大手化粧品メーカーのDHC(東京都港区)の会長が、「みんなの党」代表の渡辺喜美(わたなべ

よしみ 62才)氏に、8億円もの大金を貸していたことが判明しました。

画像:【「みんなの党」の渡辺喜美代表】
「みんなの党」の渡辺喜美代表
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/photos/20140326/plt1403261207000-p1.htm

本日発売の『週刊新潮』にDHCの吉田嘉明会長が寄稿したもので、2010年の参院選挙前に渡辺代表

に3億円、2012年の選挙前にも5億円を渡辺代表の個人口座に振り込んだとのこと。

画像:【DHC本社】
DHC本社
http://top.dhc.co.jp/contents/company/ac/access.html

うち2億5000万円は返済されましたが、約5億4900万円は未納のまま。

なかなか返済されないことに業を煮やした吉田会長は返済について、渡辺代表に問いただしたところ、

渡辺代表は吉田会長の自宅を訪れ、土下座して謝罪したそう。

しかし、昨年5月に公開された渡辺代表の資産報告書には「借入金2億5000万円」と記載されていました。

これを受けて、渡辺代表は個人事務所を通じ、

「個人の名義で借りた。純粋に個人として借りたもの。利子は払っており、問題ない。
党の国会運営について吉田会長より何度もメールをもらったが、党方針とは相いれず断った。
政治理念に反することは、たとえお金を融通してもらった方でも承服はできなかった」

と説明していますが、元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は

「政治活動に使われたのであれば、政治資金規正法違反、選挙活動に使われたのであれば、公職選挙法違反の不記載に該当する。
5000万円受領で告発された猪瀬直樹前東京都知事と比較しても、金額が大きい。
政治活動や選挙活動に使われていることが明らかになれば、猪瀬氏のケースよりも悪質と判断される可能性がある」

と指摘しています。

(引用元:http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140326/plt1403261207000-n1.htm)

なお、「みんなの党」所属の国会議員は現在衆議院議員9名、参議院議員12名となっています。

渡辺喜美
衆議院議員(6期)、みんなの党代表。
早稲田大学政経学部、中央大学法学部卒。
父は元衆議院議員で副総理、外務大臣、大蔵大臣、通商産業大臣等を歴任した渡辺美智雄。

8億円とはすごい大金ですが、返済が滞り、もし政治や選挙などに使われていたとしたら、 まずいことに

なりそうです。

政治家に金はつきものですが、政治生命の危機かもしれません。

それにしても8億円も何に使ったんでしょうね・・?