MWC 2014 での予告通り、中国の携帯電話メーカーOppo がフラッグシップ端末Oppo Find 7 を発表しました。Find 7 の特徴は、背面カメラに F2.0/1300万画素のソニーIMX214 CMOS センサとOppo のPure Image 2.0 イメージシグナルプロセッサを採用し、5000万画素の画像が撮影できる「Super Zoom モード」を搭載すること。
Super Zoom では1ショットで10枚の画像を超高速撮影し、それらを1枚に統合して5000万画素の画像を作成します。撮影サンプルは続きへ。
Oppo Find 7
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左がSuper Zomm で撮影した画像の全体表示、右はそれを100% 表示して一部を切り抜いたもの。一見して何気ない写真のようでありながら、コインに刻まれた浅い溝や、服の細かい色の違い、遠くにある車の1台1台まで撮影できています。
ほか背面カメラでは4K/30fps 動画のHDR 撮影や、1080p/60fps 動画、720p/120fps のスローモーション動画の撮影も可能です。
またFind 7 は、ディスプレイに画素密度538ppi のジャパンディスプレイ製5.5インチ2560 x 1440 IPS パネルと、コーニングGorilla Glass 3 を搭載。Oppo は
「指先で操作できる最も高精細なディスプレイ」と豪語しています。Touch-On-Lens技術により、濡れた手や手袋ごしのタッチにも対応。
そのほか主な仕様は、Qualcomm Snapdragon 801 プロセッサ(4コア2.5GHz)、3GB RAM、32GB 内蔵ストレージ、前面5MP カメラ、802.11 b/g/n WiFi、Bluetooth 4.0、NFC、GPS、microSD スロット(最大128GB)。
バッテリーは3000mAh で取り外し可能。5分の充電で2時間の通話ができ、30分で75% 充電できるVOOC 急速充電システムを搭載します。
ほか通知LEDには、本体の下端が曲線にそって夜明けの地平線のように光る「Skyline Notification」、オーディオは音質補正技術のMaxxAudio、本体フレームにチタンアルミ合金を採用など。
対応する携帯ネットワークは、グローバルモデルがGSM/GPRS/EDGE (850/900/1800/1900MHz)、WCDMA ( 850/900/1900/2100MHz)、FDD-LTE (バンドB1/3/7/20)、TD-LTE (バンドB40)。
米国・メキシコモデルがGSM/GPRS/EDGE (850/900/1800/1900MHz)、WCDMA (850/900/1700/1900/2100 MHz)、FDD-LTE (バンドB1/4/17)。
本体サイズは152.6 x 75 x 9.2 mm。重さ171g。OS はAndroid 4.3 ベースのColorOS 1.2。
Oppo Find 7 は2014年5月から6月に発売予定。
「現代モバイルテクノロジーの限界を押し上げるために設計された」(Oppo)と謳うだけはある強烈な仕様です。
また同時にOppo は、Find 7 の低価格版 Find 7a も発表しています。Find 7a の主な仕様は、JDI 製5.5インチ1920 x 1080 IPS 液晶、Snapdragon 801 プロセッサ(4コア2.26GHz)、2GB RAM、16GB 内蔵ストレージ、2800mAhバッテリーなど。こちらは2014年4月中旬発売予定です。