Ubisoftの歴史を振り返ると、画質が劣化したソフトは「ウォッチドッグス」だけではない
Ubisoft最新作「ウォッチドッグス」のグラフィックが大幅に劣化したことで海外では騒ぎとなっていますが、実はUbisoftにとって、このような劣化騒動は何も初めてのことではないのです。
・「アサシンクリード」
数年前のことです。初めて「アサシンクリード1」がお披露目された当時、真の次世代ゲームとして謳われ、公開されていたデモ映像も印象的なものでした。しかし製品版はデモとはまるでかけ離れたグラフィックスになっており、さらにゲーム時間が長すぎてビジュアルが犠牲になっていると多くの批判が寄せられたほどでした。
・「ファークライ3」
UbisoftはE3で「ファークライ3」の公開デモを披露、多くのゲーマーがその素晴らしいグラフィックスに感銘を受けます。新エンジンを使ったジャングルの描写は美しく、草が青々と茂った様子もはっきりと分かるほどでした。でしたが、製品版では(PC版でも)デモのクオリティが実現することはありませんでした。
では再び「ウォッチドッグス」の話題なのですが、これも真の次世代ゲームとして2012年は賞賛されていました。しかし発売延期の末にようやく公開された最新の映像は、ゲームプレイは変わらないものの、グラフィックスに関しては大きく後退。残念なことですが、こういったトレンドはゲーム業界では普通のことなのかもしれません。
ソニーはPS3ローンチ時にこれをよくやっていました。PS3実機で動かしているとするデモ映像が多く公開されたものの、製品版はそれとは似ても似つかないようなものだったのです。今ではこういったことは珍しいのですが、Ubisoftもこれに懲りて、次の「ザ・ディヴィジョン(The Division)」では最初に示した通りの映像を実現してもらいたいものですね。
以下、全文を読む(ソースは英語)
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