数々のドラマに立て続けに出演していますが、そんな活躍に梨園から不満の声が上がっているといいます。
香川さんは11年より「市川中車」を襲名し歌舞伎役者としても活動しているのですが…。
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元々実力派俳優として売れっ子だった香川さんですが、『半沢直樹』出演以降、その評価はうなぎ登りです。
ここ最近でも、3月15、16日放送の木村拓哉さん主演『宮本武蔵』(テレビ朝日系)、22日、23日放送の『リーダーズ』(TBS系)など、いくつものドラマに立て続けに出演しています。
(以下引用)
「両ドラマとも撮影期間は3カ月以上で、局として相当な力を入れていました。
これまでも役者としての評価が高かった香川さんですが『半沢直樹』(TBS系)に出演以降、オファーが殺到しています。
4月スタートの連続ドラマ『MOZU』(TBS系)でも、大事な役で出演します」(テレビ局関係者)
(以上引用 週刊女性)
一方で、歌舞伎役者・市川中車としての活動もこなさなければなりません。
3月21日には、歌舞伎役者としての初巡業の記者発表会が行われました。
これは、巡業公演「松竹大歌舞伎」で、5月31日から6月27日まで新潟、富山などの「中央コース」、8月31日から9月26日まで九州や神戸などの「西コース」を回るものだそうです。
4月スタートの連ドラに出演しながら5月末から歌舞伎巡業に回るなんて、練習や準備などは大丈夫なのか、素人でも心配になってしまうスケジュールです。
案の定、歌舞伎界からはこんな苦言が…。
(以下引用)
「テレビドラマに出るのも結構だけど、もう少し芸を磨いたらと思いますよ。
現代劇と歌舞伎は発声からして違います。
市川中車として生きていく覚悟があるのなら、もう少し真剣に芸に向き合ってもいいのでは」(梨園関係者)
(以上引用 週刊女性)
今度の巡業公演は、市川猿之助さん(38)と演じる『一本刀土俵入』という演目で、これは涙を誘う人情もので主演の香川さんにすべてが掛かっていると言ってもいい舞台なのだそうです。
(以下引用)
「歌舞伎の場合、通し稽古というのは初日の3、4日前からです。
それまでは個々で練習するんですが、ドラマの撮影が立て込んでいては、そんな時間はとれるんですかね」(前出・梨園関係者)
(以上引用 週刊女性)
このあたりが、やっぱり伝統芸ならでは、という感じがしますね。
現代劇の舞台の場合だと、1か月前くらいから稽古に入ることが多いようです。
現代劇はたいてい新作ですから、ある程度準備期間が必要なのは当然のことです。
歌舞伎が3、4日前からの通し稽古で大丈夫なのは、演者全員でがっつり通し稽古しなくても、役者さんは一通りその演目は身に付いているから、普段からきっちり稽古を積んでいるからなのでしょう。
その時々の役者さんの顔ぶれとか、舞台の広さの違いなど、多少の調整ができれば問題なく本番に臨めてしまうんでしょうね。
ということは、これまでの積み重ねのない香川さんは、他の役者さん以上の稽古をそれまでに積んでおかなくてはならないことになりますが…本当に大丈夫なんでしょうか。
どうしてテレビの仕事、減らすというか、調整かけないんでしょうね。
昨年11月の記事ですが、日刊サイゾーにはこんな話が掲載されていました。
(以下引用)
「基本的には来た仕事は断らないようですが、ここのところはあまりにも仕事量が多すぎて、さすがに選別してるようですけどね」(テレビ局関係者)
(以上引用 日刊サイゾー)
つまり、香川さんはこれまできた仕事は断らずにやってきたため、それを継続しようとして仕事量に無理が生じている、ということでしょうか。
同記事には、香川さんのこんな涙ぐましい努力も書かれています。
(以下引用)
「今は分刻みのスケジュールで、ほとんど休みがない状態のようです。
ドラマや映画の撮影の合間に少しでも時間があると、歌舞伎の稽古をしてるそうです」(同)
(以上引用 日刊サイゾー)
歌舞伎に力を注ぎたくないわけではなくて、本当に時間がないんですね。
俳優としての仕事はすっぱりやめて歌舞伎に専念、というわけにもいかないのでしょうか。
芸能界でのしがらみも存在するでしょうし、歌舞伎一本にしてしまって将来的にそちらで生活していけるのかも不透明ですし…。
遅くに歌舞伎デビューしただけに、いろいろな可能性を考慮に入れざるを得ないのかもしれませんね。
ただ、歌舞伎の世界は幼少時から稽古を重ねて力をつけていく伝統芸です。
後から飛び込んできたもの、特に香川さんのように40歳をすぎてから、なんて異例な入り方をした者にはやはり風当たりが強くなってしまいます。
演劇評論家さんによると、素質がないわけではない、という評価のようです。
(以下引用)
「香川さんの舞台は何度か見せてもらいましたが、現時点でほかの役者さんと比べるのはさすがに酷でしょう。
でも、彼は演技のスキルが高いので、歌舞伎役者のマネをする演技は非常にうまいです。
伝統芸はまず模倣から始まり、それを自分の芸としてどう取り入れるかということ。
素質は、さすが猿翁の息子と思いますよ」(演劇評論家)
(以上引用 週刊女性)
“歌舞伎役者のマネをする演技”、と取られてしまっているわけですね、現状では。
そこから本物の“歌舞伎役者”として見てもらうまでには、まだまだ精進が必要のようです。
それには時間が絶対に必要なはずなんですが…香川さんも、ジレンマでしょうね。
11年に歌舞伎界入りを発表した際、香川さんは会見でこんな話をしていました。
(以下引用)
ただ、本当にご迷惑をかけることになると思います。
全歌舞伎役者さん達に対して本当に僕を助けて下さい。
ご迷惑をかけます。ダメなら足を洗います。
本当に頑張るしかないんです。
この船に乗らなくてはいけないという思いでさせていただきます。
(以上引用 NHK「かぶん」ブログ)
今、梨園からは、“あの言葉はウソなのか!?”という声が漏れてきているとか。
(以下引用)
「香川さんと息子の團子くんには、高校時代の同級生が中心になって後援会を作っているのですが、その活動も活発とは言い難い。
歌舞伎役者は、ご贔屓筋との付き合いも仕事のうちなのですが、なかなかうまくいってないようですよ」(松竹関係者)
(以上引用 週刊女性)
お子さんのこともありますからね…香川さん、もう一度歌舞伎と俳優業との兼ね合いというか、自身の力の入れ方を考え直された方がいいのではないでしょうか。
お父さんの猿翁さんのご病気のこともありますし、澤瀉屋内部にも問題を抱えているとの報道もありました。
→ 香川照之、孤立無援の大ピンチ!父・猿翁入院で弟子や後援会から不満噴出!
おそらく、香川さんとしては自分が歌舞伎役者として成り立つことではなく、團子くんが歌舞伎界で確固たる地位を築けることが目標なんだろうと思いますが、ご自身がある程度歌舞伎役者として成り立たないと難しいですよね。
とりあえず、今度の巡業公演が無事成功することを祈りましょう。
※え…?
【衝撃】俳優・香川照之さん(48)の女子小学生コスプレをご覧ください
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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いいよみですね
そうかもしれない
彼は父親に拒否されて育ってきた
でもあの世界にいってやろうという野心もあったきがする
息子を立派にするには、自分が手本にならないと
才能がある人だから、頑張って欲しい