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御坂「ちょっとあんた」上条「げえっ!!!ビリビリ!!!」

える「こんなこと言えるの摩耶花さんだけなんです」
ライナー「俺はやるぞ!一緒に故郷へ帰るんだ!!」
上条「そういえば最近ムラムラしねえな」
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めちゃくちゃシコれるエロゲって何よ?あ…無料エロゲでオナシャスw
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/10(火) 23:23:05.56 ID:31zZjpj40




御坂「な、なによ!そんな嫌そうな声出すことないじゃない!」



上条「いやだああああああああ!!!!ビリビリいやだああああああ!!!!」ヒィイイイイイイ



御坂「はあ!?ちょ…!」



上条「うわああああああああこないでええええええええええええ!!!!!!」コヒューコヒュー



御坂「こん…の!!正気に戻れぇえええええええええええ!!!」バチッ





ズギュン!!!





上条「お」ヒョイッ





御坂「!?」








3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/10(火) 23:28:25.82 ID:31zZjpj40




御坂(え…よ、よけた?この至近距離で……いつもみたいに、右手で防いで…ない…?)



上条「」アワワワワワ



御坂「ちょ、ちょっとあんた今…」



上条「ッッ!!!!」ダッ



御坂「あ!こら待ちなさい!」



上条「あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」ドヒュンッ



御坂「速っ!!?」





御坂「………なんなのよ、一体…」








4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/10(火) 23:33:45.97 ID:31zZjpj40




上条「こ、ここまで来れば…!!」ゼエゼエヒューヒュー





上条「……けど、一体なんだったんだ?御坂をみた瞬間体の震えが止まらなくなって、思わず全力で逃げてきちまったけど…」



上条「…追ってきて……ないよな?…」キョロキョロ



上条「……一応、見つからないように路地裏を通って帰ろう…」テクテク







上条「……っ」ピタッ








7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/10(火) 23:42:07.78 ID:31zZjpj40




路地裏



スキルアウトA「…気分悪りぃなおい」



スキルアウトB「簡単な仕事のはずが、まさか暗部組織が丸々一つ関わってやがるとはな…逃げるしかねぇだろ」



スキルアウトC「結局俺らタダ働きじゃねぇか!!!ああっ!!?」ガンッ



スキルアウトD「どっかに手頃なサンドバックちゃんいねぇかなあ!!」ドガッ





………



上条「」ブルッ



上条「…さ、寒気?……な、なんかよくわかんないけど、やっぱりこの道はやめておこう…」








11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/10(火) 23:49:26.97 ID:31zZjpj40




上条「なんだろう…今日はやけに周りの空気がピリピリしているというか…」



上条「時々寒気もするし…風邪でも引いたか?早いとこ帰ろう」



……





上条「…ただいまー」ガチャッ



ドサッ



上条「はぁ、今日はなんだかいつもの倍以上疲れた気がする…」



上条「…あ、やべ、眠気が……せめて…着替えない………と……」



上条「……ぐぅ」







ドサッ








12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/10(火) 23:55:20.66 ID:31zZjpj40




上条「っ」ガバッ



上条「」スタスタスタ



上条「」ガラッ!



イン「…いたた…あ、ごめんね?起こしちゃったかn



上条「おい!!早く中に入れ!!!」



イン「ひっ!?」ビクッ



上条「早くしろ!!…っああもう!!!」グイッ



イン「うわっ!」ズルッ





ピシャッ!








13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 00:01:59.87 ID:GW2XzGqp0




上条「……」



イン「…えと、えと、あなたは…」



上条「ちょっと黙ってろ…!!」



イン「…う、うん…」



上条「……だめだ」



イン「えっ?」



上条「ここじゃ駄目だ。もっと人の多いところに行かないと…」



イン「…あ、え?なんで、かな?ていうか、そもそもあなたいったい



上条「知らねぇよ!!黙ってついて来い!!」クワッ!!



イン「はいぃっ!!」








18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 00:11:10.06 ID:GW2XzGqp0




1時間後



上条「くそっ!どうなってんだ!?人混みに入った瞬間に人々がバラバラに散っていきやがる…!」



イン「こ、これは人払いなんだよ。ていうかあなた走るの速いかも…もう限界…」ハァハァ



上条「人払い?それって…





上条「ッッ!!」ゾワワァッ





?「もういいかな?残念ながら悠長に追いかけっこしてる時間はないんだ。僕達にも、その子にもね」





イン「あ、あなたはっ!」





ステイル「随分と逃げ回ってくれたね。悪いことは言わない。早くその子をこっちに渡すんだ、少年」








27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 00:25:29.75 ID:GW2XzGqp0




上条「……」ブルリ



ギュッ



イン「……あ」



ステイル「うん?もしかして震えてるのかい?いやなに、その子を大人しくこちらに渡してくれさえすれば、一般人の君をどうこうする気はないよ。安心してくれ」



ステイル(なんだ?こちらから殺気を出した気つもりは無いが……無意識にもれていたのか?)





上条「」ブルブル



イン「…」





イン「…大丈夫。怖がらなくていいよ?私があの人について行けば、あなたはなんの被害も受けないんだよ」





上条「」ガチガチガチ





イン「よく分からないけど、私を助けてくれようとしたんだよね。ありがとう、あなたは凄く勇気のある人だね。手を引っ張ってくれたとき、驚いたけど、嬉しかったよ」





上条「」フー!フー!フー!





イン「……それじゃあ…」








32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 00:30:03.21 ID:GW2XzGqp0




グッ



イン「……?」



上条「…」ブルブル



イン「あの……手を、離して欲しいんだよ?」



上条「っ」ブルブルガチガチ



ギュッ!



イン「……」



上条「…い……くな…」ブルブルガタガタ



イン「…え…」








37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 00:44:10.45 ID:GW2XzGqp0




ステイル「…なんだというんだ、君は。その子をこちらに渡すのか、渡さないのか」



イン「…だ、だめ…ダメだよ…っ!!」





上条「…わた、さ、ない…!」ブルブル





ステイル「……ああ、もう、いい。元々不必要に走らされて苛ついていたところだ。少し痛い目を見てもらおう」ボッ



上条「っ!!!」ガタガタガタガタ



イン「だめ!早く逃げて!!」



ステイル「インデックスは白い教会を着ている。その辺の加減はしないよ」



上条「っ!!!!っ!!!!」ガチガチブルブルガチガチ



ステイル「少し熱いが…気絶してしまえば問題ないだろう!!!」ボウッ!!








38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 00:45:22.07 ID:GW2XzGqp0




イン「い、いけない!はやく私の後ろに…





上条「っ!!」ドン



イン「……え…」ドサッ



ゴォオオオオ!!!



イン「だめっ!!……よけてぇっ!!!」









上条「ひ」ヒョイ



ステイル「!?」



イン「!?」








42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 00:53:12.46 ID:GW2XzGqp0




上条「あわわわわわわ」ダラダラダラダラ



ステイル「…恐怖で足がすくんでいると思ったが…う、うまくよけたじゃないか」



イン「……」



ステイル「だけど…これはどうだい!?」ボボウッ!!



イン「あっ!」



ステイル「八方から襲いかかる火の大槍だ!!素人がこれをよけることなど絶対に





上条「て」ヒョイ



ステイル「!?」



イン「!?」








47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 01:01:03.67 ID:GW2XzGqp0




上条「ひぃ、ひぃ!」ガタガタガタガタガタガタ



イン「す、すごい…脂汗ダラダラ流しながら綺麗によけてる…!」ドキドキ



ステイル「イノケンティウス!!イノケンティウース!!!」地面バンバン



イノケンティウス「ンギャーオ!!」



ステイル「行け!魔女狩りの王!とにかく奴に一撃当てろ!」キー!



イノケンティウス「任せろ」ゴアッ!!



イン「いけないっ!炎の範囲が広すぎる!!これじゃ絶対よけれない!!」





上条「お」ヒョイ



ステイル「!?」



イノケンティウス「!?」



イン「!?」








54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 01:10:12.87 ID:GW2XzGqp0




上条「やばいやばいやばいやばい死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ」ダラダラダラダラダラダラダラダラ



イン「今どうやってよけたの?ねぇ今のどうやって



ステイル「こ、こうなったら!!ここら一帯をまとめて吹き飛ばして



上条「やめろおおおおお!!!!」バキッ



ステイル「ごふぁっ!!?」ドサッ



上条「やめろ!!もうやめろ!!やめてよ!!!やめろ!!危ないだろ!!!やめろ!!!」ドカバキボコドカバキボコ



ステイル「へぶっ!!へぶっ!!へぶっ!!」





イン「も、もうやめるんだよ!その人のライフポイントはゼロなんだよ!」



上条「はあ……はあ…」



捨て犬「……」ピクピク



上条「………」



捨てイル「……ぉ



上条「やめろ!!!!」バキッ!!



イン「やめて!」








58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 01:16:50.85 ID:GW2XzGqp0




2時間後





捨て犬「」チーン



神裂「」チーン



イン「すごい…素手で聖人まで倒しちゃうなんて…」



上条「ひぃ!!ひぃ!!」ブルブルガチガチガタガタビクビク



イン「無傷のこの人が一番重症だし…」



上条「おんもこわい…おんもこわい…」ダラダラダラダラダラダラ



イン「……三人とも病院に連れて行くんだよ」








60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 01:27:25.01 ID:GW2XzGqp0




なんやかんやでペンデックスさん起動



ペン「目標、上条当麻を目下最大の障害物と認識。直ちに迎撃体制に移ります」



神裂「っ!!?あれはドラゴンブレス!!よけなさい上条当麻!!」



ズアッ!!



上条「け」ヒョイ



ステイル「ぐああああああああああああああ!!!!!」



神裂「ステイルー!!!」



ペン「目標の無力化に失敗。直ちに体制を立て直し再びこ



上条「やめろ!!!!!!」ベチンッ!!



ペン「ひんっ!!」キュピーン








62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 01:35:26.45 ID:GW2XzGqp0




上条「このっ!!!このっ!!!死んじゃうだろ!!!俺が死んじゃうだろ!!!やめろ!!!このっ!!!!」ペシッペシッペシッペシッ



イン「あうっ!あうっ!」



パラパラー



神裂「っ!?あの光の羽はっ!?いけないっ!!よけなさい上条当麻!!」



上条「お」ヒョイ



イン「ひゃうっ」ドサッ





神裂「……あ、よけたんですか」



上条「ここここわこわここここわかっっっっ」ブルブルガタガタピクピク



イン「た、助かったんだよ…」





捨て犬「」チーン








64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 01:41:25.30 ID:GW2XzGqp0




イン(なんとか一件落着したかのように見えたけど、直後にとうまが引きつけを起こして、救急車で搬送)



イン(度重なる疲労とストレスで、今までの記憶を全て失ってしまった)



イン(もともと臆病なとうまは、今回のことでさらに内向的になってしまったので、助けてもらった私がとうまの世話をすることに)



イン(社会復帰するにはもう少し時間がかかりそうだけど、一緒に頑張ろうね、とうま)



イン(私たちの夏が、始まる)





第一部 完






内田「ねー、夏奈ちゃん」夏奈「んー?」
まゆり「ダル君の恵方巻きおいしいね~」
もこっち「ココロのスキマ、お埋めします?」
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