちがキレイなのに、もったいないですよね」(21歳/大学生)
腐女子もオタクの部類に入りますが、なかには見た目からしてすでにオタクっぽい人もいますよね。腐女子も決して例外ではありません。趣味に没頭したい気持ちは
わかりますが、定期的に女子としての女磨きを忘れないようにしましょう。そうした自分磨きが、「世間から白い目で見られる腐女子像」を払拭していくはずです。
3.関係のないスレでBL話をする
「好きなマンガの掲示板を見ていて、『◯◯は妄想が捗る』という書き込みを見ると少しモヤっとします。BLのスレだったらまだしも、全然関係のないスレでBLの話題を
されると、同じ腐女子でもちょっと気分が下がっちゃうので。ネットで腐女子が叩かれるのも、こういう小さな積み重ねが関係していそう…」(23歳/メーカー)
腐女子に限らず、スレ違いの書き込みは荒れる原因になりかねません。それこそ「腐コメ自重しろ」なんてコメントを見かける人も多いのでは?反対に「はいはい、腐女子乙」と、腐女子はネタにもされがちなので、そういう時は書き込む側も見る側もサラッと見過ごすのが大人の対応というものかもしれません。
4.自分好みキャラを擁護し過ぎる
「好みのキャラが批判されるたびに、すかさず擁護するサークル内の雰囲気にガッカリしています。この間も次のコミケに向けて、同人誌の計画をしていたんですが、
途中から『◯◯のどこが気に食わないの?』と大喧嘩。キャラに愛着があるのはわかるんですが、そこまでムキにならなくても…」(23歳/販売)
これも腐女子なら心当たりがあるはず。非腐女子なら好きな歌手や俳優さんが批判される感覚ですが、だからといって張り合ったところで子供っぽさが際立つだけです。ポイント3と同じように、なるべく静観することを心がけましょう。
おわりに
BLにハマった時は腐の話がしたくて、つい気持ちが高揚するものですよね。とはいえ、BLは人を選ぶ趣味。普段は心のなかに留めておかないと、腐女子仲間の反感を買ってしまうかも。BLに対する情熱は、胸の内で秘めるのも、真の腐女子を極める第一歩ですよ。