中国で深刻になっている大気汚染に対し、中国政府は改善を図る策として、有害物質を排出
する企業に「懲罰税」を課すことを検討していると明かしました。
画像:【北京の大気汚染の様子】
http://www.theguardian.com/world/2013/jan/14/beijing-smog-continues-media-action
23日、中国の楼継偉財政相は北京市で開かれたシンポジウムで、大気汚染の原因となっている石炭
や石油に課されている「資源税」を取引の量に応じて、累進的に税率を高くするようにしていくと発表し
ました。
さらに
「汚染税や環境税といったような税についても検討している。
汚染物質を排出する企業に対して、懲罰的な課税を徐々に強めていくことになるだろう」
と今後、課税を増やしていくとしました。
中国の大気汚染では、視界がスモッグで見えなくなるほど深刻化しており、多くの現地市民からも苦情
の声が殺到しています。
今回の件に【ネットの声】は・・
- やっとか
- 少し前には「大気汚染は自然災害」と言ったくせにw
- なお、国営企業は対象外の模様
- 現地の日本法人とか外資系企業にイチャモンつけて課税しそうだな
- 日本企業は見切りつけて手遅れにならんうちに戻って来い
- でもワイロで回避するんだろ
- 共産党幹部は安全な場所で安全な食事を取っています^^
- 基準が具体化されないと何ともいえない
- 中国政府のさじ加減で決まる
- ただのパフォーマンスに終わらなければいいが
などがあるようです。
動画:【中国・北京の大気汚染】
経済を最優先して環境を汚染し続けている中国企業ですが、課税負担が増えることで多少よくなりそう
です。
実際にどこまでの効果があるか、注目です。