「ニセコイ」、我思う故に小野寺さんなし:ヤマカム

「ニセコイ」113話、ジイサマ
「おまたせ！ついにこの子の出番！！」と柱煽り。
うん、待ったさ。

それにしても今週の「ニセコイ」は素晴らしかったね。
なんと小野寺さんの曾祖父さんが彼氏彼氏としつこいから、適当にこれが彼氏と写真を見せたらね。彼を連れていくって事になっちゃうわけです。その写真に写っていたのは…。

彼です
「ニセコイ」はじまったな！

こうして楽が恋人役として曾祖父さんに会いにいく。ほほう、嘘の恋人役ね。これは素晴らしい。実に素晴らしい。

実は私は「ニセコイ」というタイトルに不満を抱いてました。偽の恋人って意味なのですけど、それってまんま千棘の為にあるようなタイトルじゃん。かの高速カウンター朝チュンを一発で決め勝利した西野つかさだってさタイトル「いちご100%」通り。東城同様いちごパンツだったじゃん。だから別にタイトルに偽りはなかったわけ。

故に、「ニセコイ」というタイトルに歯がゆさがあったわけです。
小野寺さんは千棘ルートを気功砲で足止めするだけ役割なのではないか、と。「ドラゴンボール」でいえば天津飯ですよ。たまに出てきて足止めするだけっていうね。

で・も・ね！
それも今日までだ。「ニセコイ」という千棘の為にあるようなタイトルでしたが、小野寺さんとも偽の恋人関係になって、真の意味で「ニセコイ」というタイトルが相応しくなったわけです。これからが本当の「ニセコイ」の開幕さ。フフフフ。

はぁ…虚しい。
うん、もう僕も考えた今週の「ニセコイ」はここまでにしよう。
今週の「ニセコイ」はるりちゃんのターンである。というわけで、本当はるりちゃんの偽の恋人をやる羽目に。でもるりちゃんターンも悪くはないよね。るりちゃんといえばセットで小野寺さんですし。なんかメガネまでついて来ちゃって、中学時代の同級生4人になっちゃうし。

千棘やつぐみや春ちゃん交えてのドタバタも面白いけど、楽と小野寺さんとるりちゃんとメガネの4人は中学時代からの仲ですしね。やっぱ、この4人は独特の雰囲気あるよね。腐れ縁って感じで。

…あれ。
おかしいな、僕のジャンプが印刷ミスなのかいるべき人がいないんですけど。あれ～おかしいな。何度読んでも存在が無い。どれくらい無いかっつったらるりちゃんの胸ぐらい無い。るりちゃんと小野寺さんといえばコンビじゃないですか。「ドラゴンボール」でいえばいつも一緒の天津飯とチャオズみたいなもんじゃないですか。なのにこの展開は…。

小野寺さんは置いてきた！

またかよ！
いくら置き去りに定評のある小野寺さんといえども、まさかるりちゃん回で置き去りを食らう羽目になろうとはね。2週続けて1コマも出番がないとはね。チャオズは置いてきてもいいけど小野寺さんは置いて来るのはダメだよ。天津飯程度の足止め役どころかチャオズの置き去り役とはね。

てか、るいちゃんもるりちゃんだよ！

るりちゃん
「まったく…こんな事、小咲に何て言ったら…」
「あるがままを話して許して貰うしかないわね…」

小野寺さんへ報告してないのかよ。
そこは親友ならきちんと事前に報告して、一緒に実家へ行くべきでしょーが！なに置き去りにしてんの。事後報告する気ですよ。そんなの聞かされたら、また小野寺さんが白目向いて、逃避して、白化して、サラサラと消えて、ラクガキ化しちゃうのは火を見るより明らかだよね。まさか妹が明智光秀状態なのに親友にまで後ろから叩き斬られる羽目になるなんて。

つっても、まあるりちゃんがヒロイン戦線に絡んでくるかっつーとどうだろうね。だって、古味先生は明らかにるりちゃんとメガネをくっ付けたい意図が見え見えですし。おすし。それとないフラグ（？）を描いてましたし。今回もメガネがついて来てるし。小野寺さんは置き去りなのに…。

そういう意味で、僕のテンションはちょっと上がらないかなぁ。
テンションゲージだだ下がり。もう今週は「食戟のソーマ」の田所ちゃんか「iショウジョ」のパンツでも熱く語ろうかと思ったら。

着替え中
テンションゲージ復活！

これはこれは。なかなかどうして。普段がクールビューティで怒ってばっかのるりちゃんの照れ顔。なかなかの破壊力である。なんのかんので楽はラブコメ漫画の主人公ですな。読者の期待を一心に背負い応えるってもの。持ってるわけだ。また5才児でおねしょをして堂々とした様子の写真もなかなかどうして。

うむ、終わってみればるりちゃんの新しい一面を見れて良かったのではないでしょうか。可愛かったです。どうも僕はるりちゃんを小野寺さんのオマケ的な目で見ていたようだ。ふと気付くとこんなに美味しかったのかとなるね。例えるなら水。普段飲む分には何て事ないけど、ラーメン食ってる時に飲む水はこんなに美味かったのかって感じかな。そんな魅力があったね。おしまい。