その制作費が、なんと20億円であることが分かりました。
新人監督の作品に20億円もの制作費をかけるのは本当に異例のことなんだそうですが、東宝とフジテレビが原作と脚本を読んで絶賛し、これだけの金額を費やすことを決めたとか。
目標とする興行収入は50億円。
芸人さんで映画監督といえば、北野武さんや松本人志さんなどがパッと思い浮かびますが、はたして劇団ひとりさんは監督として成功を収めることができるのでしょうか。→ Geinou Ranking
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劇団ひとりさんの初監督作品『青天の霹靂』は、主演が大泉洋さん（40）、ヒロインに柴咲コウさん（32）、そして劇団ひとりさんも主人公の父親役で出演しています。
主演より若い年齢での父親役の劇団ひとりさんですが、これは大泉さん演じる主演の轟晴夫が40年前にタイムスリップするお話だからです。
そして、柴咲さんは轟晴夫のお母さん役。
現在試写会も行われていますが、評判は上々のようです。
（以下引用）
「関係者向けの先行試写会では異例のスタンディングオベーションが巻き起こり、会場中からはすすり泣く声が漏れていました。
芸人さんの初監督映画でここまで評価が高いのは、前例がないんじゃないでしょうか」（映画ライター）
（以上引用 日刊サイゾー）
公式サイトでは、試写会を見た一般の方からの感想も公開されています。
まあこちらはネガティブなものは掲載しないでしょうからあまりあてにはならないかもしれませんが、コメディかと思ったら泣けた、というような感想が多く見られました。
関係者向けの試写会でスタオベが起こるなんて話は確かにあまり聞きません。
かなりいい出来の映画になっているようですね。
劇団ひとりさんといえば、06年に『陰日向に咲く』で小説家デビュー。
これが100万部を超えるミリオンセラーを達成し、映画化もされています。
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しかし、映画監督としてはこの『青天の霹靂』が初作品。
つまりは“素人同然”なわけなのですが…。
（以下引用）
「東宝とフジテレビが、原作と脚本を読んで絶賛したそうです。
それで、新人監督には異例の、20億円もの制作費を費やしたそうですよ。
ダウンタウン・松本人志さんやウッチャンナンチャン・内村光良さんらの作品は、芸人の下駄を履かせないと評価できませんが、劇団ひとりさんの作品は純粋に映画としての完成度が秀逸で、“芸人を辞めさせて映画界に入れよう”なんて動きもあるようです」（テレビ局関係者）
（以上引用 日刊サイゾー）
この、“初監督作品で制作費20億円”というのがどれくらいすごいことなのかといいますと、こちらに分かりやすい解説がありました。
→ 邦画で制作費10億というのは大作にカテゴライズされますか?
邦画って、あまり制作費が公開されていないんですよね。
最近制作費がらみで話題になった映画といえば、このあたりでしょうか。
映画『ガッチャマン』大コケ！製作費80億円に対し初週興行収入1億1570万円！
映画『かぐや姫の物語』の制作費ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
洋画は制作費が公表されているようで、こんなランキングもありますね。
映画製作費歴代1位は『パイレーツ・オブ・カリビアン』！『タイタニック』『アバター』もランクイン
今回の『青天の霹靂』に20億円、というのも公式発表ではないので、どこまで本当かは分かりませんが、とにかく邦画では10億円を超えたら“超大作”。
ということは、20億円なんていうのは超・超大作ということになります。
芸人さんとしては知名度抜群の劇団ひとりさんですが、監督としては新人にそこまでの金額をつぎ込むというのは、よほど期待されてるんですね。
特に、フジテレビの期待はすさまじく大きいらしく…。
（以下引用）
特に、ここのところ視聴率の低迷が続くフジテレビの熱の入れようはすさまじく「フジの救世主になる」（同）とまで言われているようで、興行収入の目標はなんと50億円を目指しているという。
「フジの上層部としては劇団ひとりさんに、作家としてこれからもどんどん本を書いてもらって映像化していきたい、という思惑があるそうです。
ですから、本職であるバラエティの現場に『キャスティングするな！』とお達しが出ているなんて声も聞こえてきていますよ。
まあ、確かに興収が50億円を超えたら大騒ぎしそうですね」（フジテレビ関係者）
（以上引用 日刊サイゾー）
芸人で映画監督、といえば、まず思い浮かぶのは北野武監督。
“世界のキタノ”ですよね。
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バカヤロウコノヤロウ！世界のキタノ、北野武の狂気を感じる写真集！
→ Geinou Ranking
→ Geinou Reading
→ Geinou Ranking
→ Geinou Reading
北野監督は、芸人としてもいまだに被り物をかぶったりするのも厭わない一方、映画監督としても高い評価を受けています。
一方、同じ芸人で映画監督でも、サイゾーさんの記事にも出て来たこの方は…。
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現状、映画を作れば作るほど興収が下がってしまっています。
※詳しくはコチラ。
→ 松本人志監督作品『R100』が早くも大コケ？どの映画館も初日からガラガラ…
フジテレビは、劇団ひとりさんに北野監督のようになってもらいたい、ということなんでしょうか。
でもバラエティに出すな、というお達しが出ているということは、もうお笑いはやめて監督に専念してほしい、ということかもしれないですね。
公開前からここまで期待されると、劇団ひとりさんも精神的には厳しいでしょうね。
ちなみに、興収50億円というと、昨年の邦画でこれを超えたのは『風立ちぬ』と『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』の2本のみ。
どちらもアニメです。
実写映画では、昨年のトップは福山雅治さん主演の『真夏の方程式』33.1億円。
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直近で興収50億円を超えた実写映画はというと、12年公開の『テルマエ・ロマエ』（59.8億円）、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』（59.7億円）、『BRAVE HEARTS 海猿』（73.3億円）になります。（データ引用 Wikipedia）
公開まであと約2か月、番宣はこれからが本番です。
フジの特番に主演の大泉さんと監督の劇団ひとりさんがセットで出まくるのでしょうか。
果たしてこの映画が本当に興収50億円を超えることができるのか、注目ですね。
※映画はお金をかければいいというものでもない…？
→ 制作費5千円!?低予算で莫大な利益を生んだ、名作映画を一挙大紹介！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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