聲の形3巻 「甘酸っぱさと切なさが絶妙に織り交ぜられたターニングポイント的1冊!」
大今良時氏が週刊少年マガジンで連載されている「聲の形」3巻【AA】が17日に発売になった。
『聲(こえ)の形』は、『聴覚の障害によっていじめを受けるようになった少女・硝子と、彼女のいじめの中心人物となったのが原因で周囲に切り捨てられ孤独になっていく少年・将也の2人の触れ合いを中心に展開し、人間の持つ孤独や絶望、純愛などが描かれる(Wikipedia)』というお話で、販促POPでは朝日新聞の書評とともに「新聞・テレビなど各メディアでも続々紹介!」を謳ってた。
今回発売になった3巻裏表紙は『かつて、奪ってしまった硝子の幸せを取り戻すために生きると決めた将也。硝子のために、将也は断ち切ったはずの過去と向き合う。旧友たちとの再会は、将也と硝子の関係にも変化をもたらし――』で、とら秋葉原店AのPOPは『自ら掘り起こす過ちと葛藤――。甘酸っぱさと切なさが絶妙に織り交ぜられた、注目のターニングポイント的1冊!』だった。
なお、コミックス「聲の形」3巻【AA】の感想には、あなたが、ここにいてほしい!さん『作り笑顔ばかりだった硝子ちゃんに喜怒哀楽の表情が生まれ始める第3巻、少し心が和らぎました(^_^)』、録読・漫さん『この巻の最後の話の硝子ちゃんは天使。大天使。まもりたい、この可愛さみたいな感じ』、海猫さん『いよいよ物語のポテンシャルが発揮してきた感大有り。むしろこれ以降の展開がこの作品の本領だろう。ラスト数ページで起こる出来事のみずみずしさ、これで次巻に引く憎たらしさ』などがある。
「聲の形」3巻コミックス情報 / 作品情報(試し読みあり)
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「聲の形」作品情報(試し読みあり)
「聲の形」3巻コミックス情報
大今良時 - Wikipedia
聲の形 - Wikipedia
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【感想リンク】
今巻の見どころはやはり植野直花
お話の展開はラブコメ路線か、とも思わせますが、そんな単純な話でもないですよね・・
この巻の最後の話の硝子ちゃんは天使。大天使
作り笑顔ばかりだった硝子ちゃんに喜怒哀楽の表情が生まれ始める第3巻
将也と硝子をめぐる世界はふたたびかき回され、波乱含みとなっていきます
将也に恋してしまった硝子が今後どうなるのかも楽しみだ
植野さん凄いなぁーと思いつつ、やるじゃないか西宮さん!
理解したい、理解できない、そもそも踏み込んでいいのか、という葛藤が巧く描かれている
人の弱さ、醜さ、素直さ、優しさがごちゃ混ぜで流れ込んできて、何とも言えない気分
揺れ動く心の機微がもどかしくも丁寧に描かれていて、目が離せません
ラスト数ページで起こる出来事のみずみずしさ、これで次巻に引く憎たらしさ
聲の形 3巻 感想 - 読書メーター