名作アニメ「四畳半神話大系」のBD-BOX化が決定。6月18日に発売となる。

「四畳半神話大系」は、森見登美彦さんによる小説を原作として、ノイタミナ枠で2010年に放送されたTVアニメ作品。薔薇色のキャンパスライフを夢見るが何も実らずに三回生を迎えた「私」を主人公に、"もし、あの運命の時計台前で、○○サークルに入らず、ほかの道を選んでいれば、、、、"という仮定のもと、迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる「不毛と愚行の青春奇譚」を描いている。なんだかんだ言いながらも"四畳半"から出られない主人公のモラトリアム的な暮らし、風土の特異性までを表現した京都の街並み、実写/3D/大胆な色/大胆な形で描かれる多様な世界が見どころで、リア充/DQNたちが"テニス交流"の名目で集う出会い系サークル＝テニスサークル編をはじめ、映画サークル編、サイクリングサークル編、ソフトボールサークル編など1話完結型で全11話が放送された。スタッフやキャストは作品詳細にて。

「ノイタミナ史上最高傑作」「神アニメ」と評価するアニメファンも多く、第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門でも大賞を受賞している本作だが、待望のBD-BOX化が決定。BD-BOXは、中村佑介描き下ろしイラスト三方背外箱仕様で、特典映像として、未放映エピソード（各7分×3本）「地面潜航挺、南極へ」「地面潜航艇、女湯へ」「恋と釣りの地面潜航艇」やヨーロッパ企画の京都案内を収録。封入特典は再編集版ブックレット（中村佑介キャラクター原案イラスト完全収録）となっている。価格は16,000円+税。

＜ストーリー＞
京都の大学に通う、誇り高き三回生の「私」。薔薇色のキャンパスライフを夢見ながらも現実はほど遠く、実り少ない二年間が過ぎようとしていた。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの一回生に戻って大学生活をやり直したい！もし、あの運命の時計台前で、ほかの道を選んでいれば??迷い込んだ不思議な並行世界で繰り広げられる、不毛と愚行の青春奇譚。