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http://japanese.engadget.com/2014/03/13/analogue-nt/


アルミ削り出しユニボディのファミコン Analogue NT、中身は実基板を高画質・高音質に改造済み - Engadget Japanese


天然木筐体のネオジオで知られる Analogue Interactive が、独自の再生ファミコン Analogue NT を発表しました。

Analogue NT はアルミ製の独自筐体にファミコンの改造済み実基板を納めた新生ファミコン / NESゲーム機。任天堂の純正ファミコンではないという意味でいわゆる互換機ではありますが、中身としては安価な互換機に多い互換チップでもエミュレーションでもなく、ファミコンそのものの基板を載せているため、ゲームは当時のファミコンそのままに作動します。

現在は予告発表の段階で詳細は明らかにされていませんが、仕様は:

・エアクラフトグレードアルミの塊から加工した独自筐体
・日本のファミコンと海外版 NES (Nintendo Entertainment System) どちらの純正カートリッジ形状にも対応
・RGB出力化改造済み
・高音質化済み
・筐体には4コントローラを接続可能

など。

Analogue Interactive といえば、90年代から長きにわたって現役で愛されたゲーム基板 NEO GEO をお好みの高級天然木製手作り筐体に収めた Analogue CMVS Slim など、極めてニッチなゲーム製品で知られるメーカー。ただファミコンがしたいなら安価な互換機を量販店で買ったり、任天堂のバーチャルコンソールなどエミュレータで楽しむこともできますが、Analogue NTは『どうせなら本物を、本物より良い物を』に到達してしまったかつてのゲーム少年向けの趣味的な製品です。Analogue NT の詳細は3月末に改めて発表予定。