昨年12月に樫木さんのジム『カーヴィーグランド』が閉鎖し、そのわずか2か月後にヒロミさんのジムがオープンするというなんとも素早い展開に、裏に何かあるのではと思っていましたが、やはり“ウラ”はあったようです。
今日発売の週刊文春に、ヒロミさんと樫木さんのジムのオーナーだった女性が、これまでの騒動の舞台裏を明かしています。
どうやら、これまで樫木さんが話してきた騒動の内容は、かなり間違っているようなのです…。→ Geinou Ranking
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樫木さんのジムの跡地にヒロミさんが経営するジム『51,5』が移転オープンしたのは、今年2月のことでした。
その件が2月中旬にFLASHで報じられたとき、ヒロミさんの所属事務所はこんなコメントを寄せていました。
(以下引用)
「代官山のジムで、昨年12月に居抜き物件があるという話を聞き、入ることにしました。
それ以上でもそれ以下でもありません」
(以上引用 FLASH)
※詳しくはコチラ。
→ 樫木裕実が手放したジムの跡地にヒロミが新規ジムをオープン!わずか2か月でスピード移転
12月、つまり、樫木さんのジムが撤退した後に話を聞いて、それから2か月で移転してきたという、いくらなんでも展開が急すぎるお話でした。
新規オープンならまだ分かるんですが、移転ということは前にいた物件から退去しなければいけないはずで、そちらの物件にも契約期間など様々なしがらみがあるはずで、たった2か月でよく準備して移転できたなぁとちょっと不思議に思っていたんですが…。
やはり、これにはウラがあったんです。
今回、週刊文春には、ヒロミさんともう一人、樫木さんのジム『カーヴィーグランド』(以下、CGと略します)の経営を担っていた女性・A氏もインタビューに答えています。
なぜ今、このような告白をしようと思ったかというと…。
(以下引用)
「今年の1月17日に放送された『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)の放送内容は到底看過できないものでした。
こちらに取材もなく、一方的に樫木さんサイドの言い分を鵜のみにして、スタジオ閉鎖までの経緯が歪曲されて放送されていたのです」(CGの女性経営者・A氏)
(以上引用 週刊文春)
その、金スマで放送された内容がコチラにまとめられています。
→ 樫木裕実、森三中・大島美幸に救われていたと告白。スタジオ閉鎖騒動から復活、メンズ・カーヴィーで再起狙う。金スマで
樫木さんは以前、雑誌でも同じような告白をされていましたね。
→ 樫木裕実、スタジオ閉鎖騒動に反論!「スタッフや会員様を見はなして1人逃げ出したなんてウソ!」
昨年10月に突然スタジオ閉鎖をオーナーから通告されたが、自分は何も知らなかった、と樫木さんは話しています。
番組のほうでも、スタジオ閉鎖は一方的にオーナーのA氏の都合であるかのような構成になっていたそうです。
これが、事実とは異なっていたそうで…。
A氏によると、そもそもCGの立ち上げは一昨年5月に樫木さんから相談されたのがきっかけだったそうです。
(以下引用)
「樫木さんはヒロミさんの『スタジオ51,5』から『追い出される』と話し、
『ヒロミさんからは本の印税はもらっていない。貯金も1千万円しかない』
などと涙ながらに私に訴えました」(A氏)
(以上引用 週刊文春)
後に樫木さんが語ったことと、この時点で既に食い違っています。
ヒロミさんのスタジオからは樫木さんも納得して独立したわけですし、印税についても、もらっていないとテレビで発言した神田うのさんが間違っていたと謝罪する騒動になったことがあったはずです。
ヒロミが激怒!樫木裕実のスタジオ閉鎖問題に関する神田うのの「印税ゼロ」無責任発言に
→ Geinou Ranking
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当時、この発言を信じたA氏は、A氏の会社で施設を借りてスタジオを運営し、樫木さんにプロデュースに専念してもらう形にしようと、2億円超のお金をかけてスタジオを造ったのだそうです。
樫木さんには毎月250万円のプロデュース料を支払い、樫木さんの会社の人件費、自宅家賃等ほとんどのお金がA氏の会社から出ていたとか。
そして、そのプロデュース契約は、双方が合意した場合のみ、1年ごとの更新という契約になっていたそうです。
ところが…。
(以下引用)
「ですが、いざオープンしてみると、本人了解のうえHPのメニューにも掲載されていた一般会員に対する月に1回のグループレッスンがオープンしてから半年後の6月までに一度しか行われませんでした。
理由を尋ねると
『いつでも私に会えると思われたら困るから』と。
その間に彼女が行っていたのは、芸能人に対するパーソナルトレーニングと、自らの会社が主催するトーク&エクササイズイベント等の他の仕事がほとんど。
一般会員にレッスンを行わないのであれば施設を造った意味がありません。
昨年7月に今後の施設の運営に関して話し合いの場を設け、改善策を模索したのです」(同前)
(以上引用 週刊文春)
やっぱり樫木さん、一般人へのトレーニングはしてなかったんですね。
この件について、樫木さんは以前、雑誌でこう反論しています。
(以下引用)
私にとっては、芸能人やアスリートのかたも、一般のかたも、人対人との関係で同じなんです。
クライアントさんの継続率はありがたくも高く、身体は1つなので全員にパーソナルトレーニングを行うことはできないけれど、全国を回ってできるだけ多くの方と触れ合うようにしています。
(以上引用 女性セブン)
全国を回って多くの方と触れ合う、というのが、A氏の話にも出て来た“自らの会社が主催するトーク&エクササイズイベント”のこと。
これは、全国の主にホテルで行われているイベントで、料金は食事込みでおひとり様1万円ほど取っています。
つまり、触れ合って当たり前のイベントなんですね。
この反論を見た当時も、そうではなくてジムで一般の方を芸能人と同じように見ていたかどうかが問題なのに、と思ったものですが…。
そして、樫木さんの“一般人へのトレーニング”については、ヒロミさんもこんな風に語っているんです。
(以下引用)
「カーヴィーダンスが注目されてからは、僕のスタジオにいた時にも彼女(樫木)は一般の会員にはほとんどレッスンしませんでした。
自分の顧客の芸能人のために、常にスタッフが2人キープされ、トレーニング終わりのボディーケアや写真撮影のために使われていた。
一般のお客様の予約は取れなくなり、キャンセル待ちのような状態が続き営業に支障を来していました。
お客様からのクレームに対応するスタッフにも限界が来ていた。
それで独立をすすめたのです」(ヒロミ)
(以上引用 週刊文春)
ヒロミさん、樫木さんの独立当時にはそんなことはひと言もおっしゃっていませんでした。
円満な独立だという話しかされなかった、どころか、報道はむしろヒロミさんの方に非があるような書き方だったと思うんですが…。
※詳しくはコチラ。
→ カーヴィーダンスの樫木裕実がヒロミのジムから独立!その裏には神田うのがいた!
よく、これまで沈黙を貫かれましたよね。
さて、話を戻します。
昨年7月に、今後のジムの運営についての話し合いを行ったA氏と樫木さん。
その時点で既に双方に信頼関係はなく、話し合いも決裂してしまったのだそうです。
そして、その話し合いのあと、樫木さんの弁護士から
「プロデュース契約期間満了で12月9日を以て弊社のプロデュース業務を終了する」
という内容証明がA氏の元に届いたのだというのです。
そして、これ以降、A氏が樫木さんと直接やり取りすることはできなくなり、その後は双方弁護士を入れての話し合いになったそうです。
9月には樫木さん側からCGから撤退するという通知があり、A氏も了承。
一旦は樫木さん抜きで事業を継続することも考えたそうですが、やはり無理ということで10月17日に事業継続を断念することにしたのだそうです。
10月17日というと…樫木さんが、オーナーから突然スタジオ閉鎖の通知を受け取った、と主張している日の前日ですね。
この件、後で出て来ます。
CGの跡地にヒロミさんのジムが入ったのにも、実はこんな理由があったのだそうです。
(以下引用)
「施設の賃貸契約は5年間で契約期間はあと4年も残っていました。
CGを運営してから黒字の月は一度もありません。
そんな時に一連の騒動を報道で知ってヒロミさんが心配して私に電話をしてきてくれた。
そのときに彼女の会社が一昨年の4月〜7月にかけて印税分を含む報酬としてヒロミさんから約1億2500万円を受け取っていたことが分かった。
やりきれない気持ちとヒロミさんを誤解していて申し訳ない気持ちでいっぱいでした……」(同前)
(以上引用 週刊文春)
ジム閉鎖について報じられたのは、昨年10月末でした。
ヒロミさんは当初、12月に聞いたと話していましたが、もう少し早く話を聞いていたようです。
ヒロミさんに話を聞いてみると…。
(以下引用)
「もちろん彼女(樫木)には十分に納得してもらえるほどの給与と印税も払い、彼女が会社を立ち上げてからは商標や印税契約の権利も実費だけで全て渡しました。
A氏に話を聞けば聞くほど、彼女に振り回されたな、と感じて気の毒になりました。
きけば施設の賃借契約もあと4年残っている、と。
僕のスタジオもたまたま今年の1月に賃借契約が切れることになっていたので、今回CGの跡地を借り受け2月13日をもって僕がスタジオをオープンする運びとなったのです」
(以上引用 週刊文春)
さて、全てにおいて樫木さんの主張とは食い違っています。
今回、文春さんは樫木さんにも話を聞いています。
(以下引用)
「私が独立した時には印税はまだ会社に入っていない状態でしたし、CG経営に関してはAさんの方から提案してきたのです。
芸能人に対するレッスンについてはヒロミさんもAさんも
“スタジオの宣伝になるから”
と了承してくれていた。
確かに私がイベントなどで忙しくなってからは、一般会員に対するグループレッスンなどはあまり行えませんでしたが、私なりに精一杯努力はしてきました」
また、昨年10月以前にA氏側と交渉があったことは認めたが、なぜ「10月に突然通知が来た」と主張してきたかということについては、
「私が辞めてもスタジオは継続すると聞いていたからです」
と答えた。
(以上引用 週刊文春)
なんかちょっと腹立ってきますね、この主張。
いちばん最初にCGの閉鎖が報じられたとき、関係者がこんな話をしていました。
(以下引用)
「大きな原因は経営不振。
スタジオの上の階でやっているレストランにも客は全然入りませんでした。
樫木さんのネームバリューでも、期待したような集客ができなかった。
そりゃあそうでしょう。
樫木さんに教えてもらえると思って入会しても、教えるのは樫木さんの弟子。
本人はほぼ有名人しか教えませんから、客は離れていきますよ。
オー