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れんげ「入れ替ったのん」


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内田「ねー、夏奈ちゃん」夏奈「んー?」
まゆり「ダル君の恵方巻きおいしいね~」
え?まじで?23万クソワロタwwww
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 15:53:31.02 ID:R6USK8tS0




蛍「えへへーん今日も小鞠先輩と学校楽しいな」



れんげ「にゃんぱす」



蛍「今日は先輩達どうしたの?」



れんげ「こまちゃん、なっつんが起きないから先に行ってだって」



蛍「小鞠が夏海先輩を起こしにいくって珍しいですね」



れんげ「大人な気分とか言ってました」



蛍「…」








2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 15:54:17.51 ID:R6USK8tS0




れんげ「バス来たのん」



蛍「でも先輩達まだ来ないよ」



れんげ「間に合わなかったのん。仕方ないのん」



結局、先輩達がこないままバスが出発しました



れんげ「空なんか光ってるのん」



蛍「本当だ、こっちくるね」



その瞬間、バスに大きな衝撃が走った



れんげ、蛍「きゃ」



ニュース

本日、朝7時頃、隕石がバスに突っ込んで

バスが横転しバス運転手を含む4人が重軽傷となりました

幸い死者は出ておりません








3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 15:54:52.62 ID:R6USK8tS0




-病院-

蛍「ううーここはどこ」



夏海「起きた起きたよ」



蛍「(夏海先輩?)」



小鞠「バスに隕石が当たったと聞いて心配したんだから」



蛍「(あれ声が出ない)」



小鞠「れんげもほたるんもかすり傷程度の怪我でよかったよ」



夏海「れんちょんに聞いたけど、隕石が当たった時、凄いスピードで

   れんちょん、ほたるん、バスの運転手さんを助けてたんだってね。

   見直したよ兄貴」








4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 15:55:35.76 ID:R6USK8tS0




蛍「!?!?」



小鞠「どうしたのお兄ちゃん」



蛍「(胸が無い小鞠先輩みたいに)」



夏海「傷とか気になるもんね。一人だけ大怪我だし、ほら鏡」



蛍「(えっ小鞠先輩のお兄さん)」



夏海「名誉の負傷ってやつ」








6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 15:56:22.76 ID:R6USK8tS0




れんげ「なっつん、こまちゃん、にゃんぱす」



夏海「ほたるんどうだった」



れんげ「やっぱり入院のん」



蛍「(え!!)」



夏海「聞いてよ兄貴、ほたるん、

怪我の検査の時に盲腸見つかったらしくて入院だってさ」



れんげ「一週間ぐらい入院するん、ほたるんのお母さん大慌て」



夏海「一週間!?、そんなに」








7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 15:57:05.87 ID:R6USK8tS0




蛍「(どうしよう、声も出ないし、

もしかしたら私の肉体の中にはお兄さんが、

  そうだ、筆談で)」



小鞠先輩が私の手を握った



蛍「(え!!)」



小鞠「お兄ちゃん、心配したんだから、心配したんだから」



ポロポロ



蛍「(小鞠先輩が手を握って泣いてる。かわいい)」



夏海「ははは、姉ちゃんの隠れブラコンが」



小鞠「うるさい、夏海」



蛍「(可愛いな、小鞠先輩抱きしめたい)」








8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 15:57:37.87 ID:R6USK8tS0




その時、小鞠先輩が私を抱きしめた



蛍「(え!!)」



夏海「え!!」



れんげ「こまちゃんが、兄にいに抱きついた」



小鞠「本当に心配したんだよ」



蛍「(幸せ…)」



ジリ

夏海「…」








10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 15:58:17.33 ID:R6USK8tS0




蛍「(もしかして、男の子の体があれば

  あんなことやこんなこと先輩とキャー)」



夏海「…」



蛍「(少し体借りますお兄さん)」



小鞠「じゃあ、ほたるんのお見舞い行くか。れんげ、夏海」



蛍「(私もいかなきゃ)」



小鞠「ちょっとお兄ちゃん動いては、えっ大丈夫」



夏海「大丈夫だって、兄貴、車いす借りてきた」








11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 15:58:50.29 ID:R6USK8tS0




-蛍の病室-

小鞠「ほたるん、お見舞いにきたよ」



病室に入ると私の姿をしたお兄さんがいた。



卓(姿は蛍)「…」



夏海「一週間入院だって」



卓「…」



私はお兄さんに合図を送った



蛍「(お兄さんこんにちわ)」



ウンウン

卓「…」








12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 15:59:21.27 ID:R6USK8tS0




-30分後-

小鞠「じゃあそろそろ帰るね」



蛍「(伝えなきゃ)」



ザッ(お兄さん)ザッ(体)ザッ(一週間ほど)ザッ(借りますね)



ウンウン

卓「…」



小鞠「なにやってるのお兄ちゃん」








13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 15:59:53.91 ID:R6USK8tS0




-3日後-

チョロチョロ

蛍「(男の子の体、いまだになれないな)」



チョロチョロ

蛍「(お兄さんの部屋にマニュアル本みたいなのがあってよかった。

   男性向けばかりだったけど女性向けの情報もあって助かった)」



夏海「兄貴、かず姉きてるよ、早くいかないと」



スリスリ

夏海「ネクタイが曲がってるよ」



蛍「(夏海先輩ってこんなにお兄さんとスキンシップ取ってたんだ)」



小鞠「夏海、お兄ちゃん早く早く」



蛍「(やっぱりいいなー小鞠先輩)」








14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:00:24.65 ID:R6USK8tS0




夏海「兄貴、こまちゃんばかり見て」



ジリ

夏海「(事故から、兄貴と姉ちゃんやたらと仲いいな。

   うらやましい、うらやましい」



一穂「おはよう兄ちゃん」



れんげ「にゃんぱす」



一穂「乗って乗って」



破損したバスの修理に一週間ぐらいかかるらしく

その間、一穂先生に送り向かいをして頂いてます



夏海「車って楽だねえ時間とか待たなくていいし、

   バス乗るのって、どうせうちらだけだし車の方がいいね、

   かず姉の車って10人乗りで広いし」



一穂「その辺は村の事情とか公務員の事情とかあってね」








16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:00:55.86 ID:R6USK8tS0




-お昼休み-

蛍「(暇だなー、そういえばお兄さんも、

   小鞠先輩達を見てるだけだったっけ)」



夏海「ほらほら姉ちゃん捕まえるよ~」



ドスン

小鞠「いたた」



夏海「姉ちゃんが転んだ。姉ちゃんの負け」



小鞠先輩が転んだ瞬間、小鞠先輩の股があらわになり

純白の下着が見えた



蛍「…」



下半身に今まで感じた事がない熱さを感じた



蛍「(なにこれムクムクって、

  今小鞠が転んだ時に先輩の下着が見えただけで、

  もしかしてマニュアルに書いてあった勃起って現象、

  これになると男の子はOKって書いてあったな)」








18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:01:38.06 ID:R6USK8tS0




小鞠「痛いよ夏海」



蛍「(私の初勃起先輩で)」



ジー

れんげ「…」





蛍「…」



れんげ「にゃんぱす」



夏海「れんちょん何見てんの、今度はれんちょんだよ」








20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:02:09.16 ID:R6USK8tS0




-二時間後-

一穂「月曜日は休み。火曜日は創立記念日でうちらだけ休み

   合わせて4連休、宿題いっぱい出すよ」



夏海「えー」



私は、なんども昼休みの光景を思い出していた



蛍「(私、先輩で、はあーはあー)」



小鞠「何やってんの、お兄ちゃん」



蛍「(私、先輩がこっち見てる、はあーはあー)」



夏海「じゃあ帰りますか」



一穂「待っててね車出すから」








21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:02:45.62 ID:R6USK8tS0




-15分後-

蛍「(両隣に、小鞠先輩と夏海先輩)」



スリスリ

蛍「(夏海先輩またスリスリしてくる)」



小鞠「お兄ちゃんどうしたの」



蛍「(上目遣いが…)」



ムクムク



蛍「(そんな目で見られると…)」



一穂「ついたよー」



夏海&小鞠「かず姉ありがとう」



蛍「(危なかった)」








22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:03:20.17 ID:R6USK8tS0




-土曜日 卓の部屋-

蛍「(どうしよう、結局、何もやってないな)」



蛍「(小鞠先輩にアプローチかけるにしても

どうやればいいのかわからないしね)」



ハア



蛍「(今日も夏海先輩と遊びにいっちゃうし)」



ハア



このみ「おっはようメガネ君」



蛍「(このみさん、びっくりした)」



このみ「聞いたよ、大活躍だったんだってね。お姉さんうれしいよ」



ウンウン

蛍「…」








23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:03:53.01 ID:R6USK8tS0




このみ「メガネ君の後ろの、お人形さん達もこんにちわ」



このみさんが私の後ろのお人形さんに挨拶をしてる



蛍「(本当に明るいなこの人)」



チュッぺロペロ

耳元に暑くくすぐったい感じがした

そこに目を向けたら、このみさんがハムハムと

私の耳を甘く噛んでいる



蛍「(えっ何!?、このみさん、…耳を)」



このみ「メガネ君の耳なめちゃった」



蛍「(えっ何を言ってるのこの人)」








24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:04:28.83 ID:R6USK8tS0




このみ「ここに座るね」



このみさんが床に座るとスカートから

下着が見えていた



蛍「(しっ下着見えてますよ)」



このみ「今日はおばさんとか小鞠ちゃん達いないし

    私とメガネ君だけだよ」



このみさんは、イスに座った私に近づいてきた

丁度、上から胸元を上から見える角度だった



蛍「(そんなに屈んだら胸元見えちゃうよ)」








25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:04:59.75 ID:R6USK8tS0




このみ「なんてね、何時もいない時を見計らってきちゃってるんだしね」 



蛍「(何時もって…)」



このみ「ねえ、メガネ君、今日はどうする、

私としては今日こそって感じだけど」



蛍「(このみさんなんか怖い)」



このみさんの息づかいが荒くなってきた



このみ 「ハアハア、いいよね」



「…」








26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:05:34.50 ID:R6USK8tS0




夏海「ただいま、あれっこのみちゃんの靴、このみちゃん来てるんだ」



このみさんは、

チッと舌打ちを行い、何事も無く夏海先輩のところにいった



このみ「なっちゃん、おかえり~遊びにきたよ~」



蛍「(切り替え早っ)」



夏海「あれ兄貴どっか行くの」



ウン

蛍「…」



-20分後-

蛍「怖かった、なにあれ、このみさん、見てはいけないものをみちゃった」



「…」



蛍「考えてたら駄菓子屋さんまで来ちゃった、飴でも買おうか」








28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:06:07.92 ID:R6USK8tS0




-駄菓子屋-

楓「いらっしゃい、卓」



ウン

蛍「…」



楓「…」



蛍「…(無言の静寂)」



楓「…」



スー

蛍「…」



楓「200円ね」



スー

蛍「…(とりあえず小鞠先輩を探して一緒に食べよう)」








29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:06:38.88 ID:R6USK8tS0




帰ろうとした瞬間、駄菓子屋さんが

私の、そでを握った



楓「卓…もう私はお前に甘えてはいけないのか」



蛍「(いきなり、なに言ってるの?)」



楓「寂しいんだよ、あの日みたいにお前に甘えたいんだよ」



蛍「(顔が赤い、普段では想像できない顔)



楓「お前もいろいろと決着しなければならないこともわかる。

  せめて二人のときは」



蛍「(どうしよう、どうしよう)」








31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:07:12.44 ID:R6USK8tS0




一穂「楓、こんにちわ、兄ちゃんもいたんだ」



楓「ああ先輩」



一穂「ちょっと頼みたい事あってね」



私は、この場から急いで離れることにした

蛍「(じゃあ私はこれで)」



一穂「兄ちゃん、ちょっと待ってや、車で来てるから送ってくわ」



楓「…」



一穂「じゃあ楓ちゃんこれで」








32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:07:43.70 ID:R6USK8tS0




-一穂の車-



一穂「兄ちゃん、ちょっと遠回りしようか」



蛍「(もしかして、まさか)」



一穂「前に言ったじゃん、土日のうちは兄ちゃんの先生じゃないって

   あれ、月曜休みの場合はどうするんだ、まあいいか」



蛍「(お兄さんなにやってんの)」



一穂「あの山辺りにドライブに行こうか」



蛍「(あああああ)」








35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:08:50.18 ID:R6USK8tS0




一穂「あれ、れんちょん」



れんちゃんと小鞠先輩が見えた



車を発見したれんちゃんが、

手を挙げながら車に近づいてきた



れんげ「姉ねえどこ行くの」



一穂「どこにもいかないよ~、兄ちゃんを送ってくだけだよ」



れんげ「うち知ってるん、姉ねえが嘘ついてるときって目つきが違うって」



一穂「…小鞠ちゃんも送ってくよ」



小鞠「ありがとう」








38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:09:34.61 ID:R6USK8tS0




-1時間後-

蛍「(今日は怖かった。みんな普段では見せないような態度を)」



ハア



蛍「(お兄さんって、見えない所でいろいろやってるのかな)」



お兄さんもいろいろやってるんだなと感心しながら

自分の不甲斐なさを実感した



蛍「(私もがんばらないと)」








39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:10:11.77 ID:R6USK8tS0




-夜-

夏海「いい風呂だった、牛乳牛乳」



蛍「…」



夏海「あ、兄貴、お風呂空いたよ」



ウン

蛍「…」



蛍「(お風呂で作戦でも考えるか)」



ガチャ、ギー

脱衣所を開けると、そこに裸の小鞠先輩がいた



蛍「!?」



小鞠「!?」



蛍「(裸の先輩!)」



小鞠「キャーお兄ちゃんのエッチ、エッチ」








40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:10:49.28 ID:R6USK8tS0




蛍「…」



小鞠「閉めてよ早く閉めてよ」



とりあえず閉めた



夏海「兄貴、ごめん、さっき、姉ちゃん漫画見てたじゃん」



小鞠「夏海が出るの待ってたんだもん」



夏海「姉ちゃん、今回はうちが悪かった、あとでお菓子あげるから許して」



小鞠「お菓子、わかった、ただし、お兄ちゃん記憶から消しといてよね」



蛍「…」



夏海「え、うっ!!」








41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:11:21.35 ID:R6USK8tS0




-15分後-

夏海はアシをバタバタさせながら

15分前の光景を思い出していた



バタバタ

夏海「あれって勃起ってやつだよね」



バタバタ

夏海「見間違いだよねそうだよね」



バタバタ

夏海「兄貴、姉ちゃんの裸見て」



バタバタ

夏海「もしかして兄貴、姉ちゃんを女性として…」








42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:11:51.25 ID:R6USK8tS0




小鞠「夏海~入るよ」



夏海「ああ姉ちゃんか」



小鞠「何、足バタバタさせてんの、早くお菓子、お菓子」





夏海「お風呂からあがったんだ、そこのテーブルに置いといたよ」



小鞠「お菓子、お菓子」



夏海「(姉ちゃん、相変わらず子供だな)

うちちょっと、兄貴のとこ行ってくる」








44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:12:25.20 ID:R6USK8tS0




-同時刻-

私はいっこうに直らない下半身のモノを見ていた



蛍「(もとに戻らないよどうしよう)」



蛍「(沈めようとしても、小鞠先輩の裸が)」



夏海「兄貴、姉ちゃんお風呂から出たよ」



夏海先輩が部屋に入ってきた



蛍「…」



夏海「ごめん、さっき、本当にごめん」








46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:12:57.56 ID:R6USK8tS0




夏海先輩が私の服をつかんで引っ張った



蛍「…」



夏海「兄貴って、私たちの兄貴だよね」



蛍「(もしかして気づかれた!?)」



夏海「ごめん、変な事言っちゃって、じゃあお休み」



蛍「(よかった、お風呂入るか)」








47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:13:32.92 ID:R6USK8tS0




-お風呂-

蛍「(おっきいなこれ、イタチみたい)」



ピンピン

蛍「(最初に見たときは驚いたけど、まさかここまで大きくなるとは…)」



ピンピン

蛍「(触ってみるか)」



触ってみると、普段感じた事が無い

気持ちがいい感じがした



蛍「(気持ちいい、後、なんだかセンチメンタル)」



「…」








49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:14:06.59 ID:R6USK8tS0




私は、気がついたら

マニュアルにあったやりかたで自慰行為を行っていた



蛍「(先輩の裸が、記憶に焼き付いた裸が)」



シコシコ

蛍「(先輩、先輩、先輩)」



シコシコ

蛍「(うっ…)」



びゅっと液体が放物線を描いて飛んでいった



蛍「(気持ちよかった)」








50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:14:36.60 ID:R6USK8tS0




-同時刻脱衣所-

ペチャペチャ

夏海「…(兄貴なんでそんなこと)」



ペチャペチャ

夏海「(止めてよねお姉ちゃんで)」



ペチャペチャ

夏海「(兄貴のそんな所見ちゃうとうち壊れちゃうよ)」



ペチャペチャ

夏海「(切なくなっちゃうよ)」








51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:15:34.31 ID:R6USK8tS0




-お風呂-

蛍「(!?変な音が脱衣所から)」



ガラガラ

蛍「…」



脱衣所を見渡したが誰もいなかった



蛍「(誰もいないか。よかった誰にも見られなくて)」



蛍「(あれってマニュアルに書いてあった自慰だよね、

本当に気持ちよかった)」



それからは、すっきりとした頭で、明日の予定を考えた








53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:16:17.65 ID:R6USK8tS0




-日曜日朝-

朝食を済まし、夏海先輩と小鞠ちゃんも外に出かけ

おばさんも出かけていった



蛍「(結局、予定も立てれなかったな昨日は)」



その時、窓からこのみさんが家に向かっているところが見えた



蛍「(面倒な事が起きないように、とりあえず隠れなきゃ)」



このみ「おっはよーメガネ君」



「…」



このみ「あれ、いないんだ。おかしいな。

    朝五時か見てたんだけどな。

    メガネ君時々人離れした事するし、

    ちょっと監視方法強化しないと。

    今日はしょうがないか」








57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:17:09.27 ID:R6USK8tS0




このみさんは、部屋の匂いをクンクンと嗅みだした



このみ「やっぱり、この部屋、蛍ちゃんの匂いがする」



ハテという顔をしながらブツブツと



このみ「蛍ちゃん、入院中だし、

    昨日部屋見たときは蛍ちゃんの持ち物なかったしどうしてだろ」



このみさんは小さい瓶を取り出した



このみ「この部屋で他の女の匂いがするのって

    ちょっと苦痛なんだよね~」



このみさんは小さい瓶を開け、

部屋中に振りかけるよう動かした



このみ「これでいいか」



蛍「(????)」








58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:17:45.48 ID:R6USK8tS0




このみ「蛍ちゃんには悪気無いと思うけど、

    男の子に取って魅力的な体だしな

そういうことされても、しかたないよね」

  

蛍「(私の体で何を?)」  



このみ「それに、蛍ちゃんの好きな人って小鞠ちゃんだしね」



蛍「(なんでこの人知ってるの!?)」



このみ「女の子が女の子を好きになるって私は別にかまわないし

    それに小鞠ちゃんとくっついてくれた方が都合がいいし

もしメガネ君の事好きになるんだったら排除しないとね~」



蛍「(怖いこの人怖い)」



このみ「いまの所、敵になりそうなのは、なっちゃんだけね。

    昔からメガネ君の事好きなのはわかってるけど   

    兄妹だしね。そろそろ、なっちゃんに倫理というものを教えないと」








59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:18:14.93 ID:R6USK8tS0




蛍「(夏海先輩がお兄さんを)」



玄関の方でガラガラと音がした



小鞠「あれ、このみちゃん、きてるの?」



このみ「はーい、おっはよー」



蛍「(気づかれないよう裏から逃げよう)」








60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:18:57.15 ID:R6USK8tS0




-30分後神社-

神社で座っている夏海先輩が見えた



蛍「(あれって夏海先輩)」



夏海「…」



蛍「…」



夏海「あっ兄貴、ここ来るの珍しいね」



蛍「(お兄さんあまりここにはこないんだ)」



夏海「うちって、兄貴のなんなのかな」








62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:19:28.35 ID:R6USK8tS0




蛍「(夏海先輩はお兄さんの…妹かな)」



夏海「やっぱり妹」



私は頷いてみせた

蛍「(…)」



夏海「そうだね。うち行くわ」








64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:20:04.70 ID:R6USK8tS0




-越谷家-

家に帰ると小鞠先輩がいた



蛍「(あっ小鞠先輩)」



小鞠「あれっお兄ちゃん」



蛍「…(何やってるのかな)」



小鞠「大人の女として、似合いそうな服見てるの。いろんな服あるね」



蛍「(ファッション誌読んでるのか)」



小鞠「お兄ちゃん私に似合うのってどんな服かな」



蛍「(私としては、これ着てほしいけど、先輩の性格からこれかな)」



ファッション誌の写真を指差した



小鞠「そうだよね。これ私に似合うよね」








66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:20:38.94 ID:R6USK8tS0




サシ

蛍「(これもいいな)」



小鞠「お兄ちゃん、わかってるね。

   もしかして密かに私の趣味な服とか知ってたり」



サシ

蛍「(えへへこれもいいな)」



私の指と小鞠の指が重なった



小鞠「きゃ、そうだよね、えへへごめん」



蛍「(この服に、このアクセサリー付ければ似合いそう。

   どうやって教えよう、そうだ)」



小鞠先輩の手をつかんだ



小鞠「お兄ちゃん、どうしたの私の手を取って」



蛍「(この服に、このアクセサリー)」



小鞠先輩の指を使って思いを伝えた








69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:21:29.60 ID:R6USK8tS0




小鞠「いいねこれ、はっ」



小鞠先輩の顔がだんだんと赤くなるのがわかった



蛍「(なんかいいな)」



小鞠「ははは、何でも無いよ何でも」



蛍「(やっぱり先輩可愛いな)」



(…)



夏海「兄貴、楽しそうだな。二人で手を握っちゃって、

   さっきのうちへの態度と全然違う」








70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:22:01.19 ID:R6USK8tS0




-夜-

夏海「兄貴、風呂空いたよ、姉ちゃんも入った後だから」



蛍「(お風呂入るか)」



-風呂-

蛍「(ふうー)」



脱衣所の方から物音が聞こえた



夏海「夏海ちゃんの登場ですよ。お背中お流ししますよ」



蛍「(えっ夏海先輩裸!?)」








72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:22:33.09 ID:R6USK8tS0




夏海「ほらほら背中」



蛍「(夏海先輩ってお兄さんとお風呂入る仲なんだ。

  タオルとか巻いてないし全裸だし馴れてるんだろうな。)」



夏海「もしかして照れてる」



蛍「(バレないように、ここは堂々と)」



夏海「(兄貴、堂々としてるな。うちもしかして女としてみられてない)」








74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:23:21.14 ID:R6USK8tS0




ゴシゴシ

蛍「(東京にいた時に友達とスーパー銭湯に行った事を思い出す)」



夏海「(平然としてる兄貴、もうちょっと仕掛けないと)」



蛍「(あのときは友達と洗いっこしたんだよね。あの頃はよかったな)」



夏海「(兄貴、うちの裸なんてどうでもいいわけ)」



蛍「(みんな、なぜか、急に私を誘わなくなったな悲しかったな)」



夏海「(ほらほら裸見て)」



私は、東京の時の悲しい思い出を思い出して

ため息をはいた



夏海「(ため息!?)」」



蛍「(なんで誘ってくれなくなったんだろ)」








76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:24:15.93 ID:R6USK8tS0




その瞬間、背中に痛みを感じた

夏海先輩の爪が当たって痛い



蛍「(痛い、っ夏海先輩の爪が食い込んでる)」



夏海「なんでうちの裸では勃ってないんだよ」



蛍「…(え今夏海先輩なんて)」



夏海「ほらっうちの裸見て勃起してよ」



蛍「…(夏海先輩、そんな卑猥な事)」



夏海「昨日、姉ちゃんの裸で勃起したくせに」



蛍「…(昨日の事見られた!?)」








77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:24:50.03 ID:R6USK8tS0




夏海「それだけじゃないよ。お風呂でエッチなこともしてたじゃん」



蛍「…(あれをみられた!?)」



夏海「姉ちゃんを思ってでしょ。なんで姉ちゃんばかり」



蛍「(どうしよう、どうしよう)」



夏海「お姉ちゃんと同じように女としてみてよ」



蛍「(女としてって女同士じゃん)」



あまりのことで、自分の肉体が男性であると言う事を

忘れていた



夏海「兄貴の馬鹿」



夏海先輩は、そそくさと去っていった



蛍「(夏海先輩を傷つけてしまった)」








78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:25:23.96 ID:R6USK8tS0




-15分後卓の部屋-

蛍「(どうしよう、お兄さんに借りた体で)」



「…」



蛍「(借りた体?もうすぐ返さないといけない)」



「…」



蛍「(小鞠先輩に対して何もしてない、あの可愛い先輩に対して)」



お兄さんの体と入れ替って流されるばかりで

結局、なにもしていないことに気がついた

もうすぐ、返さないといけないのに








80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:25:58.14 ID:R6USK8tS0




-月曜日 越谷家-

夏海先輩は朝からどこかに出かけたし

先輩のお母さんは夜まで帰らないと言っていた



蛍「(今日は、先輩と二人きり)



とにかくアプローチをかけるために

小鞠先輩の部屋に向かった








82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:26:36.93 ID:R6USK8tS0




-小鞠の部屋-

トントン

小鞠「誰、ああお兄ちゃんか珍しいね私の部屋に」



それから、私と小鞠先輩は

昨日のようにファッション誌を見たり

漫画の話題を楽しんだ

そして、話題が昔話に移った



小鞠「たしか10年前だっけ、

   お兄ちゃんがメガネかけ始めたのって」



蛍「(そうなんだ)」



小鞠「たしかアルバムに、メガネをかけてないお兄ちゃんが映ってた。

   アルバムってどこ置いたんだろ。

   思い出した、あそこの棚だ」



小鞠先輩が指差した棚は結構高かった。

ちょっと小鞠先輩では無理かな。

私は取ろうと立ち上がった。








83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:27:19.45 ID:R6USK8tS0




小鞠「お兄ちゃん、私ではとれないと思ってるよね。

   お兄ちゃんはとらなくてもいいから」



蛍「(…)」



小鞠先輩は、棚に向かって背伸びをした



小鞠「うーうー」



小鞠先輩がいくら背伸びしようと届かない、

ジャンプした瞬間、小鞠先輩が体制を崩した



蛍「(危ない)」



気がついたら、小鞠先輩の上にまたがるように乗り

片腕が先輩の手を握り

もう片腕は先輩の胸に手を当てていた



小鞠「痛ーい、ちょっとお兄ちゃんどいて」



苦しみ悶えている小鞠先輩を見て

不覚にも勃起してしまった








84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:27:56.12 ID:R6USK8tS0




小鞠「お兄ちゃん、その膨らみ、何」



小鞠先輩に見られてしまった。

そして、とっさに手で小鞠の口を手で塞いでしまった



小鞠「~~~」



小鞠先輩は足をバタバタさせていた。



蛍「(この状況、どうしたらいいのかな)」



痛みがはしった、思いっきり先輩の足が腹に食い込んだ

その瞬間、小鞠先輩は自由を得た



小鞠「お兄ちゃん、なんかおかしいよ」



私は立ち上がると

部屋から逃げていく小鞠先輩

私は必死に追いかけた








86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:28:32.02 ID:R6USK8tS0




-神社-

夏海「…」



れんげ「なっつんどうしのん」



夏海「ちょっとれんちょんには言えない事悩んでて」



れんげ「どうして言えないのん。なっつんうち信用にならないのん」



夏海「そういう意味じゃ、歳というか、健全な育成と申しますが」



れんげ「意味わからんのん、でもなっつん元気出すのん」



夏海「そうだね。もうちょっとがんばるか」








87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:29:12.88 ID:R6USK8tS0




れんげ「なっつん、がんばれ」



ポロポロ

夏海「ハハハ、そうだね」



れんげ「(なっつん泣いてるのん)」



夏海「気分転換に帰ってゲームでもしようか」








88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:30:16.32 ID:R6USK8tS0




-玄関-

そこら中、追いかけ回りやっと玄関で小鞠先輩を捕まえた

先輩を追いかける行為がなぜか快感に覚え

今まで経験に無いぐらい興奮をしていた



蛍「(やっと捕まえた)」



小鞠「痛いお兄ちゃん」



とりあえず、さっきのように、

先輩を押さえつけて、口を塞いだ



小鞠先輩は最初のうちは、足をバタバタさせていたが

だんだんと弱くなり動かなくなった。

死んじゃうといけないと感じ口を自由にした

先輩が泣いていた。



蛍「(先輩可愛い)」








90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:31:33.14 ID:R6USK8tS0




小鞠「なんでお兄ちゃん、こんな怖い事するの」



蛍「(あーあー先輩可愛いな)」



小鞠「最近のお兄ちゃん、私に対してやさしくてうれしかったのに」



蛍「…」



小鞠「私だってお兄ちゃんの事、

   でも夏海の気持ち知ってたんだよ、

   あまり関わらないようにしてたんだよ」



蛍「(もしかして先輩、お兄さんの事)」



小鞠「私だってお兄ちゃんに甘えたんだから」



蛍「(もしかして、今の私は、

女の子なのに女の子を好きになっただけじゃなく

小鞠先輩が好きな、お兄さんの肉体を奪って

小鞠先輩をレイプする最低の女の子じゃないの。

   だけど、それがいい)」








91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:32:13.95 ID:R6USK8tS0




私は、小鞠先輩の唇を奪った。

キスした後、小鞠先輩が赤い顔をしながら



小鞠「越えちゃうの、そうなら、やさしいお兄ちゃんに戻って」



私は、やさしく小鞠先輩を脱がし始めた。








94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:32:48.61 ID:R6USK8tS0




-越谷家前-

このみ「あれ、なっちゃんお帰り」



夏海「このみちゃん、こんにちわ」



れんげ「にゃんぱす」



このみ「どうしたのなっちゃんその顔、

    もしかして~メガネ君と何かあった」



夏海「何も無いよ。本当に」



このみ「図星みたいね、付き合い長いんだし

    私はなっちゃんの味方だから、何でも話して相談にのるよ」



夏海「このみちゃん、本当にありがとう。

   このみちゃんと隣同士で良かったよ」



れんげ「玄関の所うるさいのん」



このみ「あれ、本当だ」








95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:33:25.95 ID:R6USK8tS0




-玄関-

小鞠先輩の服を脱がして



蛍「(下着を脱がせたこのあとどするんだろ)」



小鞠「お兄ちゃん、私もお兄ちゃんの事好きだったんだから」



蛍「(これをここに)」



小鞠「私、大人になるのか」



ガラガラ



夏海「!?」



このみ「!?」



ジー

れんげ「…」



「…」



れんげ「玄関で、こまちゃんと兄にい何やってるん。

    新しい遊びなのん」








97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:34:11.50 ID:R6USK8tS0




このみ「…」



夏海「…」



グイ

れんげ「このみ姉、ちょっと痛いのん」



このみ「れんちゃん、今日は帰りましょう」



れんげ「なぜなのん、うちも遊びたいのん」



このみ「今日だけはそうして」



れんげ「なっつん、こまちゃん、兄にい、さようならなのん」



このみ「…メガネ君、また明日聞くから、場合に寄っては」



「…」








98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:34:54.64 ID:R6USK8tS0




小鞠「夏海、これはちょっとわけがあって」



夏海「兄貴と姉ちゃん何やってるの」



小鞠「夏海」



夏海「兄妹同士でこんなことおかしいよね」



小鞠「夏海」



夏海「正直、きもいわ~、夏海ちゃん、気持ち悪いと思うわ。

   うへー、きもい、きもい」



その瞬間、小鞠先輩の拳が夏海先輩の腹に食い込んでいた



小鞠「私だって、夏海の事思ってたのに」



小鞠先輩は、部屋の方に走っていった。

夏海先輩は虚ろな表情と笑み浮かべて

とぼとぼとどこかに行った。



その日は、小鞠先輩と夏海先輩は

私のところへ姿を見せる事は無かった

その後は、混乱していて何も覚えていない








99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:35:30.32 ID:R6USK8tS0




-火曜日-

蛍「(小鞠先輩も夏海先輩も結局昨日は部屋に閉じこもった切り、

このみさんも学校か

れんげちゃんは、多分意味がわからないだろう)」



蛍「(どうしよう。昨日の事、ちょうしにのってしまった)」



夏海「兄貴いる」



夏海先輩が部屋に入ってきた。

昨日、あんなことがあったというのに普通の顔だった



夏海「兄貴、うちのことどう思ってるの。

   うちは兄貴が姉ちゃんの事好きだって知ってるよ」



蛍「(…)」



夏海「もし、姉ちゃんがいなくなったら、うちのところ見てくれる」



蛍「(夏海先輩やっぱり重傷だ)」



夏海「姉ちゃん殺して兄貴をうちのものにするかな、あはは」








100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:36:01.80 ID:R6USK8tS0




夏海先輩は笑みを浮かべて部屋の外に行った。

とっさに、夏海先輩を追いかけた

台所に行くと意外な光景があった

小鞠先輩が包丁を握りしめていた

小鞠先輩と夏海先輩が対峙した



小鞠「私とお兄ちゃんのこと気持ち悪いって、

   おかしいよ、夏海」



夏海「そうだね、姉ちゃん、兄貴はうちに」



夏海先輩はとっさに小鞠の腕めがけて蹴りを入れた

瞬間、小鞠先輩の包丁が飛ばされて

私の横に刺さった



そのあと、夏海先輩と小鞠先輩が殴り合い

私は、見守るしかなかった








101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:36:37.29 ID:R6USK8tS0




蛍「(どこかに逃げよう、逃げたい)」



私は逃げ出した。



夏海「兄貴待って」



小鞠「お兄ちゃん、待ってよ」



私は一目散に逃げた

逃げる場所も決めてなかった








102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:37:09.13 ID:R6USK8tS0




-1時間後 山-

気がつくと山の中を歩いていた。

私は、座り込んで頭を抑えていままでのことを

後悔していた



蛍「(どうしよう、どうしよう、私のせいで)」



ガサガサとなにか近づいてきた



蛍「(誰かが近づいてくる、小鞠先輩、夏海先輩)」



ガサ



蛍「(近寄らないで)」



そこに、見覚えがある姿があった

自分(蛍)の姿が見えた



ガザ

蛍「(えっ、あれって私)」








103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:37:41.28 ID:R6USK8tS0




卓(蛍の中身)「ザッ(心配した)ザッ(大丈夫か)」



蛍「(お兄さんわたし、やっちゃいけない事しちゃったよ)」



卓「ザッ(目を閉じて)」



温かい感触が唇に



蛍「えっキス」



卓「…」



蛍「あれっお兄さん、じゃあ私は、戻ってる」



意外と簡単に体が戻った








105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:38:16.85 ID:R6USK8tS0




蛍「お兄さん、どうしよう、どうしよう、

  夏海ちゃんと小鞠ちゃんメチャクチャになったよ」



卓「ザッ(ゴタゴタが)ザッ(収まれば)ザッ(君は)ザッ(幸せか)」



蛍「幸せですよ。昔のような幸せな状態に戻ったら」



卓「ザッ(後は)ザッ(まかせて)ザッ(もらおう)」



蛍「えっ今からそんなことできるんですか」



卓「ザッ(3)ザッ(ルート)ザッ(同時)ザッ(TRUE)ザ(END)」

蛍「(えっ何、この切ない気持ち)」



私はお兄さんを見送るしか無かった

お兄さんの後ろ姿になんともいえない頼もしさを感じた








106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:38:47.12 ID:R6USK8tS0




-三日後-

れんげ「ほたるん、にゃんぱす」



小鞠「ほたるん、おはよう」



夏海「姉ちゃん、ちょっと待ってよ」



小鞠「バス来ちゃうじゃない」



夏海「兄貴もいつの間にかかいるしね」



卓「…」



蛍「(あれから三日後、何も変わらない日常が戻ってきました。

  小鞠先輩も夏海先輩も仲直りしました)」








107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/11(水) 16:39:21.76 ID:R6USK8tS0




お兄さんのところに目をやると

いつものようにお兄さんは本を読んでいた



卓「…」



蛍「(変わった事と言えば、私は、お兄さんの事がちょっと好きになりました。

  でも小鞠先輩よりは好きじゃないですよ)」



グイグイ

れんげ「ほたるん、攻略してたつもりが、攻略されてました」



ああよかった、のんのんな日常が戻ってきて



end





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