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イングランド南西部ドルセット州の海岸に珍しい生物が打ち上げてられていた。発見したのは医科学研究者のポール・ハリス氏で、奥さんと一緒にビーチコーミングをしているときに偶然見つけたという。
体が毛でおおわれているこのモフっぽい生物の正体は?
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海産物特定班ならすぐにわかっちゃったかもしれないが、この生物はウミケムシ。西洋ではもっとかわいらしく「シーマウス(ウミネズミ)」と呼ばれている。
通常は深海に生息しているのだが、海が荒れるとごくまれに浜辺に打ち上がってくるようだ。ポール・ハリス氏はこの生き物が何なのかを調べるために写真をとった。
おまわりさん、この子です。
ウミケムシはゴカイと同じ多毛類の一種。動物の死骸などを餌としていて、体はカラフルな毛で覆われている。体長は成長すると約30cmにもなるものもいる。大西洋と地中海の潮間帯より深い所に生息している。
via:dorsetecho・原文翻訳:Copris
ウミケムシたちの写真
体上部を覆っている体毛は警戒するとピーンと立つ。ハリネズミのようだ。また、体毛は毒針となっており、人でも素手で触れると刺されることがある。刺さると毒が注入される構造なので、毒針を抜いても毒は残る。ハチのようだ。もし、刺された際にはセロハンテープなど毒針をそっと取り除き、流水で洗い流すとよいそうだ。
あらやだちょっとかわいいかも。
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コメント
1.
2.
3. 匿名処理班
三葉虫かと
4. 匿名処理班
ウミケムシって毒あるんだけど
よく素手で触れたもんだ
5. 匿名処理班
閲覧注意
6. 匿名処理班
パンデモニウム
7. 匿名処理班
ぞぞぞぞぞ!
シャコみたいな味なのかな
8. 匿名処理班
可愛いのか?!