海面の網に干した養殖のりが一夜にして根元から刈られたように消えてしまう「奇病」の原因が、

カモのしわざだったことがついに判明したと報じられています。

画像:【有明のり】
有明のり
http://www.kizuna-saga.jp/blog/2013/09/post_781.php

のりは養殖され、1週間かけて育ちますが、のりの養殖で有名な吸収北西部の有明海では1960年代から

現在まで、この原因不明の奇病「バリカン症」に養殖業者が悩まされてきました。

画像:【のりの養殖】
のりの養殖
http://guangdongkelon.blog114.fc2.com/blog-entry-2.html

福岡県は18年前から原因追求を続け、河口付近に集中していることから真水に関係があるのではと推測。

最近になり、ついにその原因を突き止めました。

「カモ」でした。

画像:【養殖場に集まるカモたち】
養殖場に集まるカモたち

画像:【のりを食べるカモ】
のりを食べるカモ

原因追求にこれほどの年数がかかってしまった理由は、カモは警戒心が強く、人目を忍んで行動する

性質を持つためと説明しています。

福岡県では対策として、最初は爆竹を鳴らすことでカモを驚かせて立ち去らせていましたが、すぐに慣れて

しまい、今後は定期的な狩猟を検討しているとしています。

動画:【のりの奇病「バリカン症」の原因、カモだった】

今回の件に【ネットの声】は・・

  • な、なんだってー!
  • 50年以上も気づかなかったのかよ・・
  • 羽毛落ちてたりして気づかないもんなの?
  • 全部食っちゃうってカモにとってもよっぽどうまいんだろうな
  • カモって忍者みたいなのか?
  • 養殖業者はずっとカモにされてたわけだな
  • 一部では下水道の処理が原因ではないかと思われてたらしい
  • 18年間税金が・・
  • まぁ、奇病じゃなくてよかった
  • カモとのりは合いそうだ

などがあるようです。

人間にとっては迷惑ですが、カモの貴重な食事場が消えてしまいますね・・