小学校の教師が生徒に暴言を吐くなどの行為で精神を病ませたとして、損害賠償を求めて
保護者が裁判を起こしました。
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14日、千葉県市原市立小学校で当時小学校3年生だった男子児童が平成23年4~8月、担任の30代
男性教師に
「(給食の時間に)この人はばかだから、でも自分でばかとわかっていないから、みんなで教えてあげよう」
「あっちへ行け、ク○野郎、バカ、人間の言葉がわかるか?」
などの暴言を吐かれ、威圧的な態度を繰り返し取られたことで、過呼吸などのパニック症状を起こし、病院
で「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と診断されました。
児童は転校を余技なくされ、別の学校でも登校はしても教室に入ることができない状態にあるとのことです。
またこの教師は、ほかの複数の児童にも同じように暴言を吐いていたと伝えられています。
学校は担任を変えるなどの処分もせず、教育委員会は十分な調査もしなかったとして、児童の両親が市と
県、当時の担任教師を相手取り、330万円の損害賠償を求めて、千葉地裁に訴えました。
児童の母親は会見に挑み、
「男性教諭は自分のルールを強要し、思い通りにならないと児童の人格を否定し、生きていく上で大切な『自信』を奪った。教諭の暴言や態度は指導ではなく心理的虐待。
同じような被害を受ける児童が増える可能性が高い。
事件後の学校や教育機関の対応が回復を妨げている」
と訴え、市と県は
「訴状が届いていないのでコメントを控える」
とそれぞれ話しています。
生徒より問題教師の方が大切なのでしょうか・・
なぜ学校側は適切に対応・処分しないのか疑問です。
採用される際には難しいといわれる教員試験ですが、一度教師になると相当問題を起こしても簡単には
クビになりませんし、身分保障されているのがもどかしいですね・・