プレイステーション4のアップデートといえば、HDCP無効設定やプレイ配信まわりの大きな進歩が告知されたばかりですが、小ネタながらプレーヤーにとってはうれしい改善がもうひとつ予定されています。ソニーのSCE WWSプレジデント 吉田修平 氏によれば、PS4は今後のアップデートで「コントローラのライトバーの明るさ」を調節できるようになるとのこと。
PS4ユーザーの一部にとっては「最初からやっとけ!」、PS4を使っていないかたには「ライトバーってなんだよ?」というニュースですが、ライトバーとはPS4コントローラ DualShock 4の上部、使用時にテレビと向かい合う側についた細長いLEDライトのこと。
プレイステーション4のオプション周辺機器であるPlayStation Camera でこの明かりを捉え、「Moveコントローラ」のように位置を取得したり、ゲームによっては演出にも使える優れものですが、常に点灯しっぱなしで意外と眩しく、カメラを使わない場合でも消灯どころか輝度を下げることもできない謎仕様です。
明るい場所ではそれほど問題にもなりませんが、部屋の明かりを落としていると常に手元から青い光が漏れて画面外を意識させられたり、画面が暗転するたびに、あるいは暗い場面で青い光が映り込んでコントローラを持っている自分に引き戻されたりと、単に眩しい以上に気が散る存在です。
気にならない人はまったくならないものの、気になり始めてしまったプレーヤーからの苦情がさすがに多かったらしく、吉田氏は Spike TVの質問に対し今後のアップデートで調節可能にすると答えています。輝度を落とせば、DS4のバッテリー駆動時間も微妙に伸びることが期待できます。
@Valkyrie743 no, you will be able to only dim it
- Shuhei Yoshida (@yosp) March 21, 2014
気になり始めてしまったPS4ユーザーには嬉しいニュースです。が、吉田氏のツイートによると消灯はできず、暗くするのみとのこと。なお気になって仕方がないというかたは自分で何かを貼って隠すか、ライトバー用のステッカーなるものまで登場しています。