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小説作家志望のやつら、お題「爆発した」で文章力の鍛錬してみないか? : あじゃじゃしたー


20080808085007-2

1: 1 2014/03/25(火)18:04:06 ID:JDDcIaeOg
爆発音がした。

例→
http://anond.hatelabo.jp/touch/20080506041614
これ(爆発の描写)を自分の言葉で書く練習をするスレ

小説・ラノベ作家を目指してるやつ
まあここで修業していけよ



2: 1まずは俺から 2014/03/25(火)18:04:58 ID:JDDcIaeOg
――破裂音 。
背後で唐突に沸き起こったそれは、俺の危機感を煽るには十分なものだった。
獣の咆哮にも似た、大気の振動。
しばらく呆気にとられ、俺はようやく、近隣の車両が爆発したことを知ったのだ。

4: 名無しさん 2014/03/25(火)18:06:13 ID:kQ3kOtcch
>>2おおラノベっぽいな

6: 名無しさん 2014/03/25(火)18:07:53 ID:QusFFd3Dq
いや、例文が短すぎて・・・。

俺、車両って要素が例文にないもの。

>>2
の文章の主題は、「爆発した」ことではなく、
俺が爆発したことを「知った」になってるし。

3: 名無しさん 2014/03/25(火)18:05:47 ID:2IkAIjYal
ハルヒが教室で爆発した

5: 1 2014/03/25(火)18:07:18 ID:JDDcIaeOg
いっしょにがんばろーぜ

7: 名無しさん 2014/03/25(火)18:08:04 ID:kQ3kOtcch
>>5何か書いたりする職業か?

9: 1 2014/03/25(火)18:09:15 ID:JDDcIaeOg
いやプロではないよ(´・ω・`)

8: 名無しさん 2014/03/25(火)18:08:55 ID:6K7eiRhYA
背後から爆発音がする

振り返る


この過程を描写するという理解でおk?

11: 1 2014/03/25(火)18:09:55 ID:JDDcIaeOg
>>8
okok

15: 名無しさん 2014/03/25(火)18:14:36 ID:eoTgJZFc2
ーした途端背後で爆発が起きた。
俺はリア充が爆発したんだ と淡い期待を抱いて後ろを振り返った。

17: 1 2014/03/25(火)18:16:56 ID:wgVz2CsaN
>>15
続き読みたくなるな

20: 名無しさん 2014/03/25(火)18:20:10 ID:T9plW6rfX
クズ切れの様に横たわるかつての友人。それの頭部を右手で掴むスーツ姿の大男。
そいつは不気味な笑みでこちらに顔を向けると、俺の頭の中で、なにかが破裂…。いや、爆発した。

24: 1 2014/03/25(火)18:26:14 ID:AM61ViiiP
>>20
雰囲気はでてると思う

21: 名無しさん 2014/03/25(火)18:22:15 ID:AHvERRuSK
クズ切れちょっと違和感

22: 名無しさん 2014/03/25(火)18:24:32 ID:CxknDebbq
なんだか、妙に焦げ臭いにおいがした。
気が付いたら、僕の体は後ろを振り返っていた。耳をつんざく大きな音、真っ赤に燃える炎。真黒な煙、人々の叫び声・・・。

爆発だ。爆発が起きたのだ。

25: 1 2014/03/25(火)18:28:25 ID:AM61ViiiP
>>22
いいじゃん
「体は後ろを振り返っていた」
てのがちょっとひっかかるか

23: 名無しさん 2014/03/25(火)18:25:23 ID:FQnknbzyU
耳に刺さるような爆発音だった
僕はあわてて振り返った
妹だった

27: 1 2014/03/25(火)18:29:39 ID:AM61ViiiP
>>23
不思議ワールド全開w

26: 名無しさん 2014/03/25(火)18:28:55 ID:QusFFd3Dq
そのとき教室で爆発音がした。
廊下にいた俺と佐々木は顔を見合わせた。
急いで教室にもどると、壁一面が真っ赤に染まり、ポタポタと鮮血が滴り落ちていた。
そこらじゅうに散らばっているピンク色の塊は、肉片だろう。
その場にいた由美子がクスクス笑いながら言った。
「工藤君よ」
彼女の頬にも血がべっとりとついている。
「そうか」
佐々木が合点したように言った。
「あいつ、昨日から様子が変だったもんな」
そういえば俺にも思い当たる節がある。
あの大人しい工藤が、昨日、今日と訳も分からず浮かれていた。
すでに爆砕細胞が工藤の体内で励起していたのだろう。
様子が変だと言えば由美子、お前はどうしてこの惨状を前にして笑っているんだ?

29: 1 2014/03/25(火)18:32:31 ID:2IkAIjYal
>>26
これは引き込まれるし続きが気になる

32: 名無しさん 2014/03/25(火)18:35:08 ID:QusFFd3Dq
>>29
ありがとう。ラノベ風にしてみた。
でも爆発を同表現するかではなく、その場で考えたお話になってると思うwww
文章力の鍛錬というより、発想とか創造力の鍛錬になるよwww

28: 名無しさん 2014/03/25(火)18:31:33 ID:HC0G8cLbF
電車の後ろの方で爆発音がした。
それは静かな空気の流れる車内には大きすぎる音だった。
恐怖と緊張でパニックになる乗客。
しかし私は振り返りながら一言、
「実験は成功だ」と呟いた。

34: 1 2014/03/25(火)18:35:34 ID:wgVz2CsaN
>>28
「振り返りながら」のが何に対して「振り返った」のかわかんないな
でも面白いアプローチ

36: 名無しさん 2014/03/25(火)18:38:03 ID:HC0G8cLbF
>>34
たぶん振り返る必要ないのに
無理やり振り返させたからかも(´・ω・`)
ありがとう

30: 名無しさん 2014/03/25(火)18:32:42 ID:Gxz1drlDb
爆発。
一瞬の空間の静寂を切り裂いて破裂音が響き渡った。
夢にまで見た完全犯罪が成功した!
俺は、子供の頃以来感じた事がないほどの心の奥底からの喜びを感じながら、
「友紀ー!」
と力の限り妻の名を叫んだ。
周りの警察が無理矢理私を羽交い絞めにし、爆発した方に行こうとするのを阻止した。
表情とは裏腹に、じわじわと心に静かな喜びが込み上げてくるのが分かった。しっかり眉の筋肉に力を入れた。

31: 名無しさん 2014/03/25(火)18:33:31 ID:QusFFd3Dq
>>30
めっちゃ面白そうwww

33: 名無しさん 2014/03/25(火)18:35:25 ID:RRSQI7CYK
隣の席の女から爆発音がした。
脳がその音の意味を理解する前に、鼻に、強烈な、まるで卵を100個茹でて1年間放置したかのような強烈な腐卵臭が届いて俺は不覚にもその場で吐いてしまった。
しまった、と思った時には既に教室は罵倒と嘲笑に溢れていた。
ああ、なんてことだ。俺の学生生活は終わってしまった。今後3年間俺はゲロ男としての汚名を被せられて惨めに生きていくのだろう。
それもこれも、この女のせいだ……そう思い俺はゲロに塗れた顔で女の方を睨んでやると、女は怯えたように席を立ちトイレに行ってしまった。
こら、お前のせいで俺はこんな目に会ってんだぞ。グラウンドゼロ女が。死ね。

41: 1 2014/03/25(火)18:41:00 ID:KZwldaOrB
>>33
負のオーラが滲み出るようだw

35: 名無しさん 2014/03/25(火)18:37:58 ID:6RUl4dvtx
爆音。
振り返ったと同時、激しい熱風が>>1の身体を包んだ。砂煙の混じったその風に、>>1は思わず腕で目を隠した。それが収まってようやく、何かが爆発したのだと認識できた。

37: 名無しさん 2014/03/25(火)18:38:11 ID:VLL5uI4UV
夕方、僕は家でテレビを見ながらゴロゴロしていた。
そこに買い物を終えた母ちゃんが、手提げ袋をぶら下げて帰ってきた。
「今日はスーパーで冷凍食品が安かったからたくさん買ってきたわ」
そう言いながら母ちゃんが取り出した冷凍食品は中国産、僕はげんなりした。
「母ちゃん、中国産とか危ないだろ、やめろよ。農薬とかさ」
でも母ちゃんはまったく気にする様子も無く、台所へ向かいながら言った。
「大丈夫大丈夫!火を通したら全然大丈夫だって!」
五分後、台所から爆発音がした。

39: 名無しさん 2014/03/25(火)18:39:02 ID:2xq63M632
>>37わろた

46: 1 2014/03/25(火)18:44:10 ID:KZwldaOrB
>>37
中国産はなぜ爆発するのかw

38: 名無しさん 2014/03/25(火)18:38:46 ID:2pKpVmZAG
瞬間俺の身体の芯で爆発が起きた。
怒りに身を任せたテレフォンパンチ。
カーちゃんはニヤニヤ笑いをくずさず俺の渾身の打撃をするりと避ける。
勢いが止められず無様に前のめりに倒れる俺にカーちゃんの
無慈悲な言葉がまた繰り返される。
「あんたのゲームは全部捨てちゃったよ!働け!明日から!馬車馬のようにねぇ!このミドリムシが!」

48: 1 2014/03/25(火)18:46:13 ID:KZwldaOrB
>>38
ミドリムシわらた

42: 名無しさん 2014/03/25(火)18:42:13 ID:uKtNEnN3e
初春頃、老人は本を読んでいた。
聞こえるのは子供達の騒ぐ声、遊具の軋みだけ。
滅多に無い小春日和だった。
子供達が土手に掘られたトンネルに入って行くのを横目に見ながら老人はケイトとジョンの逢引を楽しんだ。
眩しかった。トンネルが爆発した。

50: 1 2014/03/25(火)18:47:51 ID:KZwldaOrB
>>42
何があったんだ

43: 名無しさん 2014/03/25(火)18:42:34 ID:AHvERRuSK
目の前の風景が揺れた。
直後に、かつて聞いたこともないような大音量が、俺の体全体を押した。
「驚く間もない」とはこういうことをいうのだ。俺は反射的に振り返り、粉塵に白く霞んだ、視界いっぱいの瓦礫を目にした。
――テロ? 災害?
まず頭に浮かんだのはそんなことだった。


ふつうすぎ?

57: 1 2014/03/25(火)18:50:54 ID:hcOQZmJN1
>>43
「大音量が、俺の体全体を押した」
っていう表現がなんとなく違和感がある

44: 名無しさん 2014/03/25(火)18:42:43 ID:V1km0yEBw
爆発の予兆はあった
でも俺は何もしなかった
いや、出来なかった
もし爆発が起きないにしても変わらない
それほどまでに爆発とは大きな事なのだ
それなのに俺は後悔した
せめてもの抵抗にも似た余韻に浸ることで俺は振り返った

59: 1 2014/03/25(火)18:52:15 ID:hcOQZmJN1
>>44
最後の行がややくどい気がする

47: 名無しさん 2014/03/25(火)18:45:38 ID:fQDjTyC0l
爆笑したかと思うと急に真顔になる。何事かと様子を伺っているとアイツが口を開く
発した言葉は予想外の物だった
しまった・・・その手があったか・・・!
ただただ立ち尽くすだけの僕に勝ち誇ったアイツが迫る

60: 名無しさん 2014/03/25(火)18:52:21 ID:FCfkRnqiP
>>47 体全体より全身のがいい気がする。あくまで個人的に

64: 1 2014/03/25(火)18:54:16 ID:hcOQZmJN1
>>47
爆発じゃなくて爆笑じゃねーかw

49: 名無しさん 2014/03/25(火)18:47:16 ID:qXhdMNG4O
爆発した!

原チャごと孝志が燃えた。

五日経って葬式に行ってきた。

孝志のお父さんに会ったけど、

原チャの中華キャブを俺が孝志に売った事は言えなかった。

51: 名無しさん 2014/03/25(火)18:49:07 ID:2xq63M632
俺は佐村河内守。作曲家だ。
ちなみに耳が聞こえない。巷では現代のベートーヴェンと持て囃されている。
・・・らしいが俺は全く耳が聞こえんからな。何を言われてもわからない。
今日も優雅にグラサンをかけ、スタイリッシュに街に出る。日常の中から作曲のヒントは生まれる。
・・・って新垣氏が言っていたこと思い出していた瞬間、背後で何かが爆発した。
爆音、人々の悲鳴、叫び・・・俺はそれら全てを「うるさい」と感じ振り返った。

66: 1 2014/03/25(火)18:55:36 ID:hcOQZmJN1
>>51
いいと思う

53: 名無しさん 2014/03/25(火)18:49:57 ID:QusFFd3Dq
>>1
これ文章力の鍛錬かwww
面白いからいいけど。
みんなすげーなぁ・・・。

55: 名無しさん 2014/03/25(火)18:50:30 ID:saNvTgLuS
一瞬だった

振り返った先にはもくもくと煙が舞い上がっていた

まずい

そう思いその場を立ち去った

58: 名無しさん 2014/03/25(火)18:51:35 ID:GpDcj9kmP
鼓動が早くなったのは、目の前の店が吹き飛んだからではなくーー
非日常が舞い込んできたのかという期待と興奮との感情であった

71: 1 2014/03/25(火)18:58:26 ID:r7qdg88SH
>>58
俺こういうぼかした表現好きだ

63: 名無しさん 2014/03/25(火)18:53:46 ID:KzHXckTAB
爆発の事…ええ、あの時の事ですよね。わかりました…私で良ければ。
ううん、インタビューが嫌とかじゃないです、本当に。ええ、はい。
私は前を歩いてて、あ、爆発があった前です…場所が。
そしたら後ろから…あ、はい、大丈夫…すみません、お水、ください。
えっと…最初は、何か光って…それは覚えてるんです。
そこからはもう、何がなんだか…。体が竦んで、心臓が跳ねて、それに引っ張られるみたいに前にふっ飛ばされて…
それから…良く、覚えてないです。とにかくもう、熱くて、いろいろ真っ赤で…飛んでくる石とか…
逃げなかったかって、だって、何が起きたかもわからなくって。どっちに逃げるかも…
…ううん、そんなことも考えられませんでした。みんなそう、じゃないんですか?こういう時…
今?…今は…何も。なんとも…。あ、でも、あの道は…もう怖くて歩けない、かもしれません。あ、はい。ありがとうございます…

73: 1 2014/03/25(火)19:00:37 ID:r7qdg88SH
>>63
こういう変わったアプローチできるのは凄いな
何か元ネタとかあるの?

80: 名無しさん 2014/03/25(火)19:06:19 ID:KzHXckTAB
>>73
ううん、みんなが地の文だったから会話文、って思っただけ

65: 名無しさん 2014/03/25(火)18:54:57 ID:Fzp1jNUWQ
背後から爆発音が轟く。
一瞬の沈黙の後、恐る恐る振り返ってみるとそこには何も無かった。

75: 1 2014/03/25(火)19:03:04 ID:r7qdg88SH
>>65
シンプルなのはいいな

67: 名無しさん 2014/03/25(火)18:56:16 ID:TgfEbCRLq
山向こうでなにかがキラリと光った。
白いキノコ雲。

頭のなかを目の前を縦横無尽に濁音の混じった無配列な文字郡がランダムに飛び交う。

やけにぬくい風に吹き飛ばれないよう、
足をふんばった。

真紀子は後ろから抱きついてきたようだ。
悲鳴を発したのかどうかさえわからない。

それが爆発音だと気づいたと同時に、
キノコ雲の下の辺りは街一個ぶんのクレーターができあがっていた。

68: 名無しさん 2014/03/25(火)18:57:48 ID:saNvTgLuS
>>67
核かよw

69: 名無しさん 2014/03/25(火)18:58:07 ID:ubz0FElTz
耳に違和感を感じたと同時、私の身体はアスファルトへ叩きつけられた。
顔面の激痛に目を開ける事すら出来ないまま必死の思いで頭を上げると、濃厚な油の匂いが鼻をついた。
恐らく血だらけであろう顔を手で拭い、灼熱感と痛みに耐えながら瞼を少しだけ引き上げる。

そこから見えた景色は到底この世のものとは思えなかった。
路上は炎の海と化し、ガードレールはねじ切られ、吹き飛ばされた車が無様に底部を晒している。
車から這い出してきた乗客たちはまるで亡者のように見えた。
奥に横たわる巨大な鉄のカーテンを見て、悟った。
タンクローリーが爆発したのだと。

77: 1 2014/03/25(火)19:04:16 ID:r7qdg88SH
>>69
すげえいいじゃんマジで

80: 名無しさん 2014/03/25(火)19:06:19 ID:KzHXckTAB
>>69
テンポが良いですねぇ、こういう風にできるようになりたいな

72: 名無しさん 2014/03/25(火)19:00:35 ID:FCfkRnqiP
背後で何かが爆発した。衝撃と爆風で俺は吹き飛ぶ。不思議と痛みは無く、体は軽かった。
閉めていた目を開くと、誰かの腕が目の前に落ちていた。
俺は喉が潰れる程の叫び声を上げる。腕に驚いたのではない。その腕は、あまりにも自分の腕に似ていたからだ。

81: 1 2014/03/25(火)19:07:35 ID:r7qdg88SH
>>72
自分の腕に似ているという意外性いい

87: 名無しさん 2014/03/25(火)19:12:56 ID:FCfkRnqiP
>>81 ありがとう。まあ似ているというより、自分のなんだけどね。目を開いた目の前だから、頭も吹っ飛んでるって言いたかったけども…日本語難しい(言い訳

76: 名無しさん 2014/03/25(火)19:04:08 ID:625ndOZqX
ボスから指令がきた。今回の任務は敵軍基地の爆破工作だ。
爆薬や信管などは既に工作員が用意済み。
後はそいつから荷物を受け取り、警備の目をかいくぐりながら弾薬庫に時限爆弾を設置すればいいだけ。
帰りは爆発の騒ぎに乗じてトンズラするだけだから楽勝だ。

侵入にはおあつらえ向きな新月の夜。
暗闇の中で設置した爆薬に、タイマーを起動した信管を差し込む。
何かが無意識下で警告を発するが、もうすぐ巡回の警備が戻ってきちまう。
手早く作業を終わらせた俺は、弾薬庫とは遠く離れた茂みの中で腕時計を睨みつける。
起爆まで五、四、三、二、一……あれ?爆発しない!?
俺は先ほど無視した警告をようやく理解した。――信管に刻み込まれた"MADE IN CHINA"の文字だったのだ。

ボスの怒りが爆発した。

84: 1 2014/03/25(火)19:11:43 ID:r7qdg88SH
>>76
短い中にオチを用意できるのは強みだと思うな

78: 名無しさん 2014/03/25(火)19:05:14 ID:6Oz5LgbI3
「…ザ様はお前を買っていらっしゃr」

――爆裂音 。

眼前で起こった出来事を直ぐには咀嚼できない。
獣の咆哮にも似た、大気の振動。
しばらく呆気にとられ、
気づいた時には相手の顔が
スローモーションで歪んでいた。

疾走するプライド。涙は追いつけない。

一拍。
――ドグワッシャァァァンンンン

涙が追いついた頃には、薄っぺらな背徳感がおしよせた。
「きっったねぇ花火だな。」

86: 1 2014/03/25(火)19:12:28 ID:r7qdg88SH
>>78
ベジータ乙w

82: 名無しさん 2014/03/25(火)19:09:06 ID:HC0G8cLbF
…ドン!

背後から爆発音がした。
驚いて振り返った。が、そこでは何も起きていなかった。
爆発痕はおろか、人ひとりいない。
狭いアスファルトの道に、ただ静寂が広がっていた。
おかしい。確かに爆発音がしたのだ。

88: 1 2014/03/25(火)19:13:46 ID:r7qdg88SH
>>82
爆発してない(ように感じる)変化球か

93: 名無しさん 2014/03/25(火)19:21:08 ID:Nw5vyxs1P
>>88
爆発音はしたのに爆発は起きてない!?
不思議!?みたいにできれば満足で
あんまり考えてない(´・ω・`)

83: 名無しさん 2014/03/25(火)19:09:45 ID:BitORukD9
生きるか死ぬかの危機なら今までに何度も切り抜けてきたが。
「こればかりはどうしようもないな」
お約束すぎる展開に思わず失笑した。
これが終われば国へ返ってあいつと結婚する約束。
そんなお膳立てされた舞台に神様が残した最後の茶目っ気。
「赤か青か」
最後のコード。
覚悟なんて必要ない。
ただどちらか一方を適当に選び、目を瞑ってハサミを閉じるだけなのだから。
――なのに。
心を殺し、与えられた仕事を処理するだけの日々を繰り返してきた俺が、
死にたくないとこれほどに強く本心から思える日が来るとは想像だにしなかった。
俺を人間にしてくれたのは他でもないあいつだ。あいつのところに帰りたい。運命の赤い糸。
「なんてな」
青いコードを切り落として、俺は生涯を終えた。

85: 名無しさん 2014/03/25(火)19:11:52 ID:qXhdMNG4O
>>83ハズレなんかい、、、、

89: 1 2014/03/25(火)19:16:01 ID:r7qdg88SH
>>83
うまい
ヤルネエ!

90: 名無しさん 2014/03/25(火)19:17:47 ID:FQnknbzyU
耳を突き刺すような爆発音だった
近い
あわてて振り返るとそこには巨大なビルがそびえていた
都庁は黒煙を上げていた

95: 1 2014/03/25(火)19:21:45 ID:E1QRgki39
>>90
ビルがそびえているのは既にわかっていないと変じゃない?

91: 名無しさん 2014/03/25(火)19:19:04 ID:uHqTTwen8
空隙、爆縮、一瞬に滑り込む飛轢を巻きあげて轟音がとどろいた

97: 1 2014/03/25(火)19:24:43 ID:E1QRgki39
>>91
不必要に分かり難いのは欠点になると思う
京極先生みたいなノリを目指すならそのまま行くんだ

94: 名無しさん 2014/03/25(火)19:21:23 ID:GpDcj9kmP
小説家志望大杉ワロタ

96: 名無しさん 2014/03/25(火)19:23:43 ID:Nw5vyxs1P
>>94
俺本当は小説家志望じゃないんだ
場違いかな?(´・ω・`)

103: 名無しさん 2014/03/25(火)19:29:21 ID:GpDcj9kmP
>>96俺もだよ


爆発ッッ?? テロかッッ??
警察はッッ?? また来るかもッッ??
痛って~~ッッ?? 大きかったッッ??
死んだんじゃ……ッッ??
どうするッッ?? 取り敢えず逃げるかッ??

「えぇほんの一瞬の出来事でした……え?一瞬でこんなに考えたのか?…………例えるなら……至極のカレーライス……一口食べるだけなら数十秒かもしれない……しかしそれを語るとなると……甘い、辛い、少し酸っぱい、米の歯ごたえ、舌触り、スパイス……その全てを語るならゆうに十分はかかるでしょう…………え?話が進んでない?…………ことが起きたのはその直後でした」

123: 名無しさん 2014/03/25(火)19:44:41 ID:EPAenHAbX
>>103
バキじゃねーか

100: 名無しさん 2014/03/25(火)19:27:10 ID:tVwXxGik4
トンネルを抜けるとそこは爆発だった。白い冬だった。

101: 名無しさん 2014/03/25(火)19:28:28 ID:tVwXxGik4
親譲りの無鉄砲で子供の時より爆発ばかりしている。

102: 名無しさん 2014/03/25(火)19:29:21 ID:uHqTTwen8
巨人が掌で握り潰したような炎が巻き上がり
天高く黒煙が空を舐め、千々に縮れた死体が
寒々しくアスファルトに転がっている

104: 1 2014/03/25(火)19:30:49 ID:E1QRgki39
>>102
硬い感じだけど悪くない

105: 名無しさん 2014/03/25(火)19:30:52 ID:cEn37Iu55
俺はテ□リストの下の方
飛行機に爆弾をセットし
爆発させる危険な仕事だったが
見事に爆発し生還した

111: 1 2014/03/25(火)19:33:41 ID:E1QRgki39
>>105
良くも悪くも「ふつう」な感じか

106: 名無しさん 2014/03/25(火)19:31:05 ID:QusFFd3Dq
ついに新兵器の実験の日が来た。
これは核爆弾など問題にならない威力を有する大量破壊兵器だ。
私は人類史上、最悪の科学者として名を残すかも知れない。
そのような逡巡を待つことなく、カウントダウンが始まる。

スリー、ツー、ワン、ゼロッ!!

ピョロリロリーンニャンパスモェモェキュゥゥゥゥンッ!!

やった。
大量破壊兵器はとにかくイメージが悪いからせめて爆発音だけでも
カワイイ系にしてみようという長年の研究が実った瞬間だった。

113: 1 2014/03/25(火)19:34:19 ID:E1QRgki39
>>106
俺は好きよ

107: 名無しさん 2014/03/25(火)19:31:18 ID:uKtNEnN3e
(いちゃつきやがってリア充爆発しろ)
ホントに爆発した。どうしよう泣きそう

108: 名無しさん 2014/03/25(火)19:32:08 ID:qXhdMNG4O
>>107ワラタ

109: あ◆lYhv11MND1Ww 2014/03/25(火)19:32:16 ID:17VWI4P77
それは一瞬の出来事でなにがどうなったのか全く理解できなかった。
と、言うよりも今でもなにが起きたのかはわからない。


いつものようにベランダから真っ青な海を眺めていると、水平線のあたりで何かがポッと白く光ったのだ。
そこに目を凝らすよりも先に、全身を殴打するかのような轟音とともに白い光は視界全体へと広がり、僕は条件反射で頭を抱え身を縮こまらせた。
なにが起きたのかはわからないけれど、なにかとんでもないことが起きたのは確かだ。

化け物じみた音の余韻が引き、全身に伝わる微振動も収まった頃、恐る恐る瞼をあげると、僕の目に飛び込んできたのは無限に広がるどんよりとした黄色。
青ではなく黄色。海ではなく砂。

僕が立っているのはさっきと変わらず自宅のベランダなのに景色は辺り一面砂漠になっていたのだった。

115: 1 2014/03/25(火)19:37:08 ID:E1QRgki39
>>109
続きが非常に気になります

118: あ◆lYhv11MND1Ww 2014/03/25(火)19:39:22 ID:17VWI4P77
>>115
ありがとう
もちろん続きなどありませんが

110: 名無しさん 2014/03/25(火)19:32:55 ID:Seb86rPAG
息子の息子が爆発したと聞いて駆けつけたら俺の息子も爆発した

112: 名無しさん 2014/03/25(火)19:34:01 ID:tVwXxGik4
尋常小学の頃より名を言えば常に一等の名前を付けし事、のみぞ故郷の母を慰めせば、爆発がする。

114: 名無しさん 2014/03/25(火)19:36:58 ID:tVwXxGik4
 胎児よ

 胎児よ

 なぜ躍る

 恐ろしいのか

 ゴゴゴゴゴ…………。




「お兄さま」

「お兄さま」

「お兄さまあ…!!どうか返事をしてくださいまし…!!」


己は見知らぬ爆発の中に居た。

116: あ◆lYhv11MND1Ww 2014/03/25(火)19:37:43 ID:17VWI4P77
それは一瞬の出来事でなにがどうなったのか全く理解できなかった。
と、言うよりも今でもなにが起きたのかはわからない。


いつものようにベランダから真っ青な海を眺めていると、水平線のあたりで何かがポッと白く光ったのだ。
そこに目を凝らすよりも先に、全身を殴打するかのような轟音とともに白い光は視界全体へと広がり、僕は条件反射で頭を抱え身を縮こまらせた。

なにが起きたのかはわからないけれど、なにかとんでもないことが起きたのは確かだ。

化け物じみた音の余韻が引き、全身に伝わる微振動も収まった頃、恐る恐る瞼をあげると、僕の目に飛び込んできたのは無限に広がるどんよりとした黄色。
青ではなく黄色。海ではなく砂。

僕が立っているのはさっきと変わらず海風にさらされた錆びたベランダなのに景色は辺り一面砂漠になっていたのだった。


ごめん、かきたし

117: 名無しさん 2014/03/25(火)19:38:35 ID:uHqTTwen8
あえぽよー、だってだってびっくらドカーンって
田舎者に都会はいつだってテ□リズム
太陽が落っこちて煙草に火を点けるには
ちょっと火力つお目かなあ

121: 名無しさん 2014/03/25(火)19:42:06 ID:cEn37Iu55
シアー・ハート・アタックという
追跡型爆弾を手に入れた
どうやら体温で追跡するらしい
靴屋の店主を狙ったら
爆発した

127: 1 2014/03/25(火)19:46:49 ID:x0M5fK1tt
>>121
吉良じゃねーか

122: 名無しさん 2014/03/25(火)19:43:37 ID:xH20cw6GQ
小説家希望じゃないがネットで投稿してみたいとは思ってる

全く思い浮かばないけど

124: 名無しさん 2014/03/25(火)19:44:42 ID:uHqTTwen8
念仏を唱えよ!
躍り踊る怨嗟の焔は、われ究極の復讐の証左なり
逝くぞ! 阿鼻叫喚灼熱地獄(エクスキューズエクスプロージョン)

126: 名無しさん 2014/03/25(火)19:46:46 ID:cFoeYWFVV
ふぅ、おどかしやがって。

128: 名無しさん 2014/03/25(火)19:47:13 ID:TcAG7Nv0b
空気が震えた。大地が揺れた。道にガラスの雨が降り注ぐ。一瞬見えた炎は巨大な黒煙に変化していく。

130: 1 2014/03/25(火)19:52:34 ID:FdvyOGAKU
>>128
一瞬しか見えてないのに黒煙に変化していく様子がわかるのは変

132: 名無しさん 2014/03/25(火)19:55:14 ID:sa0jK13jv
轟音の矢が周囲のビルを貫く。
大気が激しく揺れた一瞬の後、真夜中のような静寂が訪れた。

142: 1 2014/03/25(火)20:00:12 ID:i5n2JLMkM
>>132
言葉のチョイスがぎこちない気がする

133: 名無しさん 2014/03/25(火)19:56:14 ID:uuecKa3jb
1時の方向で何かが爆ぜる音がした。
激しい熱風に吹かれて息ができない。
薄目を開けて様子をうかがうと、さっきまで滞在していた
図書館がめらめらと燃え上がっていた。

134: 名無しさん 2014/03/25(火)19:56:26 ID:gcD4uYMED
彼の心の中には小さな湖があった。彼がその存在に気付いたときには既にその湖は汚れてしまっていた。
彼は特に自分の気持ちを表現しようとする人間では無かった。嫌な事があっても、何も言わずにその場をやり過ごし生きてきた。
その度、彼の湖は少しずつまた汚れていく。
理由は分かっていた、自分でその腐敗臭ただよう感情を何度も何度もその底知れぬ湖に放り込んできたのだ。
彼は目を閉じ、底に沈んで行った塵芥の事を思い、無表情で畔に佇む若い彼の横顔を見る。
思い返せば、人生の中で涙を流した事も無ければ、怒りの咆哮をあげたこともない。それ程彼の湖は深く、そして完璧だった。
しかし、今目の前で起きている出来事は彼にとって全くの未知のものだった。
それは今まで抱えてきたどの感情とも違った。その感情は熱く煮えたぎり、沸々と燃える様に呼吸していた。
彼にはそれを手にとり湖に捨てる事さえ出来ない。それが本当の怒りだと知ったときにはもう遅かった。彼は湖もろとも爆発した。

148: 1 2014/03/25(火)20:03:59 ID:AM61ViiiP
>>134
俺がいうのもなんだけどいいと思う
文学的な匂いがするな

149: 名無しさん 2014/03/25(火)20:04:53 ID:gcD4uYMED
>>148
どうもありがとう

151: 名無しさん 2014/03/25(火)20:06:32 ID:6Oz5LgbI3
俺には>>134の話にチャオズがオーバーラップするwww

135: 名無しさん 2014/03/25(火)19:57:28 ID:uKtNEnN3e
「なんで飯持ってこねぇんだよ!」
奴が居間に乗り込んできたのは一時間前。私は食事を届ける。
「おいとくよ」
「おせえよ!」
なに? たまりに溜まった怒りが爆発した。私はドアを蹴破ると茶碗を奴の顔面に叩きつけた。
今まで奴の部屋の床に叩きつけたどの求人誌より強い力で、次に転がった奴の股間を踏みつける。
奴が発狂した時の地団駄の10倍の重さで、そして私は叫ぶのだ。
「いい加減にしろ!この穀潰しがぁぁぁ!!!」

150: 1 2014/03/25(火)20:06:19 ID:AM61ViiiP
>>135
穀潰しわらた(´・ω・`)

136: 名無しさん 2014/03/25(火)19:57:55 ID:qXhdMNG4O
グアアアんんん!
俺の手榴弾の爆発の威力で、泉に水柱が立った!


ひょおおおおおお~すげええ~~~~、
一人、奥地の泉での悪戯楽しっ!

突如、泉が美しく光り輝き、スケ着美女が湖面に! すっげえ、宙に浮いてるよ、それより美人っ!
セクシーな声で推定Fカップ美女が俺に語りかけてきました。

「あなたが落としたのは、この金の手榴弾ですか?
 それとも、こちらの銀の手榴弾ですか?」
美人さん、尖った笑顔です。





やっっべぇ、、、、、すげえ怒ってるよ。

137: 名無しさん 2014/03/25(火)19:58:11 ID:LlFiU953R
それは全てを包み込んだ。
鳴り響く轟音、遠くから聞こえる叫び声、押し寄せる黒煙、逃げ惑う人々
僕は狂ったように笑い、男にしては些か細過ぎる指で手元にあるスイッチを押した。
一時の静寂と共に。

152: 1 2014/03/25(火)20:07:44 ID:AM61ViiiP
>>137
これ結構うまいんじゃないか

138: 名無しさん 2014/03/25(火)19:58:17 ID:nyIWRzyHc
耳をつんざくような爆発音が響き渡った。
振り返ろうとするが足がすくんで動かない。
(しっかりしろ俺!)
深呼吸し気持ちを落ち着かせる。
俺は意を決して振り返ったーー

154: 1 2014/03/25(火)20:09:42 ID:AM61ViiiP
>>138
シンプルだけど状況はわかる

139: 名無しさん 2014/03/25(火)19:58:53 ID:ubz0FElTz
真っ暗な部屋の中で僕はモニターに表示される終末をただ眺めていた。
各国の軍が必死に爆破指令を送っているようだが、全く無意味だ。
プログラムは既に書き換えられ、ミサイルは発射されたら目的地に終末を告げるまで止まらない。
ロンドンもニューヨークもパリも東京も、既に地球上には存在しない。
あるのは高濃度の放射線によって汚染された荒野だけだ。

この部屋もにわかに揺れ始めた。
今まさにこの頭上で、僕が生まれ育った街が崩れ去ろうとしている。
僕はそのことについて笑うのを止められなかった。
嫌いな奴らに精一杯の恐怖を味わわせた後、あっさりと命を刈り取る、それほど楽しいことはない。


爆発がメインになってないからいかんな

157: 1 2014/03/25(火)20:11:03 ID:AM61ViiiP
>>139
いいね!

140: 冒頓単于◆wgDcRX/7A6JX 2014/03/25(火)19:59:32 ID:i3DUPy9n3
光が一閃
巨大な悪魔が産声を挙げた
まだ赤子のそれは臍の緒が切れるのも、ものともせず
周囲のあらゆる物を食い尽くしていく
逃げ惑うミジンコをゆっくりと着実に食い荒らす
阿鼻叫喚、地獄絵図とはまさにこの事




まだ修行が必要だな

159: 1 2014/03/25(火)20:13:14 ID:AM61ViiiP
>>140
表現が独特でなかなか個性的なのな
是非頑張ってくれ

141: 名無しさん 2014/03/25(火)20:00:11 ID:TcAG7Nv0b
と、突然の衝撃、爆音、爆風。空気は震え大地は揺れた。ガラスの雨が降る。踊るような炎は巨大な黒煙へと姿を変えていく。

143: 名無しさん 2014/03/25(火)20:00:36 ID:Gxz1drlDb
爆発した、と思った。
それほどの衝撃だった。
気付けば私は見た事もない部屋の中心にいた。周りにはそれを取り囲むようにたくさんの人。
今までとは違う場所に来た。そう思った。
口から鼻、耳、手足、全身の柔らかな皮膚、私の全器官が、ここは今までの場所とは違う、と私に告げていた。
何かをしなければ、と咄嗟に思った。
何をするべきかは分からないが、とにかく早く、何か行動しなければならない、という強い強迫観念が私を襲った。
初め、小さな強迫観念から始まったそれは、数秒で逼迫した恐怖に変わった。
私は何かをしなければならない!今、何かをしないと、私の人生は悔いに満ちたものになる!今人生で一番の岐路に立たされているのだ!強くそう思った。
その瞬間
「ウェェエエエン」
という声が私の口から洩れた。
周りの人たちが、一気に笑顔になった。
そのうちの一人が私を持ち上げ、私は、私を体内から爆発させ外に出した女と初めて目を合わせた。

161: 1 2014/03/25(火)20:15:42 ID:AM61ViiiP
>>143
赤ちゃんだったのか

144: 名無しさん 2014/03/25(火)20:01:05 ID:JKcZVOBVD
僕は爆発が嫌いだ。しかし残念なことに、同意するものは一人もいなかった。
芸術性を模索する連中なんて問題外だね!

彼等は悪魔に取り憑かれたように現象を観察している。曰く、芸術を越えた先を目指したいそうだ。馬鹿馬鹿しい。
くる日もくる日も実験を繰り返しているので、爆発音にも慣れ始めた。材料費はどこから賄われているのだろう。
ある日を境に爆発音が変化した。「パシャ」「カシャ」と明らかに違っている。少し注意して聞いてみると、爆発音ではなくシャッター音だと判明した。爆発には懲りたのかもしれない。

それから数日後、僕の学校に無数のカメラマンが現れた。彼等が問題を起こしてくれたのだろう!
研究室まで嬉々として向かうと溢れた記者にインタビューを求められたが、何も答える事は出来なかった。
爆発音とシャッター音、響き渡る歓声を背にして、振り返る気力すら、なかった。

164: 1 2014/03/25(火)20:17:24 ID:AM61ViiiP
>>144
面白い
いいね!

145: 名無しさん 2014/03/25(火)20:01:34 ID:CxknDebbq
今日は、家族全員が久しぶりにそろった。みんなで鍋を囲んだ。
大黒柱の父ちゃんが、「おい肉はまだか」と言う。
「はいはい、今入れますよ」と母ちゃん。
姉ちゃんは、大好きな牛肉に目を輝かせていた。
じいちゃんが豆腐を食べて「やっぱり田中さんの豆腐は美味いな」と言った。
ばあちゃんは爆発した。

169: 1 2014/03/25(火)20:19:59 ID:AM61ViiiP
>>145
和むなあ

146: 名無しさん 2014/03/25(火)20:01:44 ID:3wLHN6NYP

――その時、あの子が笑った。
ずっとずっと心を閉ざしていたあの子が。

初めて見る笑顔。優しい微笑み。

それがあの子の見せた、初めての感情だった。

171: 1 2014/03/25(火)20:22:34 ID:LTACILR5O
>>146
優しい感じがして良い

175: 名無しさん 2014/03/25(火)20:24:49 ID:3wLHN6NYP
>>171
あざっす。爆発というにはやや弱いかなと思ったんだが
みんなが爆発をストレートに表現していたのであえて変化球というか
感情の爆発の方に焦点を当ててみた

147: 名無しさん 2014/03/25(火)20:03:24 ID:r9kw7k9V6
うん、ある冬の日の昼、その日はとても寒かった。
その日、僕はある商店街に、僕の大好きなコロッケを買いに行ってたんだ。
丁度商店街の時計から鳩が飛び出した頃だね、目の前で轟音と共に何かが爆発したんだ。
いや、爆ぜる、と言った方がいいかな、爆発よりも爆ぜると言った方が何処かリアルさがあるだろ?
え、そんな事はどうでも良い?、、、まあ話を続けるよ。
その爆ぜた物を見て、僕の小動物的本能が言ったんだ、逃げろって。
僕はその爆ぜた物とは正反対の方向へ無意識の内に駆け出していた。

174: 1 2014/03/25(火)20:24:39 ID:LTACILR5O
>>147
読者と対話してんのかwわらた

193: 名無しさん 2014/03/25(火)20:45:48 ID:ToMNjNN2b
>>147
これはあるとても寒い日の冬のことだったか…
僕は昼からある商店街に好物であるコロッケを買いに行った
商店街の時計から鳩が飛び出して正午を告げたその時のことだった

目の前で『何か』が飛散し轟音をあげて火を出した
『爆ぜる』という表現が分かりやすいだろうか?まさにこの言葉が相応しい状況だったんだ

少し話が逸れたね…続けようか
『それ』が爆ぜた瞬間、本能が逃げろと叫んだんだ
だから僕は『それ』がある場所とは反対の方向に体を向け駆け出した

196: 名無しさん 2014/03/25(火)20:49:16 ID:r9kw7k9V6
>>193すげぇ

199: 名無しさん 2014/03/25(火)20:51:36 ID:ToMNjNN2b
>>196
語り口調をほとんど無くしてしまったので猛省

155: 名無しさん 2014/03/25(火)20:10:03 ID:1Zhn2YVU2
爆発だ
無意識に爆発した方へ振り向き、止まった脳がそれ認識したときにはもう
炎が猛り、煙が立ち上り、熱風があたりを包んだ

156: 名無しさん 2014/03/25(火)20:11:02 ID:fexkJsFit
大学生とおぼしきカップルとすれ違う。背後に遠ざかっていく楽しげな談笑。独り身の彼には、それが嘲笑のように聞こえていた。自分自身がとても惨めな存在のように感じた。

「リア充なんて爆発してしまえばいいのに」

振り向きざま、呪詛するようにつぶやく。直後、閃光が舞う。網膜に焼きつくようなまばゆい光はすかさず爆音を引き連れてきた。砂埃が巻き上がり、細かな砂粒が飛び交う。

恐る恐るぶたを開くと、彼は自身の衣服が血濡れになっていることに気づく。生温い血液を染み込ませ、上着はどす黒く染まっていた。とても生臭い臭気が辺りに立ち込めている。

先ほどカップルが歩いていた地点に目をやると、そこには破裂したように肉片が散らばっていた。原形を留めず朽ち果てたそれは、辛うじて人間であったことが推測できる。彼は自分のつぶやいた呪詛の言葉を思い返していた。

リア充爆発しろーー。


179: 1 2014/03/25(火)20:28:25 ID:wMH0GFL9A
>>156
リア充爆発ネタ好きだなw

162: 名無しさん 2014/03/25(火)20:15:59 ID:Allf9tnj1
短い爆発音のあと、背中に凄まじい勢いの風を感じた。それははあまりにも激しくて、風というよりは、あまりガタイの良くないおっさんに勢いをつけて押されているような感覚に近かった。

後ろを振り向くのもめんどくさい。

というのも、俺はとてもめんどくさがりなのだ。そのせいで数多くの失敗をしたし。人間関係がこずれたことも何回かある。
俺はその反省を生かすためにも、いや、その時はここまで考えていなかったかもしれない。

でも、もしこの時振り向いていなかったらと考えると、ゾッとする。

184: 1 2014/03/25(火)20:33:02 ID:JDDcIaeOg
>>162
うん続きが気になる

163: 名無しさん 2014/03/25(火)20:16:35 ID:uuecKa3jb
1時の方向で何かが爆ぜる音がした。
激しい熱風に吹かれて息ができない。
薄目を開けて様子をうかがうと、さっきまで滞在していた
図書館がめらめらと燃え上がっていた。

165: 名無しさん 2014/03/25(火)20:17:33 ID:625ndOZqX
タップダンスを踏むような軽快な音が戦場に響き続ける。そのステップのひとつひとつが人間を軽く殺せる殺傷力を秘めてるってんだから笑えない。
きっとこんな陽気に踊りまくってるのは死神なんだろうな、死神に足があるかはしらないが。
まぁ、どちらにしろ死神さんと踊るような状況には陥りたくないな、なんて考えるのはフラグだろうか。
そんな益体もないことを考えているうちに後衛の準備が整ったらしい。後衛が安全に手榴弾を投げられるように、前衛――俺らが掃射体勢にはいる。
その瞬間だった。今までのステップとは明らかに違う、異質で、乾いた、まるで柏手のような銃声がこだまする。
嫌な予感……。思わず背後を振り返った俺。頭に大きな覗き穴を作って倒れる後衛。その手元から転がり落ちる鋼鉄のパイナップル。抜き捨てられた安全ピン。
咄嗟に遮蔽物から飛び出す。と、同時に――背後から爆音。
ふぅ、間一髪セーフ!と一息つく間もなかった。眼前にはズラリと並んだ銃口。次々と吐き出される鉛弾。
さっきのはやっぱフラグだったか――と後悔する間もなく体が勝手に踊りだす。命尽きるまで終わることのないダンスを。

187: 1 2014/03/25(火)20:37:35 ID:7lKZn2cKb
>>165
戦場の緊迫感がありあり

166: 名無しさん 2014/03/25(火)20:17:43 ID:1pnegmCMb
ふと空の色が変わり
耳の鼓膜がハラハラと揺れ
頬がかっと熱くなった
そうしてやっと自分のなかにある
濁ってざらついたものが
こんなにもあるのだと気がついた

190: 1 2014/03/25(火)20:40:37 ID:7lKZn2cKb
>>166
「ありそう」な感じ

170: 名無しさん 2014/03/25(火)20:21:19 ID:TcAG7Nv0b
突如の衝撃。爆炎、爆音、爆風。塵が舞う。熱い。耳が痛い。頭が痛い。○○は倒れ手をついていた。手の擦り傷には気付かない。朦朧とした意識の中見上げる。固体のような黒煙。その中に炎が踊る。暗い。広がる黒煙に太陽も覆われていた。

191: 1 2014/03/25(火)20:42:51 ID:7lKZn2cKb
>>170
似た表現を並べるのは諸刃の剣だよ

172: 名無しさん 2014/03/25(火)20:23:28 ID:uiZ0ZsXwU
若草に横たわる京子を見た。頭の周りが赤黒く染まっているだけで、眠っているのではないとわかる。
ふいに音が消え、肌に冷たい水を感じた。振り向いた時には、すでに水柱が消えるところだった。

「…爆弾」

口をついて出た、実物を見たことすらないはずの私の言葉に、私は驚いた。
めまいのような感覚におそわれ、足をすくわれる。

頭の中で、爆弾と吉岡正治が結びつくのに、そう時間はかからなかった。
吉岡は私たち姉妹の、ありもしない遺産の影だけを見ている。あとは私だけだ。

京子の体を一瞥し、私は台所に向かった。

192: 1 2014/03/25(火)20:45:21 ID:j1tIG736q
>>172
うまいなあ
凄く安定している

177: 名無しさん 2014/03/25(火)20:27:11 ID:YkuIukUWX
大きな音とともに爆風が発生し、辺りを取り込んだ

181: 名無しさん 2014/03/25(火)20:31:21 ID:qEFPk46hj
瞬間。
背後で凄まじい大きな音 爆風、熱、炎
さまざまな現象が押し寄せてきた
私は音がした瞬間振り返ろうとしたが、それよりも早くその爆発によって前へ前へと吹き飛ばされた

201: 1 2014/03/25(火)20:52:55 ID:2IkAIjYal
>>181
ちょっと状況がわかり難いな

183: 名無しさん 2014/03/25(火)20:31:57 ID:TcAG7Nv0b
突如の衝撃。爆炎、爆音、爆風。塵が舞う。ガラスの雨が降る。熱い。耳が痛い。頭が痛い。○○は倒れ手をついていた。手の擦り傷には気付かない。朦朧とした意識の中見上げる。固体のような黒煙。その中に炎が踊る。暗い。空が黒い。黒煙が全てを覆っていた。○○の頭は怒声を認識し始めた。人々が逃げている。逃げなければ。今すぐここを離れなければ!

188: 名無しさん 2014/03/25(火)20:38:18 ID:8vwINqXjI
 街を歩いていた時だった。
 背後からの衝撃で、突然世界が転がった。
 目の前に迫るのが道路だと気付いたと同時に、轟音に耳を塞がれた。そしてそのまま顔から地面に落ちる。転がる。また落ちる。
 何が起きたのかも分からないまま、私は回転を繰り返して、ついに壁に叩きつけられて止まった。
 一分。二分。三分。
 どれだけの時間が経っていたのか分からない。
「爆弾テロだ!」
誰かの叫ぶ声で、ようやく意識を取り戻した。
 のろのろと立ち上がり振り返ると、歩いてきた道は無くなっていた。
 瓦礫と、転がった人体と、そして血まみれで走り回る人の姿があった。
(……あー……やばいな、これ……大変だなあ…………)
他人事のように呟いて、私は再び意識を失った。

204: 1 2014/03/25(火)20:55:21 ID:UsCKUUoT6
>>188
なかなかうまいな

195: 名無しさん 2014/03/25(火)20:48:27 ID:jf9Fm9s3R
--彼が「自分」という物の存在に気づいたのは
生まれてから何万年も経ったある日の事だった
轟音と共に彼を包む地殻が破れ、上から柔らかい物や硬い物が降ってきた
硬い物は今までみた事もないような純粋な元素でできていたが
使い道は無さそうなので方っておいた
逆に柔らかい物は非常に扱いやすそうな炭素や水やアンモニアでできていたので
彼は早速それを取り込む事にした---といっても
その時点ではまだ彼には自我という物があったわけではなく
ただ本能に従って行動しただけに過ぎないのだが

柔らかい物を自らに取り込む仮定で、その中枢と思われるいびつな球体を取り込んだ時
突如彼は「自分が今ここに居る」ということを理解した
と同時に、彼が取り込んだ物がニンゲンと呼ばれる生き物である事や
さきほど起きた轟音が、炭鉱の奥底で起きた爆発事故であった事
そして、その炭鉱の外には豊富なエネルギーを供給する"太陽"という物がある事なども理解した

どうやらこの地球という場所ではニンゲンという存在で居るのが一番便利らしいので
彼は自らの身体をさきほど取り込んだ柔らかい物--炭坑作業員の身体--に似せて組み立て直し
ゆっくりと炭鉱の出口に向けて歩き出した

198: 名無しさん 2014/03/25(火)20:50:37 ID:8vwINqXjI
>>195
なんか昔のSF小説っぽいね
筒井康隆か小松左京くらいの世代の
じゃなきゃ神林長平

202: 名無しさん 2014/03/25(火)20:54:04 ID:jf9Fm9s3R
>>198
多分神林長平かなあ……ネタ自体は小川一水とか小林泰三ら辺なんだけど
あーゆー微妙に面白おかしくてさっくりと状況を説明する文章は書けない

205: 名無しさん 2014/03/25(火)20:56:40 ID:8vwINqXjI
>>202
あ、小川一水・小林泰三かー
納得

203: 名無しさん 2014/03/25(火)20:54:40 ID:LlFiU953R
ただ、どうでも良かった。
ただ、壊したかった。
ただ、憎かった。
ただ、真っ直ぐに愛して欲しかった。
ただ、私が馬鹿だっただけ。
私だけを見て欲しかった。
もう動くことはない彼の唇に自らの唇を重ねると、彼が自分だけのものになったという安心感が湧いた。
そのまま彼の赤く染まる左胸に指を這わせ、

209: 名無しさん 2014/03/25(火)21:02:59 ID:Z6mkuXiWU
――爆発だ。
多少距離があるが、無意味だろう。
強烈な熱をもった爆風に身を焼かれて
意識さえ灰と化すまでのコンマ数秒、
この一瞬に全身全霊をかけた俺の最後の言葉を聞い――

210: 名無しさん 2014/03/25(火)21:03:46 ID:cFoeYWFVV
動物が鳴く。車が飛ぶ。ビルが倒れる。壁が砕ける。電柱が折れる。
ガラスが落ちる。家が潰れる。山が重なる。地面が崩れる。

人間が泣く。人間が飛ぶ。人間が倒れる。人間が砕ける。人間が折れる。
人間が落ちる。人間が潰れる。人間が重なる。人間が崩れる。

隕石が落ちる。

211: 名無しさん 2014/03/25(火)21:05:54 ID:ymzdIZHBd
爆発である。
風を伴い、熱を従え、なにもかも吹き飛ばしていくもの。
爆発である。
鼓動の早まり、感情の高まり、そして解放。何者にも止められないその状態。
迷惑である。

212: 名無しさん 2014/03/25(火)21:07:55 ID:qEFPk46hj
彼が詠唱を唱え終わると同時に俺の背後で凄まじい音が鳴った
「くっ…前からでは無いのか」と俺が呻くと

「攻撃が前から来るとは限らないだろ?」といやらしい笑いとウィンクをこちらに飛ばしてきた―

―がその言葉を言ったか言い終わらないかのころに俺は背後からの爆風に弾き飛ばされ小石や塵と一緒に空高く舞い上がった
彼の言葉はもう俺の耳には届かない 舞い上がったと同時に意識が遠のいて―――

213: 名無しさん 2014/03/25(火)21:11:40 ID:jf9Fm9s3R
そう、その瞬間、爆発が起きたんだ

もちろん爆発って言っても、爆弾が仕掛けられていた、とか
教室にガスが充満していた、とかそういうワケじゃない
その程度ならば大したことは無い
バツグンの反射神経で僕はクラスメイトの女子を床に押し倒して難を逃れ
その後同級生の命を救ったヒーローとしてモテモテの人生を送る事になっただろうね。
体育の成績は2だけど

ところが、平和な朝の学び舎で起きたのはそんな生易しい出来事じゃなかったんだ
爆発したのはわが校の女帝、歩く理不尽、エモーショナル・トルネード
そして僕の幼馴染であるところの東風平ありすのカンシャクだった



うーん、ラノベ風は難しい

214: ラノベ風か・・・ 2014/03/25(火)21:14:45 ID:ToMNjNN2b
どーん!

背後で爆発

え、マジで?いやいやいや洒落にならんぞ!そうだこれはきっと夢だ
普通に男子高校生やっていてこんなことが起きるはずが無い
衝撃音で思わず目を瞑ってしまったが、目を開ければきっとベットの自室で妹が優しく起こしてくれて―

225: 名無しさん 2014/03/25(火)21:28:20 ID:jf9Fm9s3R
>>214
やるな、いかにもラノベだw

215: 名無しさん 2014/03/25(火)21:15:21 ID:o0uAkl1rk
 一瞬、突風が背中を打った。抗うこともできず、胸と頬をアスファルトの地面に強打し、咳き込む。間髪入れずに今度は轟音が耳の奥の鼓膜を叩き、さらに内臓を揺さぶる。遅れて熱い風が火薬の臭いとともにゆるやかにやって来た。

 ーー爆発!

 理解すると同時に俺は腰に吊った自動拳銃に手をかけた。
 一体爆発物を仕掛ける隙などあったのか?
 殺到するパトロールカーのサイレン音を聞きながら、警官たちは俺を見て何を思うのだろうかと考えた。

216: 名無しさん 2014/03/25(火)21:15:26 ID:r6AQhFAMu
じゃあかくぞ

ドカーン

派手に爆発音がした

217: 名無しさん 2014/03/25(火)21:16:08 ID:r6AQhFAMu
たった三行でできる

俺に勝てるやつはいなかったな

219: 名無しさん 2014/03/25(火)21:18:01 ID:qEFPk46hj
>>217
短く簡素に書けば良いとは誰も言ってないぞ

221: 名無しさん 2014/03/25(火)21:19:50 ID:ToMNjNN2b
>>219
じゃあ書くぞが「爆発した」の文章に含まれていることに突っ込めよ

218: 名無しさん 2014/03/25(火)21:17:33 ID:aFsn4vhpo
光った。まばゆい光が私の影をくっきりと地面について映し出したかと思えば、つもない轟音が鼓膜を揺らした。慌てて振り向いてみると爆発があったらしい、熱風が太ももや頬を撫でる。
光は音よりもずっと速いと聞いたが、ほとんど変わらないじゃないかとぼんやりと思いながら私は轟々と燃え盛る炎や逃げ惑う人々を見るだけだった。

223: 名無しさん 2014/03/25(火)21:23:08 ID:625ndOZqX
背後で爆音が響く。
反射的に振り向いてしまいそうになる体を意志の力でねじ伏せ、前のめりに走り続ける。
もし、振り向いてしまえばきっと俺は助けに戻ってしまう。――それはあいつの覚悟を、命がけの覚悟を踏みにじるような行為だ。
だからこそ俺は歯を食いしばり、漏れる嗚咽を無理やり飲み込む。
と、そのとき。遅れてやってきた爆風が体を前に押し出す。まるで、早く行けと言わんばかりに。
その荒々しくも優しい感触は、あの日、落ち込んでいた俺の背中に添えられたあいつの手のひらを思い出させた。
駄目だ。視界がにじむ。息がつまる。何より胸にぽっかりと大穴が穿たれた。
命がけの覚悟?そんなもんは野良猫にでも喰わせてしまえ。
何を俺はお利口な考えに縛られてんだ。俺はこれからあいつのいない世界で生きていけるのか?いや、そんなわけがない。
俺は不意に立ち止まり、そして、振り返る。――そう、あいつを助けるために。

224: 名無しさん 2014/03/25(火)21:24:01 ID:TcAG7Nv0b
突如の衝撃、地は磁石のように○○を吸い付ける。音を超えた音は痛みとなって脳に突き刺さる。爆音、爆炎、爆風。塵が舞う。ガラスの雨が降る。熱い。手の擦り傷から血が出ているが気付かない。朦朧とした意識の中振り返り、見上げるーー固体のような巨大な黒煙、その中に踊る炎。暗い。空が黒い。黒煙が全てを覆っていた。○○は全身が熱くなり、同時に冷たくなるような感覚を味わった。これは爆発か。テロか。非常事態か。目の前が真っ白になる。動悸だけが頭の中で響く。吐き気に似た吐き気ではない感触を味わった。命の危機だ。逃げなければ。この場から離れなければ!

227: 名無しさん 2014/03/25(火)21:32:05 ID:BEeGanOWT
大気を震わすと共にそれはただ、視界を、世界を、悲しい赤で染め上げた。蹂躙し尽くした。

228: 名無しさん 2014/03/25(火)21:35:58 ID:uiZ0ZsXwU
「俺に運べっていうのか」
「運ぶだけだ。何か聞かれたら、俺に頼まれたっていえばいい」
川田は言いながら、小脇に抱えている革のカバンを押し付けてきた。

森本が死ねば、少なからず俺にもメリットはある。

「頼まれたっていったって、こんなカバンは露骨すぎる。毒とか…他のやり方もあるだろう」
黒く地味なカバンは、2リットルのペットボトル2本分ぐらいの重さがある。川田の目が動揺を示していた。

「飲みすぎておかしくなってるんだよ、焦らなくていいじゃないか」
川田はんぅ、とうなり、冷蔵庫のほうへ歩いていった。

「とにかくこれはよそう。というより俺がよしておきたい」
「…まっ、井岡っ!」
口の端からミネラルウォーターをこぼしながら、川田がとんできた。

何気なく革カバンのジッパーを半分くらいまで開けた俺は、深夜の病室で目を覚ました。
体中が熱かった。



同名の人いたらごめんぬ

222: 名無しさん 2014/03/25(火)21:20:36 ID:8rEaNVrCe
爆発とか爆音って単語を使わずに文章だけで匂わせてる人のほうがすごいな
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もし久保帯人がとある魔術の禁書目録の作者だったらありそうな事
この一方通行さんの服どこで買えんの?
ラノベNo.1クソタイトルが決定 wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
【閲覧注意】峯岸みなみのファンが怖すぎる件
今一番売れてるラノベでもこんな手抜きすんのか(´・ω・`)
とあるイラストの作画ミスが酷すぎてホラーレベル 誰か気づけよwwwwwwww
【画像】最近のラノベwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

EXILEファンの間で回ってる文章ワロタwwww
 

参照元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1395738246/



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コメント一覧

1. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 09:15
デイダラ「芸術は爆発だーーーーーーーーー!!!」

2. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 09:21
久しぶりに西村寿行を読みたくなった

3. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 09:27
爆発→p124
アウチッ!あなたは、無慈悲な鉄の塊を踏みつけてしまった。薄れゆく意識の中で、地雷の俺が地雷を踏んだらさようならって笑えねぇ。と
GAME OVER

4. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 09:45
何が何だかわからなかった。
突然の爆発と共に俺の体が宙を舞う。
自慢の鼻から地面に叩きつけられる。
敵が呟く。「俺の息は爆発する」
そよ風息爆弾!ドン!

5. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 09:58
何回同じネタ使うんだよ

6. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:01
「それ」の襲来によってまず彼が連想したのは、怒り狂い暗天を裂く雷霆の唸り声であった。
如何せん晴天には似つかわしくないそれが己の耳朶のみならず大地や大気すらも揺らしていると気づいたのは、何事かと振り向きその元凶を目撃してからだ。暗雲。空へと立ち上る黒き暴虐の嵐が、呆れるほど牧歌的な雲一つない青空を、人間味のない無機質な大小の建物を、いとも簡単に飲み込んでゆく。
破壊のあぎとが鼻先に迫るまで、彼は余りにも非現実的な「それ」がなんなのかという理解に至ってはいなかった。
こんな所か


7. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:07
何かがドカーンしたんだから
俺が振りかえる理由としては十分だった
だけどその一瞬に乗じて童心をも振りかえった俺は
ガキかよ!と三村にツッコまれるくらいの意固地になり
結果チラ見で済ませた そして後悔が残った

8. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:09
ぐるぐるぐるぐるどっかーん!うれしくなっちゃうなーぁ!あっ!
ぐるぐるぐるぐるたのしくなっちゃうなーぁ!あっ!
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるどっかーん!


9. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:13
マジレスすると、私小説とか、主人公の心理描写が重要な作品でない限り、『爆発』は『爆発』とシンプルに表現しちゃった方が良いんだよなぁ。読者が映像を想像しやすいから。

特にラノベは、『シンプル』かつ『解りやすく』なるように書かれるから、実はストレートな描写が多い。
逆に、上に出ているような詩みたいな描写は、回りくどくて判りにくいから、直される。
ラノベ作家志望で、『文章力に自信がある』とか、『ラノベの文章力ってwwwwww』とか言ってる人は、実は『表現』が下手な人が多い。

10. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:16
ところで皆は爆発というとどのよう物・現象・状態を思い浮かべるだろうか?
正統派ハリウッド級の爆発?それとも戦隊物の背後で巻き起こる爆発?これを読んでる年齢層を考えると可能性は低いが、戦争体験者なら実際の爆発を思い浮かべるのかもしれないな。

11. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:17
でも俺が実際にこの目で見たモノは、そのどれとも全く違っていた。
擬音で表すと「ぺほ」程度にしか弾けなかったそれは、ただそれだけの凡庸極まりない動きであるにも関わらず、周囲の人間にある言葉を発するだけの威力を持っていた、ようだった?

「爆発だ!」

12. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:17
ただならぬ形相で全員の視線が「ぺほ」に向かう。おかげで「もしかして別の場所で爆発が」という勘違いはミリセコンドで終わらすことが出来た。しかし依然として今の「ぺほ」を爆発だとは脳が認識しない。
どうしても揺らめきつつ静かに広がる波紋と爆発という単語が結びつかない。

俺は周囲の人々が我先にと逃げ出すさまを横目に、他の爆発に関する該当事項を脳内検索していた。

13. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:17
今だから言おう、俺はその当時の「持ち前のあまのじゃく気質にアホと馬鹿とマヌケを足して割らない自分」を呪う。
あそこで逃げていれば、この後全5巻+外伝3巻+逆コミック化からアニメ化BDの末映画化し、挙句の果てに実写化されてコケるような波乱に満ちた人生にはならなかったはずだ。
え?ならない?…風呂敷は広げておかないと包めないと言う格言があってな。言ったもの勝ちという格言もある。爆発だと誰かが叫べば爆発になってしまうよりはマシな部類だと思うがどうか?

14. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:19
広がる波紋も消えた頃、ようやくサイレンとに赤色灯が存在を主張し始めた。
「実験用ナノデバイスが暴走し爆発的に増加した事を感知しました。関係者はただちに避難してください」
説明ありがとう。そろそろ読者も混乱してたところだ。
だがしかし俺はもっと混乱している!

15. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:25
※9
確かに、まず状況をきちんと読者に伝える技術から持ってないとそこから発展しようがないもんねぇ。
後から、人物の動きや心理を色々な言葉を用いて印象的に表現していく感じか。

16. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:28
書こうと思っていた事が大体※9に書かれてた
ラノベでは薄い内容の水増しの為(ストーリーよりキャラ描写に文章量が費やされている為)に一見クドイ表現が多用されているが、一般的な小説で不要な表現ばかりだと書き手の才能が疑われる

例えば全盛期の司馬遼太郎の時代小説のチャンバラシーンだと、一瞬の剣劇を表現する為に「剣劇描写が空行」だったりする


17. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:33
その日、原発が爆発した…

18. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:38
「リア充なんて爆発しちゃえばいいのにね。」
向こう岸の二人を眺めながら、彼女がそう呟くやいなや、僕たちは爆発した。初めて出会った時のことも、楽しかった日々も、添い遂げられない苦しみや悲しみも、瞬く間に光と共に吹き飛ばされていく。
「そうか、僕たちは満たされていたのか。」
バラバラになった兄妹の体と向こう岸の二人の驚きを残して、0時を指した時計の針がほんの少しだけ揺れた。


19. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:41
>>1の例文がクソだってのが結論かね


20. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:42
ドグラマグラとか恩田陸のQ&Aとか元ネタあるものをさぞ自分の作品のように言うやつキモい


21. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 10:51
酒のつまみにはやはりホタルイカだ。
だが買ってきたのが一週間前。
さすがに生ではまずいとレンジに入れる。
用を足してきて、さあ食べようと思って開けたら、ホタルイカは粉みじんになっていた。

22. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 11:00
その音は、音の正体が何であるのかを把握する前に私の身体を反射的に振り返らせた。
そして思考よりも早く視覚から情報で理解する。今の音が、爆発音であったと。

23. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 11:04
 爆発音とはまず光が目の前を覆う。特に至近距離の場合は大抵そうらしい。
田中太郎の目の前で爆発したそれがプラスチック爆弾であったこともあり、彼の視界は一瞬にしてオレンジ色が支配する。
「ヒッ!?」
 田中太郎は超人ではない。したがって爆弾の閃光を眼球が感じ取った瞬間、続く音速の衝撃波の破壊旋風や、それと共に押し寄せる大量の瓦礫の弾丸を超える速度で動くことはかなわない。
 これが田中太郎の最後の言葉。所謂断末魔という奴だ。この哀れで滑稽な響きの悲鳴とともに、彼の体は人体の許容範囲を超える衝撃にさらされ四散した。

24. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 11:07
小説家志望www
どうせ無職の連中が俺ならできると無根拠で思い込んでいるだけだろw
全然作品を完結させず投稿もしない、頭の中で短い文章考えて、未来の小説家気取りなだけw
当然小説家なんかなれない、無職を一層こじらせるだけ

25. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 11:18
眩い光が辺りを覆った瞬間、周りの音が掻き消された。
背中に感じる衝撃、振動に思わず膝をつく。耳鳴りの遠くで叫び声が聞こえた。
振り返り、まず目に入ったのはごうごうと立ち込める黒い煙。遅れてやってきたのは焦げた臭いだ。
全壊した建物は先ほどまで私が居たはずの喫茶店だったが、今や面影すら残していない。

26. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 11:22
全部変

27. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 11:33
静寂。
今思い返してみると、そのとき、その瞬間、男の周囲は驚くほどの静寂であった。嵐の前の静けさ。
しばしの静寂のあと、それはたしかに起こった。空気の歪みが男の耳に届く。
確信。
男はまさかな、と思い振り返ったがやはりそれは起こっていた、爆発。

28. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 11:38
瞬間、すさまじい轟音と爆風が、俺の背中をライダーキックの如く弾きだした。反対の壁際に激しく打ちのめされていた。立ち込める煙と硝煙の匂い、俺は涙と嗚咽で顔面をぐしょぐしょにして前後不覚になっていた。視野がはっきりしない状況の中「お、おい!なにが起こったんだ!誰か他に生きてる奴は居るか!」

ふと見上げると、そこには、爆発太郎が。


29. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 11:40
改行の制限厳しいので文書削りまくったらおかしいやこりゃ。

30. 名無しさんあじゃじゃしたー@春から中三   2014年03月26日 11:43
帰宅。夕飯は何にしようかと考えながら、鞄から家の鍵を取り出す。
そのとき、俺の家が視界を遮る白い光を発した。
反射的に目を反らす。その瞬間、バラエティ番組の効果音のような、激しい爆発音が耳を襲う。
……気を失っていたのか。重い瞼を開く。道の真ん中で何をしているんだっけ。そう記憶を手繰りながら起き上がり、目の前に視線を向ける。

31. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 11:53
妹が爆発した。

32. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 11:59
ちっ、ちがう!! ぼくは本当に見たんだっ! あれは夢で見た爆発だよっ!! だから、あっちを見てよっ!
ドスン
ウワーアアアアアン 顔がっ! 痛い、痛いっ! ウワーアアアアアアアアン
(楳図かずお)


33. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 12:07
爆発の中なら多分テロリストのパラソルが最高峰だと思う
個人的には開始二行目で指示語が出たり体言止めが二回続くと読む気がなくなる

34. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 12:10
爆発ーーーーーー誰もがその現象を理解するのにワンテンポ遅れることになった。すべてを理解するにはあまりにも非現実的な出来事を目から脳へ伝達するのに時間がかかったのだ。そして爆殺ーーーー周辺の人間の血肉が飛び散り上条当麻の髪の毛へとノーバウンドで容赦なく突き刺さる。「ごっ、ガァァァァァァァア!?!?」と、体をくの字にさせ、血肉は、鮮血は、手足は、上条当麻へと突き刺さる。それはまるで現代的な杖の様に突き刺さる。
肺から全ての空気を吐き出された上条当麻は言う
「ま、多少はね、、、」

35. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 12:15
マジレスしておくと、長編小説1作10万文字を、いかに量産できるかが最重要。途方もない10万文字、どんなに急いでも1か月ほど要する。段落単位でドヤ顔してるうちはプロにはなれない。
デビューのためには、新人賞への応募が必須。採用倍率200倍くらいなので、大半はゴミ箱行きだから。いちいち魂を注いでたら精神が死ぬ。
細部の芸術性にこだわらずに、淡々と尺稼ぎをする技術こそプロに必要なこと。技巧が好きな連中は、デビュー倍率3000倍くらいの純文学にでも投稿なさい。

あと、いつも思うのだが、作家デビューは「就職」の一種であることを理解してないニートが多い気がするw

36. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 13:05
雷が落ちたような轟音が響いた。
全身の毛が逆立つ。胸の下を冷たい感触が走り抜けるのを感じながら、後ろを振り返った。
黒煙を上げて燃える一台の車。火のついた破片が飛び散り、辺りは火の海と化していた。

職業小説家に必要なのは10分かけて整えた三行書く力よりも10分間筆を止めずに書く力だよな。

37. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 13:17
なんというか、こういうところにとらわれている時点で、文章の本質も悟ってないって分かるね……。

ちなみにライトノベルは文章なんて二の次だ。キャラと話の筋が9割。

38. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 13:18
米35
悟ってるねー

39. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 13:22
轟音が響いた直後、振り返る間もなく、足が宙に浮いたのを感じた。ああ、ついに爆発してしまったか。もう少し早く逃げておけばよかったと思うが、今更だ。ゆっくりと近づいてくる地面。頭をうてば命すら危ないかもしれないが、腕で庇う気にもなれず、目を閉じた。

40. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 13:41
俺はただただ日常を歩いていた、後ろからとてつもない轟音がしたそれは俺の日常をブッタ斬ったまだ轟音は鳴り止んでいない。誰かの助けを求める声、悲鳴、何かが崩れる音、
そんな音たちは決まって俺を穏やかな日常から引きずりだす
俺はゆっくり めんどくさそうに振り返った。 ちょっとニヤけながら

41. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 13:46
ずしん。二度目の衝撃波を受けて、君は振り返った。
その視線は背後の坂道に落ち、音源を求めて遠くへと移動していく。
そして、君は見た。

文章力なくてもこの程度なら書けちゃうんだよな。字数を稼ぐために言葉を弄るのが目的なのかもしれんけど、そこに特科したトレーニングってのは著しく方向を誤ってると思う。

42. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 14:27
これ爆発の描写じゃなくて、爆発の起こるワンシーンじゃん…文章力かんけいなくね…?しかもなんか気持ち悪いし…

43. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 14:38
次の瞬間、耳が聞こえなくなるほどの轟音が、男の背後から襲いかかった。その原因も、そもそもそれが音であると認識する暇もなく、同時にやって来た車にはねられたような衝撃が彼を硬いアスファルトへと叩きつけた。
とっさになんとか受身は取れたものの、ぶつけてしまった肘に鋭い痛みが走る。一拍遅れて、破片交じりの熱風が体の上を通り過ぎる。
あまりにも短い間に進行した事態に男の脳は処理落ちをおこし、周囲の状況などろくにわかりもしなかったが、体は反射的に這いつくばったまま後ろを振り向いた。
そこにあったのは、先ほどまで乗っていたはずのバスが、金属と布と人体の混合体と化し、天にむけて盛大に真っ赤な炎と黒煙を噴き出している様だった。

44. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 14:40
爆音がして耳と体に打撃受けて驚いて振り向いたら火があがっていた

45. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 14:49
すごい爆発だった。自分が立ってるのか寝転んでるのかもわからなくて、とにかく痛くて熱かった。俺は死んだと思ったし、死んでなくても腕や脚の一本くらいなくなってるだろうと思っていた。けれど俺は生きていたし、腕も脚も無事だった。
じゃああの爆発で死んだ人たちはどれくらい痛かったのかな。どれくらい苦しかったかな。そう思うと、なにも言えなくなるんだよ。お前の苦しみなんてどうってことないんだよって思われてるんじゃないか、そう思うんだよ。ごめんなさいって思うんだよ。俺には苦しむ権利もないんだ。誰もはっきりとは言わないけれど、みんなそう思ってる。


爆発の描写じゃないけど、色々あったときに自分が実際に感じたこと。

46. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 15:23
どうでも良いが
>>42
小春日和は初春じゃない

47. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 15:25
>>103バキみたいでワロタ

48. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 15:30
さっきからマジレスしてるやつの自演ぇ

49. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 15:49
コメ欄で書いてる奴なんなの?w

50. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 15:51
爆発って状況は悪くないと思う

非日常的な状況に熱や音という物理的な現象が加わるし
また周囲はパニックになるだろうからその状況描写と居るであろう主人公の心理描写も可能な優秀な題材なんじゃないのかな

51. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 15:53
扉を開けた、そう自分の意志で開けたのだ・・・
ちょうどその日は目覚ましが鳴る一時間ほど前に目が覚めてしまった。二度寝しようと何度か瞼を閉じたが、意識がはっきりしていて眠れない。もう日も出ているので、二度寝は諦めて横になり窓の外をぼんやり眺めていた。ピンポーン、ピンポーン・・・耳を疑った、幻聴だと思った。朝の4時半だというのに、鳴らされたチャイムは清々しい気持ちを、どん底に突き落とした。恐る恐るのぞき窓をのぞくと、スーツを着た男が手帳を見せて立っていた。”警察手帳”
扉越しに何の用か尋ねた。男は人を探してると似顔絵を見せながら言った、なんだかどこにでもいるような冴えない顔が描かれていた。そんな人は見た事無いと言うと、外に出てきてほしいと言ってきた。どうやら疑われているようなので、素直に出る事にした。そう素直に・・・
誰が考えるだろうか、見ず知らずの人間に勝手に恨まれ、殺したいほど憎まれるなんて・・・
周囲は凄惨を極めた。扉は開けた、そう自分の意志で開けたのだ・・・

52. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 16:01
※49
良いんじゃないか?こういう文章系の奴って糞と変わらないんだから、一回脱糞させてあげればスッキリするっしょ。

53. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 16:18

その時であった。突如、不気味な重低音が、背後から私の鼓膜を激しく叩いた。
反射的に地面に這いつくばり、目を閉じ両手で頭を覆う。小刻みな地響きが続き、丸まった私を揺さぶる。耳の中ではキーンという高音が狂ったように響いていて、自分の叫び声が全く聞こえない。何が起こったのだ。電化製品がショートした時のような、不快な焦げくさい臭いが鼻腔に侵入し、思わず咳き込む。涙が目に滲む。動悸の激しさが触れずとも感じられる。耳の中で暴れていた高音がだんだんとやみ、少しづつ聴覚が戻ってきた。そのままの姿勢で、私はゆっくりと背後に視線を移した。涙でぼやけたその光景を、私の脳回路が理解するまでには時間がかかった。あまりの変貌ぶりに、その時私は今まで自分がどこにいたのか、全くわからなくなった。私の後ろには、本来、どんな光景が拡がっているべきだったのだろう。
ただ、そこには巨大な穴、と形容する以外にないであろう巨大な穴が、ぽっかりと口を開けて、ため息のように黒煙を吐いていた。風が強く吹いていて、瓦礫や何かの一部を、煙と共に巻き上げている。しばらくしてから、私は気づいた。何かが爆発したのだと。


54. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 16:28
※52でもコメントで糞なんてされたらたまらんわ。
こいつらは映画を観終わった後に自分のオリジナルストーリーを展開させたりして人に熱弁してんのかな。誰もお前の考えた話なんて聞きたくねーよ!って感じてるとは思わないのかな?
しかも表現が少ないし、文章と言うか主人公の台詞や考えばかりだしな。爆発の感想を述べる主人公の文章って感じだな。あまり詳しくないが、こういうのがラノベなんだろうな。


55. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 16:40
私オボカタハルコの女子力は53万です。ドゥウウウウウウン!!オボカタがニヤリと笑う
瞬間、空間に亀裂とノイズが走る。言葉一つ一つに理研研究員ユニットリーダーの重みが乗っているのだ
勿論、破壊力が違う。stap細胞は王子様のキスで目覚めるプリンセスの様な細胞なんです。
ボゴッ!!ボガッ!!見えない圧力がパンチの様に俺の頭を打ち抜いていく


56. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 16:40
もう立てない。限界だ。朦朧とした視界。ぼろきれの様になってふらつく俺の前にヤツが現れる。
それは見たこともない大きな鼻の穴だった。
(やめろ!!)俺の心を見透かしたかのように鼻の穴は小さくクスッと笑うと。俺の世界に容赦のないストレートを放つ。色々ありましたが、実はこれ全部コピペなんですよ。
オボゴォオオオオオオオオオオン
俺は死んだ。

57. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 16:59
あのコピペがないなんて…
ボルケージはどんどん昂り、いとも簡単に私の怒りは爆発した。

58. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 17:27
矢口ボンバーマンがないなんて

59. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 17:55
センスだなぁ

60. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 19:17
 大量に湧いた羽虫がうざかった。だからスプレー缶に半分以上は残っていたのを全て使い切るほど、長く勢いよく殺虫剤を部屋中に掛けまくった。本当、ただそれだけのことの筈だった……次々と力尽きて床や家具の上へ撃墜されていく虫どもの姿に優越感にも近い快ち良さを感じ、思わずタバコを口に咥えてジッポの火打ち石を打つまでは……。
 どこか鈍い輝きを放つ黒い色一色に染まり水びだしになった我が部屋を呆然と眺めることしかできないでいても、用を為さなくなった窓ガラスはしっかりと外の喧騒を夜風と共に寂しくなった部屋の中へ招き入れてくる。
 野次馬はまだ、帰りそうもない。

61. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 19:17
ボトムズ風はよ

62. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 20:07
 唐突だが、諸君らは爆発音というものを実際に聞いた事があるだろうか。
 恐らく、その非日常的な響きに反して人生一度くらいは聞いた事のある音だとは思う。
 なにせライターを弄った程度でも爆発はたやすく起こるだろうし、子供心に花火をバラして点火してしまった経験を持つ者もいるだろう。
 さすがに粉塵爆発を起こそうとするならば入念な準備が必要だが、それでも日用品を使って割とお手軽に出来てしまうものなのだ。

63. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 20:08
 ともあれ、私が体感したのはそんな生易しいものではなく、重低音と直接的な振動を伴ったかなり本格的な爆発だった事を明記しておかなければなるまい。
 若干の緊張と多少の野次馬根性をもって振り返り、爆心地を覗いたところで、私の日常は完全に崩壊した。

64. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 20:49
ーした途端私の中の何か、とても大切な何かが爆発した。その刹那、私の腹部は強烈な刺激に見舞われ、決壊した。
そう、公衆の面前で脱糞したのだ。

65. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 21:36
轟音と共に赤い火の玉のようなものが空に上がった。
その後下から巨大なカーテンのような煙がむくむくと膨らみだして、気がついたらあっという間に目の前まで来ていた。
煙に包まれると中は意外に暗いと思ったが、次の瞬間肺に熱い空気が入ってきて思わずむせかえる。
この時一気に頭に鈍い重みのような痛みを感じた。
血の気が引く、気持ちが押し潰される、いよいよヤバイと気づき始める。

66. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 21:52
 山科川の小さい流れについてくると、月は高く、熱風が刈田を渡って吹いた。後ろを見ると、大きく赤い火が「爆発だ。爆発だ」と言って吠えた。

67. 名無しさんあじゃじゃしたー   2014年03月26日 22:29
突然、空気の振動が耳を震わせた。余りの衝撃に、何が起こったか一瞬理解出来なかった。伏せていた顔を上げる。彼は呆気にとられた様な表情をして、振動の発生源へと視線を向けた。焦点の定まらない目に爆心地が映っていた。野は焼け、煙があがり、空気中を黒い塵のような物が漂っていた。──全てが塵芥に還ったのだ。肉の焼けた様な油の臭いを肺腑へ吸い込み、堪らず咽そうになった。


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