スコティッシュ・プレミア第31節、セルティックがペーティック・シスルと対戦し5-1と大勝。2位アバディーンとの勝ち点差を逆転不可能な 26 にまで広げ最小限の手間でリーグ優勝を達成した。
優勝回数は通算にして45度目、この優勝で3連覇を達成した事になる。
ステファン·ヨハンセン(中央)とアンソニー·ストークスがファンと喜ぶ
アダム·マシューズ、リアム·ヘンダーソン、ヴァージル·ヴァン·ダイク、エミリオ・イザグリー、エフェ・アンブローズ、チャーリー・マルグルー
優勝の記念Tシャツを着る様子
ライン上で喜ぶニール・レノン監督。指揮をとってから4シーズン目。
レノン監督は次のように述べます「今夜の我々は素晴らしかった。後半は優勝を決めるに相応しい最高の出来だったね。2000-2001シーズン以降、我々が9度優勝している。我々の支配が続いていることを意味するよ。成長が実感できたはずだ。」
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dailyこの独走の裏にはセルティックの唯一のライバルであったレンジャーズFCの破産にある。
レンジャーズは2012年2月14日に会社更生法の申請を行い破産、リーグ規定により勝ち点10を剥奪された。同年7月にはリーグ所属クラブによる投票によって4部に相当するスコティッシュ・フットボールリーグ3部への所属が決定する。
レンジャーズFCとセルティックFCはスコットランドのサッカーを支配し続けており、1890年からこの2チームで97のタイトルを分けあっていた。
ダービーでは異常な盛り上がりを見せることでも知られており、セルティックのアイルランド系スコットランド人はカトリック教徒が多く、レンジャーズの北アイルランド系はプロテスタントが多い。
また、イギリス統一主義を支持しているレンジャーズサポーターはダービーでユニオンジャック旗を掲げ、それに反対するセルティックサポーターはアイルランド国旗を掲げるという姿が多く見られる。
宗教的で、民族的な代理戦争のような側面があった。
今のスコティッシュプレミアは穏やかでとても平和的である。