C.C.「新しいご主人様ですか?」 ルルーシュ「・・・?」
- 2014年03月12日 23:10
- SS、コードギアス 反逆のルルーシュ
- 5 コメント
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- 1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/14(火) 07:07:49 ID:QB4yc0xo
- C.C.「できるのは、料理のしたく掃除、水くみ、牛と羊の世話、裁縫・・・」びくびく
C.C.「文字は少しなら読めます。数は20まで。あっ、死体の片付けもやっていましたから・・・・」びくびく
ルルーシュ「(やはり記憶が・・・・)」
ルルーシュ「安心しろ。私はひどいことはしない。」
C.C.「えっ・・・・?」
ルルーシュ「おなか空いただろう?これはピザって言うんだ。ほら、いいんだよ食べて。」
C.C.「クンクン・・・はい!」もぐもぐ・・・
ルルーシュ「おいしいか?」
C.C.「はい!」もぐもぐ・・・ - 2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/14(火) 07:19:41 ID:QB4yc0xo
- ルルーシュ「(これはなかなかおもしろいな・・・・)」
C.C.「え、えっと・・・ごめんなさい!あまりにおいしくて・・・・1つだけ、ご主人様の分を残して置きましたから・・・・」
ルルーシュ「あぁ、ありがとう。」ぱくっ もぐもぐ
C.C.「おいしい・・・ですか?」
ルルーシュ「あぁ、おいしいよ。」ぱくぱく
C.C.「良かったです。ご主人様・・・・。」
ルルーシュ「C.C.はかわいいなぁ・・・・」
C.C.「ひぃっ!」ぷるぷる
ルルーシュ「頭を撫でるだけだ。怖がることは無い。」なでなで
C.C.「は、はい・・・・んっ・・・・・・(照)」
ルルーシュ「良い子だな、C.C.は・・・・。」 - 3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/14(火) 07:24:49 ID:QB4yc0xo
- C.C.「そ、そんなことはありません・・・・私、いつも叱られてばかりで・・・・・」ちらちら
ルルーシュ「そうか・・・・俺は叱ったりしないから、安心してくれていいよ。」
C.C.「ほ、本当ですか・・・・?」びくびく
ルルーシュ「あぁ、大丈夫。信じてくれていい。」
C.C.「は、はい・・・・ご主人様・・・・・・。」
ルルーシュ「とりあえず、そうだな・・・・服を着替えようか。」
C.C.「え、えっと・・・・いいのですか?」あたふた
ルルーシュ「あぁ、好きな服を選ぶといい・・・・。」ガタッ
C.C.「こ、こんなに・・・・たくさん・・・・・・・。」
ルルーシュ「好きな物を選んでいいぞ?」
C.C.「で、でも・・・どれを切ればいいのか・・・・・」 - 4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/14(火) 07:33:26 ID:QB4yc0xo
- ルルーシュ「そうだな・・・・このメイド服・・・・いや、それじゃあ昔の君と変わらないな。」
ルルーシュ「これなんてどうだ?」
C.C.「い、いいんですか?こんなに良い生地で、かわいい服を・・・・・」
ルルーシュ「あぁ、いいぞ。お前がこの前まで着ていた服だ。ゴスロリ、という奴だな。」
ルルーシュ「着替えて来い。」
C.C.「え、えっと・・・・着替え方が分かりません・・・・・・。」
ルルーシュ「そ、そうか・・・・・」
ルルーシュ「カレン、いるか?」
カレン「どうされました?ゼロ。」
ルルーシュ「今すぐ来てくれ。少し困った・・・・ことが・・・・・・」
C.C.「え、えっと・・・・・」脱ぎ脱ぎ - 5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/14(火) 07:41:54 ID:QB4yc0xo
- カレン「ルルーシュ、失礼するわ・・・・な、何をしているの!?」
C.C.「はっ!?」びくびく隠れ隠れ
ルルーシュ「これは違うんだ・・・・。その、C.C.は今記憶をなくしていて・・・・」
C.C.「えっと・・・・えっと・・・・・」びくびく
カレン「えっ・・・・・」
ルルーシュ「っというわけだ。服を着替えるのを手伝ってやってくれないか?」
カレン「わかったわ。C.C.、こっちへ着て?」
ルルーシュ「大丈夫だ。カレンを信じていいぞ、C.C.。」
C.C.「は、はい・・・・。」
カレン「よし。じゃあC.C.。こっちへ。」
C.C.「は、はい・・・・・。」てくてく - 6 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/14(火) 07:48:16 ID:QB4yc0xo
- カレン「終わったわ、ルルーシュ。」
C.C.「え、えっと・・・・ご主人様。こんなに良い服を頂いてよろしかったのでしょうか?」フリフリ
ルルーシュ「あぁ、元々お前の物だ。気にすることは無い。それによく似合っている。」
カレン「・・・・・・」
C.C.「そ、そうですか・・・・・ふふふふふ」くるくる
C.C.「え、えっと・・・・ありがとうございます・・・・ご主人様・・・・・。」
ルルーシュ「何も気にすることは無いさ。」
ルルーシュ「カレン、下がっていいぞ。」
カレン「・・・・・はい。」
パシューッ - 7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/14(火) 08:06:56 ID:QB4yc0xo
- ルルーシュ「C.C.、かわいいな。こっちへ来い。」
C.C.「は、はい・・・・ひっ!」
ルルーシュ「大丈夫だ、何もしない。」なでなで
C.C.「んっ・・・・(照)」
ルルーシュ「好きか?頭を撫でられるのは・・・・?」
C.C.「はい・・・・んっ・・・・・」
ルルーシュ「膝枕は好きか?」
C.C.「膝枕、ですか?すみませんご主人様、私には分かりません・・・。」
ルルーシュ「こうやるんだ・・・・。」
C.C.「えっ?・・・・んっぅ・・・・・・(照」
ルルーシュ「ふふふ・・・・・」なでなで
ルルーシュ「(いつも尻に敷かれているからな、好き放題させてもらうぞ?)」 - 10 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/14(火) 18:41:42 ID:QB4yc0xo
- C.C.「こんなに優しいご主人様に出会ったの、初めてです・・・・・・」
ルルーシュ「そうか。それは何よりだな。」
ルルーシュ「(しかし、本当に昔に戻ってしまったようだな・・・・どうする?)」
カレン「ゼロ、ちょっと話が・・・・って、何やってんのよ!」
C.C.「ひぃっ!」がくがくぶるぶる
ルルーシュ「大丈夫大丈夫。カレンはいつも声が大きいだけだから。」
C.C.「は、はい・・・・・」ちょこん - 11 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/14(火) 19:03:44 ID:QB4yc0xo
- カレン「で、どうして膝枕なんかしてたの?」
C.C.「わ、私が悪いんです!ご主人様には何も悪く無いんです!」
ルルーシュ「いいや、悪いのは俺だ。C.C.は何も悪く無い。」
C.C.「で、でもご主人様・・・・・」
カレン「ま、まるで私が悪役みたいじゃないの!」
ルルーシュ「で、一体なんの用だ、カレン。」
カレン「そ、その・・・・C.C.がおかしくなったから、ちょっと様子を見に来ただけ・・・・・。」
C.C.「はうぅ・・・・・・」ぎゅぅ
ルルーシュ「大丈夫だよ。おいカレン。C.C.を脅かすような言葉遣いは慎め。」
カレン「(ルルーシュのバカ!私がこんなに好きなのに鈍感なんだから!)」
カレン「わ、私も・・・・膝枕してよ・・・・・」
ルルーシ「え・・・・?」 - 14 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/14(火) 22:43:41 ID:QB4yc0xo
- カレン「だ、だから・・・私も膝枕して欲しいの!」
ルルーシュ「し、しかし・・・私の膝は1つしか・・・・まさか?!」
C.C.「ご主人様、膝枕気持ち良いです・・・えっ?」
カレン「よっと。ゼロの左足は頂いたわ。」ごろん
ルルーシュ「う、動けないんだが・・・・」
C.C.「ご、ご主人様・・・・私、お邪魔でしょうか・・・・」
ルルーシュ「い、いや・・・そんなことは無い。右足はC.C.専用だ。」
C.C.「ありがとうございます。ご主人様・・・・。」
ルルーシュ「C.C.は良い子だな。」なでなで
C.C.「んぅ~・・・ご主人様ぁ・・・・・」
カレン「わ、私も・・・・・な、撫でて欲しいんだけど・・・・」うずうず
ルルーシュ「仕方無いな、カレンは。」なでなで
カレン「ゼ、ゼロ・・・・(照)」 - 16 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/14(火) 23:04:25 ID:QB4yc0xo
- カレン「ん~・・・・ゼロぉ・・・・・すぴーすぴー・・・・」ごろごろ
ルルーシュ「(カレンは相当疲れが溜まっているようだな)」なでなで
C.C.「ご主人様ぁ・・・そ、そんなところ触っちゃ・・・・・あっあっ!」
ルルーシュ「(こ、こっちはこっちで何か溜まっているようだな・・・・)」
ルルーシュ「(しかし、私も疲れてしまった・・・・このまま仮眠を取るとしよう・・・・・)」すぴーすぴー
ルルーシュ「ん?」
TV
『ギルフォード「黒の騎士団の捕虜を本日15時、処刑を行う。」』
ルルーシュ「何!?」
ルルーシュ「ギルフォードめ!」 - 17 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/14(火) 23:12:04 ID:QB4yc0xo
- ルルーシュ「し、しかしこのふたりを起こすわけには・・・・!どうする!?」
ルルーシュ「仕方あるまい!カレンを利用して、助けに行く!」
ルルーシュ「俺の女に手は出させん!」
ルルーシュ「(起きろ、カレン・・・・)」ゆっさゆっさ
カレン「ん・・・・?」
ルルーシュ「好きだ。カレン。大好きだ、愛している。お前の事しか見えない。」
カレン「!?」
ルルーシュ「えっえっえっ!?と、突然そんなこと言われてもぉおおお」だだだだだだだ
ルルーシュ「問題はもう1人か。クッションで誤魔化せば良い。」
ルルーシュ「さて、行くか・・・・」 - 18 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/14(火) 23:24:41 ID:QB4yc0xo
- ルルーシュ「お久しぶりですギルフォード卿。出てきて昔話もいかがですかな?日本昔話のビデオを持ってきました。」
ギルフォード「せっかくのお誘いだが、遠慮しておこう。遠い昔の物語にはナイトメアでお答えしたいのだ。」
ルルーシュ「ふっ、君らしいな。ではルールを決めよう。」
ギルフォード「ルール?」
ルルーシュ「そうだ。決着は1対1で付けるべきだ。」
ギルフォード「いいだろう。他の者には手を出させない。」
ルルーシュ「武器は1つだけ。」
ギルフォード「よかろう。」
ルルーシュ「では私は・・・・3分間の“時間”を頂こう。」
ギルフォード「なに!?」 - 19 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/14(火) 23:41:10 ID:QB4yc0xo
- ギルフォード「時間だと・・・・?」
ルルーシュ「昔々、武蔵の国にある村に、茂作と巳之吉という2人の男が住んでいた・・・・・」
民衆「ゆ、雪女だ!雪女の話だ!!」
15分経過
ルルーシュ「お雪は切なそうな顔をして言った・・・・『お前が誰かに私の事を話さないかと、お前の事を見ていた』」
ルルーシュ「『しかし、私達の間にできたこんなかわいい子供達を見ていると、私はお前を殺すことなど到底できない』」
ルルーシュ「『子供達の面倒を・・・・よく見ておくれ・・・・・・』そういうとお雪は、美しい白い霧のように消えていったとさ・・・」
ルルーシュ「悲しい・・・・悲しい話だ・・・・・・。」絵本 パタンッ
ギルフォード「くっ・・・命の大切さ、身に染みて感じ入る話であった・・・・撃ち方止め!」
部下A「とっくに銃口を降ろしてますよ、ギルフォード様・・・撃てるわけ無いじゃないですかぁ・・・・ぐすんぐすん・・・・・お雪ぃ・・・・・」
部下B「人の命はかくも大切なものであるのですね・・・えぐえぐ・・・・。」
ルルーシュ「(ふっ、堕ちたな)」
管制室
部下C「お、お雪ぃ・・・・うぇぇぇえええん!」
ヴィレッタ「な、なぐなぁ・・・・ひっくひっく・・・・きざまらぞれでも軍人かぁ・・・・ゔぃぇぇぇええええん」 - 20 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/14(火) 23:56:35 ID:QB4yc0xo
- ルルーシュ「よいしょっと。」
C.C.「すぴーすぴー・・・」
C.C.「んっ・・・ご主人様?」
ルルーシュ「ん、起きたか?」
C.C.「はい。なにやら悲しい夢を見たような・・・・えっ?」
ルルーシュ「C,C.・・・・どこにも行かないでくれ・コメント一覧
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- 2014年03月12日 23:27
- あいかわらずC.C.は可愛いな
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- 2014年03月12日 23:28
- コレは時間軸的にいつの話なんだ?
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- 2014年03月12日 23:30
- カレンが幸せそうでなにより
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- 2014年03月12日 23:31
- 流石はC.C.さんやで
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- 2014年03月12日 23:51
- しかし記憶喪失じゃないCCがなでなでされて喘いでいたと思うと...ふぅ
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