視聴率的にはあの時間帯ではダントツな報道ステーションですが、古舘さんについては、以前から“嫌いなキャスター”ランキングで1位を獲得するなど、あまり好感度が高くないことも報じられていました。
しかし、今回古舘さんが報ステから消える可能性が浮上したのはそれが原因というわけではなく、テレビ朝日の社長交代が原因だというのです。
一体、どういうことなのでしょうか。→ Geinou Ranking
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12年に週刊文春がweb上で行った“嫌いなキャスター”アンケートで、ダントツの1位を獲得してしまった古舘さん。
それなのに、その古舘さんがメインキャスターを務める『報道ステーション』はその前もそれからも高視聴率を獲得し続けています。
※こんな珍現象も起こっちゃいましたけどね。
→ 古舘伊知郎『報道ステーション』を休んだら視聴率が上がっちゃいました
この記事自体は11年に報じられたものですが、当時、それでも古舘さんがメインキャスターから外されない理由はこう書かれていました。
(以下引用)
「古舘氏の重苦しい物言いが視聴率を下げている、という声も確かにあるが、局が三顧の礼を尽くして番組に迎えた経緯がある。
こちらからやめろとは言い難い」(テレ朝OB)
(以上引用 週刊現代)
しかしそれも、どうやら事情が変わることになりそうなのです。
実は、テレ朝の社長が交代することになったのです。
(以下引用)
「今、社内は朝日新聞から新社長を迎えることで、戦々恐々としています。
テレ朝の歴代社長はずっと朝日新聞出身者が務めていて、現在の早河洋社長(70)が初めての生え抜きでした。
その早河氏が業績を上げて視聴率も絶好調なのに、なぜ今のタイミングで“天下り”が復活するのか……」(テレビ朝日関係者)
(以上引用 週刊文春)
早河氏は、テレ朝の前身である株式会社日本教育テレビ(NETテレビ)に入社して以降、主に報道畑を歩んできた方なのだそうです。
09年6月に第13代テレ朝社長に就任。
その後、2時間の放送が主流だったゴールデンタイムの特番を3時間にして9時54分から放送する報道ステーションにつなげたり、相棒を夕方の時間帯に再放送するなど数々の改革を行い、ついに昨年はテレ朝が年間視聴率で2冠を達成しています。
それまでのテレ朝は、民放の中では最下位ではないもののトップも取れない“万年中位”のテレビ局だったんですが、それをトップレベルにまで押し上げたわけです。(参考・Wikipedia)
これ、11年からの年間視聴率争いの推移を見ていくとちょっと面白いんですよね。
まず、こちらが11年の年間視聴率に関する記事。
→ 日本テレビが年間視聴率三冠王を獲得!フジテレビ、8年ぶりに首位転落!
まだフジテレビが転落し始めた頃で、年間視聴率王の争いは日テレとフジの間で起こっていました。
テレ朝は名前も出てきていませんが、当時からTBSは“振り向けばテレ東”と言われていましたので、おそらく3位がテレ朝、4位がTBSという順だったと思われます。
それが、12年の年間視聴率になると、こうなります。
→ 2012年視聴率トップ争いが過熱!三冠を狙う日テレ、阻止したいテレ朝…フジは脱落
フジテレビはあっという間に3位だったテレ朝にも抜かれ、首位争いは日テレとテレ朝の間で展開されています。
この時は、日テレが三冠王を狙うも一冠をテレ朝に奪取されています。
さらにそれが13年になると…。
→ 日テレが視聴率王の座から陥落! テレ朝が年間視聴率2冠奪取
もはやフジテレビは名前も出て来ませんが、とにかくこの3年の間で民放の視聴率は劇的に変化してきているのです。
これは、もちろんフジテレビの失策もあってのことですが、日テレには特に失策があったわけではないので、やはりテレ朝の力が確実に増してきているということ。
早河氏が社長になったのが09年ですから、ほぼ間違いなく早河氏の策が功を奏したといえますよね。
それなのに、なぜ今のタイミングで社長が変わってしまうのか、確かに不思議です。
これには、テレ朝の親会社である朝日新聞社の内部事情が絡んでいるようです。
(以下引用)
3月6日、テレビ朝日は次期社長に朝日新聞顧問の吉田慎一氏(64)を内定した。
6月下旬の株主総会で正式決定するが、早河氏は会長兼最高経営責任者に就く。
「2年前に吉田氏の政治部の後輩である木村伊量(ただかず)氏(60)が朝日新聞社長に就任したのですが、吉田氏はその後も今年2月まで編集担当役員に居座り続けた。
そんな吉田氏を木村氏が煙たがって、テレ朝社長というポストを用意したそうです」(朝日新聞記者)
(以上引用 週刊文春)
新社長となることが決まった吉田氏は、朝日新聞で順調に出世街道を突き進んでいたそうで、将来は社長になると豪語していた方だそうです。
それがなぜ、後輩に社長の座を奪われることになったのかというと…。
(以下引用)
「吉田氏が木村氏との社長レースに敗れた原因はその性格です。
朝日には出世するに従って威張るようになるタイプが多いのですが、吉田氏はその典型。
人当たりは良いのですが、自信満々で周囲を軽んじるところがある。
部下への指示も朝令暮改。
頭の回転が早いので色々と思いつくのですが、発言がコロコロ変わるので周囲は振り回されて大変なんです」(同前)
(以上引用 週刊文春)
う〜ん、テレ朝はババを引かされた、ということになるのでしょうか。
そんな吉田氏、テレ朝をどうしていこうと思っているのかというと…。
(以下引用)
「報道には色々と口を出したいそうで、中でも狙いは『報道ステーション』。
吉田氏に限らず、朝日新聞に『報ステ』を良く思っていない幹部は少なくない。
コメンテーターを差し置いて、滔々と持論をしゃべる古舘伊知郎氏は品がない、と嫌っているんです」(朝日新聞OB)
(以上引用 週刊文春)
標的は古舘さんでした。
視聴率は取れている番組ですから、新社長が「古舘キライだから外そうぜ」と言ったところでそう簡単にはことは運ばないように思われます。
ところが、ネットアンケートで視聴者からも好かれていないことが判明した古舘さん、実は現場でもあまりよく思われていないようで…。
(以下引用)
「『報ステ』はテレ朝と古舘プロジェクトの共同制作で、主導権を握っている古舘プロに支払っている制作費が膨大なんです。
それに、番組の隅々まで口を出す古舘プロ幹部の存在を煙たがっているテレ朝社員は少なくない。
『報ステ』もスタートして10年ですし、古舘さんも今年で還暦。
そろそろ新鮮さがほしいところです」(制作会社ディレクター)
(以上引用 週刊文春)
社長から、現場から、そして視聴者から嫌われているとしたら…古舘さんを使い続ける意味って、ほぼないと言っていいんじゃないでしょうか。
※ちなみに報ステを含むテレビ番組の制作費ってこれくらい。
驚愕!テレビ番組の制作費
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さて、テレ朝社長交代後、はたして古舘さんがリストラされることになってしまうのかどうか、楽しみですね。
管理人としては、かつての軽快な口調でバラエティに出ていたころの古舘さんの方が好きなので、報ステを降板したらまた、バラエティの古舘さんに戻ってくれたらいいなぁと思います。
…難しいでしょうか(^^;)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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